どうも、元トレーナーで、サプリ会社で働いていた@workouthackerです。
最近、筋トレ向けのサプリが爆発的に増えた一方で、どのサプリを選べばいいかわからないという問題も発生しています。
- 筋肥大をするには、どれとどれを飲めばいいの?
- 脂肪を落としたいなら、どれがいいの?
- 安全な成分を使ったサプリを飲みたい
など、サプリ選びに慣れていない人は困惑していると思います。
また、正直に言って元プロからすると、「なんでこんな成分量で、こんなに値段が高いんだ?」と首を傾げてしまうサプリも非常に多くあります。
そこで今回は、安全で、コスパの高いサプリをピックアップしました。プロテイン、アミノ酸サプリなど、カテゴリ別で紹介していますので、ぜひすべてチェックしてみてください。
あなたに合うサプリがきっと見つかると思います。
マックス
私について:トレーニングは週4〜5日
はじめに言っておくと、私はいわゆる「ゴリゴリ」のトレーニング野郎です。
- ジム歴:約6年以上
- 頻度:週4〜5日
- 各トレーニング:60〜90分
- 現在のジム:エニタイムフィットネス
中学の頃から、自重や部室のトレーニング器材で鍛え始めました。トレーニング歴自体で言うと15年以上にはなりますが、盛りすぎ感がハンパないので「ジム歴」にしておきます。
ジムで本格的なトレーニングを開始したのは2010年頃。海外留学中にボディビルをしている友人に誘われたのがきっかけです。この頃からトレーニングにハマり、友人に海外サプリの情報も教えてもらっていた。
帰国後は5年ほどゴールドジムに通っていたが、引っ越しのため、今は家の近くにあるエニタイムフィットネスでトレーニングをしています。
さて、これ以上私の話をしても仕方ないので、さっそくオススメのサプリを見ていきましょう!
【WPIプロテイン】
結局ここに戻ってきた、プロテインならバルクスポーツの「アイソプロ」
- WPIプロテインなのに安い
- 炭水化物、脂質がほぼゼロ
- ドーピング試験クリア
様々なプロテインを試してきたが、結局、WPIプロテインはバルクスポーツの「アイソプロ(ナチュラル風味)」に落ち着きました。いや、「戻ってきた」という表現のほうが正しいかもしれません。
もちろんチョコ味なども美味しいとは思いますが、プロテインは毎日たくさん飲むもの。味はないですが、シンプルで飽きのこないナチュラル風味がお気に入りです。
WPIプロテインは、炭水化物と脂質が少ない。お腹が弱い人におすすめ
「WPIプロテイン」とは、一般的なプロテイン(WPC)よりは価格が少し高いですが、タンパク質の配合量が多く、乳糖が取り除かれているのでお腹の調子が悪くなりません。プロテインを飲むとお腹が痛くなる人にはおすすめです。
また、「アイソプロ(ナチュラル)」は1kgで3000円台前半と、WPI系のプロテインでは価格が非常に低めです。
「それでも味のないプロテインは苦手」という方は、「アイソプロ(イチゴミルク風味)」がおすすめ。イチゴミルクといっても、薄っすらとしたイチゴミルク味なので飲みやすいですよ。
「いや、それでもプロテインはたくさん飲むからコストを抑えたい」
「自分はプロテインを飲んでもお腹は痛くならない」
そんな人には、次のプロテインが安くて大容量なのでおすすめです。
【WPCプロテイン】
安くて大容量のプロテインならエクスプロージョン
- 国内最安値クラス
- 美味しい
- 国内製造
- 現役パワーリフティング選手が開発
「安くて大容量のプロテインが欲しい」「WPIじゃなくてもいい」というなら、エクスプロージョンホエイプロテインで決まりです。
1kgあたりで計算すると2,152円と、業界最安値クラス。
1食30g(タンパク質約20g)だと、なんと65円。激安・・・!
