英国出身のフィジーク選手「ライアン・テリー」がオフシーズンに摂取する、1日の食事がYouTubeで公開されていました。
ライアン・テリーは、「いかに効率的に食事を吸収するか」にこだわりを持って、食事を摂取しているようです。
今回は、彼が摂取する食事すべてをまとめました。
「トッププロが実践する食事法」を盗んでしまいましょう。
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1、朝の有酸素運動前
- 水:適量
- レモンジュース:2tbsp
- りんご酢:2tbsp
- BCAA:10g
- グリーンパウダー:1スクープ
tbsp=テーブルスプーン
消化能力を上げるため、体内のPHレベルのバランスを保つためにこれらを摂取するとのこと。
ドリンクを飲んで15〜20分後に、20〜30分の有酸素運動をするようです。
オフシーズンでもあまり脂肪をつけないために有酸素運動をしていると語っています。
「グリーンパウダー」は日本で言う「青汁」のようなもの。これにプロバイオティクスなどスーパーフード的な成分が入った商品が一般的です。
iHerbでは非常に人気なカテゴリで、「マクログリーン」なんかはレビューが非常に良いですね。
ちなみにライアンいわく、「このジュースはまったく美味しくない」そう。
それでも身体のために飲むあたり、さすがプロ。
2、有酸素運動の後
- オートミール:100g
- ブルーベリー:30g
- フレーク:20g
- ホエイプロテイン:約60g
オートミール100gには、およそ60gの炭水化物が含まれます。
また、抗酸化物質をとるために、ブルーベリーを混ぜます。フレークはおそらくライ麦のフレークです。
タンパク質の量が50gになるようにホエイプロテインを入れているので、プロテインパウダーの総量としてはおそらく60〜70gくらいでしょう。
お湯と混ぜたオートミールに、上記の素材を混ぜて食べます。海外のボディビルダー、フィジーカーなどがよくやる方法です。
なお、プロテインは「ホエイアイソレートタイプ」を選択。
カゼインプロテインは消化が遅いし、1日に多くの食事を摂るため飲まないのだそう。
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3、パンと卵、アボカド
- 全粒粉パン:2枚
- 全卵:4個(Mサイズ)
- アボカド:半分
- ヒマラヤ岩塩:少量
全粒粉パン2枚は、炭水化物量でいうと30g程度。
全卵4つには、およそ24gのタンパク質が含まれます。
卵を茹でて半熟状態にして、ヒマラヤ岩塩を少々振りかけ、アボカドをパンにのせて食べます。アボカド半分の脂質量は10gほど。
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4〜6、肉や魚類の食事
動画内ではすべて同時に調理していますが、食事4〜6は以下のとおり。
- 4、鶏胸肉200g、白米約150g
- 5、ステーキ150g、じゃがいも250g
- 6、サーモン150g、じゃがいも250g
アスパラガス:それぞれに大量
ヒマラヤ岩塩:少量
お米は「バスマティ・ライス」という、香りのついた白米です。欧米では一般的に売られています。
白米量について触れてはいませんが、見た限りでは130〜150gくらいだと思います。
アスパラガスは、食物繊維を摂るためと、単純に美味しいから入れているそう。
ここでも「ヒマラヤ岩塩」をそれぞれの肉・魚に振りかけています。
食事の順番にも意味があり、消化吸収を良くするために最後の食事は「魚(ここではサーモン)」を選択しているとのこと。
「いまいち消化されてないな」と感じたら、食事にパイナップルを加えます。
パイナップルにはタンパク質の消化を助ける酵素「パパイン」が含まれているからですね。
オンシーズンに比べて、オフシーズンは「タンパク質量はそのままで、炭水化物と脂質の量が増える」とライアンテリーは話しています。
トレーニング前後のサプリメント
- トレーニング前:BCAA10g
- トレーニング中:BCAA10g
- トレーニング後:ホエイアイソレートプロテイン50〜60g
トレーニング中のエネルギーを保つ、疲労を減らす、リカバリーを早めるためにこれらのサプリメントを摂取しているそう。
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ライアンテリーの食事から学べること
ライアンテリーの食事から学べることは、とにかく「消化吸収」に気をつけているということです。
朝のりんご酢、グリーンパウダーに加えて、しっかりとパイナップルも摂取しています。
身体作りをする人は大量の食事を摂取する傾向にありますが、
「いくら大量の食事を摂取したところで、消化吸収されていないと意味がない」
そんなことをこの動画で教わった気がします。
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