安かろう悪かろうと考えるかもしれませんが、中身はいたって普通のプロテインで、味もとても美味しいです。会社の代表が現役のパワーリフティング選手で「高品質なものを安く提供したい」という想いから低価格の設定なのだそう。こう見ると、薬局で割高のプロテインを買うのがバカバカしく思えてきます。
個人的に、味が薄めでかつ美味しい「ストロベリー風味」が万人向けだと思います。甘党な方は、「杏仁豆腐」もおすすめ。300gの携帯用や、1kgタイプもあるので、試しやすいのも嬉しいポイントです。
WPC=炭水化物多め、WPI=炭水化物と脂質抑えめ
『WPC製法』と『WPI製法』の違いは次のとおりです。
比較 | WPC | WPI |
価格 | 安い | 高い |
タンパク質含有率 | 約73% | 約83% |
乳糖 | 含まれる | ほぼ含まれない |
『WPC製法』の質や価格がワンランクアップしたものが『WPI製法』ってことですね。
乳糖とは、もともと牛乳に含まれる成分で、これが体質的に合わないとお腹が痛くなるなど調子が悪くなります。こんな体質を「乳糖不耐症」といい、日本人に多いとされています。
WPC製法のプロテインは乳糖が取り除かれていませんが、乳糖不耐症じゃない人にとっては問題ありません。よって、エクスプロージョンを選べばいいでしょう。
参考エクスプロージョンのプロテインが美味しい!プロテイン初心者から上級者までおすすめ
【BCAA】
味付きのBCAAなら「エクステンド」しかない
- BCAAサプリとして最強
- 国内サプリに比べて激安
- BCAA以外の成分も豊富
トレーニング時の持久力を上げる
筋肉合成のスイッチを入れる
集中力が上がる
など、トレーニング愛好者には大人気のBCAA。その中でも不動の人気を得ているのが「エクステンド」です。
驚異的なコスパもさることながら、値段に妥協しない豊富な配合成分が気に入って使用しています。集中力は落ちないし、多少ですがパンプ感も味わえる。グルタミンが入っているので回復も早くなる。
これだけ盛りだくさんの内容なのにコストが安いのも嬉しいポイント。なんならミネラルウォーターよりも安いです。欠点が見当たらないサプリメントです。
一生懸命トレーニングをしていて、エクステンドを摂取しないのはもったいない。
熱をいれたエクステンドのレビュー記事を書いているので参考にしてくださいね。
関連記事:エクステンド(Xtend)はオススメすぎて紹介したくないレベル。コスパ最高かつ安全で効果も抜群
【BCAAプラスアルファ】
最強のアミノ酸サプリメントは「アミノラスト」
- ロイシンペプチド配合
- 疲労が残りにくい
- 美味しい
厳密にはBCAAサプリですが、その他の成分が豊富に配合される「アミノラスト」は最強です。当サイトでは何度も紹介したかわからないくらい、お気に入り。
BCAAはもちろん、筋肥大を促進する「ロイシンペプチド」、疲労回復を促す「オルニチン」や「タウリン」など、こだわりの成分が満載です。
味は「ストロベリーキウイ」が断トツでおすすめ。レモンアイス味やパイナップル味も美味しいので、1つの味に飽きたら他を試してもいいでしょう。
フルーツパンチ味とウォーターメロン味は個人的には苦手でした。
【iHerb】5%オフで購入できるコード:LTR168
アミノラストのレビュー記事や、エクステンドとの違いについては以下の記事を参考に。
関連記事:
>>【効果レビュー】ギャスパリニュートリション「アミノラスト」はオススメすぎて感動する
>>【BCAA比較】エクステンドとアミノラストの違い。どちらを選ぶべきか?
【ホエイペプチド】
国産で安心、バルクアップを目指すなら「ホエイペプチド」
- プロテインよりも吸収が早い
- 予算があるならこれ一択
ホエイペプチドとは、プロテインとアミノ酸の良いとこ取りをしたようなサプリです。予算があるなら、トレーニング中や後にはホエイペプチドを飲むのが非常におすすめ。
プロテインよりもホエイペプチドは吸収が早い
プロテイン(タンパク質)は、体に入るとまず「ホエイペプチド」という成分に分解され、次に「アミノ酸」にまで細かくなり、体に吸収されます。
大きさ順でいうと、
プロテイン>ホエイペプチド>アミノ酸
というイメージ。
ホエイペプチドのメリットとして、プロテインがあらかじめ分解されている状態のため、消化の必要がありません。つまり、そのぶん素早く吸収でき、体づくりに有効というわけです。
事実、日本のトップボディビル選手たちはホエイペプチドサプリをこぞって採用しています。私が「プロテイン、ホエイペプチド、アミノ酸のどれか1つだけしか飲めないとしたら?」と聞かれたら、迷わず「ホエイペプチドを飲む」と答えます。
デメリットとしては、プロテインよりも価格が高いこと。予算がある人や、ボーナスが出たので少しリッチに、という人は選んでみるといいかもしれません。
おすすめの飲み方としては、トレーニング中に15g、トレーニング後に通常のプロテインに加えて15gを追加すればOKです。
これであなたのバルクアップは加速します。
【カーボドリンク】
カーボドリンクなら「グライコフューズ」と「CCD」
本当はどちらか1つにすべきですが、カーボドリンクだけは2つノミネートしました。
というのも、「グライコフューズ(写真上)」「CCD(写真下)」ともに、主要な成分は同じだからです。
カーボドリンクとは、いわばポカリスエットやアクエリアスのようなスポーツドリンクに似たようなもの。メインの成分は糖質です。
スポーツドリンクとの大きな違いは、カーボドリンクのほうが、トレーニングの持久力をより持続させる製品だといえでしょう。また、トレーニング中に糖質をアミノ酸を飲むと筋肥大がしやすいということから、トレーニング中級者が好んで摂取しています。
グライコフューズは江崎グリコが開発した「クラスターデキストリン(CCD)」という糖質を使用しています。体への吸収がスムーズで、運動中に飲んでもお腹が水で張ったような感覚になりにくい、特許技術が使われています。
グライコフューズはCCDの他に、様々な特許成分を加えていて、値段もそれなりにするので、「グリコCCDの上位版」というイメージです。
グリコCCDは価格も安く、カーボドリンク初心者は始めやすいでしょう。
なお、私はAmazonの定期便を利用してCCDを毎月購入しています。定期便だと10%も安くなるので、大量に飲む私にはピッタリ。
【プレワークアウト・NO系】
プレワークアウトは玄人に大人気の「C4 Original」
- 少量で適度なパンプ感
- 成分が豊富
- 初心者〜上級者にも
プレワークアウト(NO系)とは、筋トレ前に摂取して、パンプ感や集中力をアップさせるサプリのことを指します。マニアックなジャンルなので、日本ではボディビルダーなどが好んで使用します。
日本ではあまり種類が多くありませんが、アメリカではプレワークアウトサプリの市場が年々伸びており、一般のスーパーマーケットにも陳列しているくらいポピュラーなサプリ。
数あるプレワークアウトサプリのなかでも、「C4 Original」をおすすめします。
他のプレワークアウトサプリよりも配合されているカフェイン量が少ないのに、体感に優れているからです。
「C4」に含まれるカフェイン量は150mgで、普通は200mg以上配合されているのが一般的。しかし、私にとっては200mgは多すぎて、日中に摂取しても夜に寝付けなくなることが多々あります。
よって、
・カフェインが少なめ
・集中力が上がる
・かつ強烈なパンプ感を得られる
・しかも美味しい
そんな「C4 Original」をおすすめします。
「ピンクレモネード味」と「グリーンアップル味」が美味しいですよ。
C4はiHerbのほうが安い
「C4」はAmazonよりも、iHerbのほうが1,500〜1,700円ほど安い場合がほとんどです。
【iHerb】5%オフで購入できるコード:LTR168
レビュー記事:【レビュー】C4(セルコア)は初心者にもおすすめのプレワークアウトサプリ。パンプ感、集中力アップに文句なし
一応Amazonもチェックしたい場合はこちらへ
【ビタミン・ミネラル】
本物のビタミンミネラル「VIVO」
- 最高級の成分を使用
- お通じが安定する
- タンパク質の吸収に
安いものから高いものまで、いろんなビタミンミネラル製品を試しましたが、トップブランドであるHALEO「VIVO」はその中でも際立っています。まさに「本物」という感覚。
本物には、本物たる理由がある。
手短に言うと、VIVOのビタミン・ミネラルには多数のエビデンスや臨床試験文献があり、他の合成物質よりも体内での利用率が何倍も高いことが立証されています。安価な合成物質は殆どがミネラル源として石油や鉱物を使っていることを理解すると、うなずけますね。
「VIVO」は自然の成分を念入りに育成したものを使っているので、コストは高いが、体への吸収率は高い。つまり、摂取してもムダにならない。
吸収率が違うくらいでそんなに変わるのかと疑っていましたが、私自身、「吸収率が違うだけでこんなにも体が楽になるのか」、というくらい体調が良くなりました。また、お通じも安定するのも嬉しいところ。
ビタミンミネラルは男女関係なく必要な栄養素なので、万人にオススメできるサプリといえます。
なお、ビタミンミネラルがないとタンパク質の吸収が悪くなり、筋肉が作られにくくなるので、しっかりトレーニングしている人は必ず摂取しましょう。
【減量用サプリメント】
効きすぎ注意!最強の脂肪燃焼サプリはファインラボ「ファイナルバーン」
- 脂肪を落としたいときに
- 大量に汗が出る
- カフェインで集中力アップ
体脂肪を極限まで落としたいなら、ファインラボの「ファイナルバーン」をおすすめします。
私はこれまで様々な減量サプリメント、いわゆる「ファットバーナー」と呼ばれるジャンルを試したが、これはダントツで効果が高いです。
というより、これは効きすぎるので逆に注意して欲しいくらい。
なお、規定量の15粒を初めて飲むと、胃が燃えるような感覚を引き起こすので本当に気をつけましょう(私がそうだったから・・)。
また、ファットバーナーは、一般的に空腹時に飲むほうが脂肪燃焼の効果が高いとされていますが、「ファイナルバーン」に関しては空腹時に飲まないように。効果が強すぎて、胃が少し痛くなる感覚があります。ファイナルバーンは、必ず軽い食事をしてから飲みましょう。
どうしても空腹時に飲んで効果を強めたいという場合は、3〜4粒など少ない粒数から始めて徐々に体に慣らすようにするのがおすすめです。
関連記事:【レビュー】効きすぎ注意!ファインラボのファイナルバーンを使ってみた感想
【グルタミン】
免疫力を上げる「グルタミン」はグリコで安心
- 免疫力の強化に
- 筋肉の分解を防ぐ
グルタミンは、体調を整えたり、免疫を強くするのに非常に役立つ成分。
「胃腸のガソリン」ともいわれ、誇張なく、グルタミンを摂取すると年中を通して風邪をひきにくくなります。
ボディビル的な激しいトレーニングをすると、免疫力がガクンと下がるのは、トレーニーなら誰もが経験しているはず。
グルタミンを当サイトで紹介してから、私のツイッターまで「本当に体調が安定する」「グルタミンは体感しやすい」というコメントが届くようになりました。
おすすめの飲み方としては、起床後にグルタミンを5g、トレーニング後に5gを飲む方法。これでまず間違いなく、体調を整えることができるし、カタボリック(筋肉の分解)を防ぐことができる。激しい脚トレの後でもグルタミンを飲んでおけば体調が崩れることも減るでしょう。
数あるグルタミンサプリのなかでオススメなのは「グリコのグルタミンパウダー」
これはグルタミンだけではなく、「EC−12」という胃腸にとって優秀な栄養素が含まれており、体調管理にさらに役立ちます。カロリー制限をする減量中はどうしても免疫力が落ちるが、グルタミンを摂取していればへっちゃら。
私には絶対に欠かせないサプリメントです。
関連記事:[おすすめ]グルタミンの効果、飲み方、そして選ぶポイントはこれ
【MRP】
MRP(ミールリプレイスメントプロテイン)は「マイオプレックス」
- 忙しいときの食事代わりに
- 減量時の夕飯代わりに
- 定食の半額以下で豊富な栄養素が取れる
- 持ち運びに便利
MRPとは、Meal Replacement Protein(ミールリプレイスメント)の略で、「食事の代わりになるプロテイン」という意味です。一般的なプロテインはほぼタンパク質だけを含んでいることに対し、MRPは炭水化物や脂質、ビタミンミネラルを適度なバランスで配合されています。
増量時にはMRPを食事に追加したり、減量時は夕飯をMRPに変更したり、幅広い使い方ができますよ。
マイオプレックスは、水に溶かすとかなりドロドロ感はあるものの、その分ゆっくり、確実に吸収されている感覚があります。ゴールドジムやKentai、グリコのMRPを試しましたが、コスパ・成分・味の面で「マイオプレックス 」が1番しっくりきましたね。
1食でタンパク質が42g、炭水化物が20g摂取できます。脂質は7gほどで、気にするレベルではありません。
これだけの配合量で、1食約250円というコスパは魅力的。炭水化物ばかりのワンコイン定食に500円を払うくらいなら、マイオプレックスを家や会社にストックしておけば、お金と時間も節約できますね。パック形式なので、持ち運びにも便利。
マイオプレックスは以前はAmazonで買えたのですが、今はほとんど品切れ状態。iHerbでゲットするのがおすすめです。
【iHerb】5%オフで購入できるコード:LTR168
おわりに
以上、「元サプリメーカー社員が解説!筋トレサプリで本当にオススメできる最強12選」でした。あなたのサプリ選びの参考になれば幸いです!
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