2018年の「ミスター日本」を決める、日本ボディビル選手権大会の出場者が発表されています。
現チャンピオンの鈴木雅選手を筆頭に、須山翔太郎選手や田代誠選手など、2017年のトップ3を飾った豪華な顔ぶれとなっています。
2018年「ミスター日本」に出場するボディビル選手
全日本ボディビル選手権、俗にいう「ミスター日本」は、東京と大阪で交互に開催され、今年は大阪でおこなわれます。開催場所は例年どおり、「メルパルク大阪」です。
- 日時:10月07日(日)
- 開催:メルパルク大阪ホール
- 住所:大阪府大阪市淀川区宮原4-2-1(地図)
- 最寄り:JR新大阪駅 西口出口より徒歩6分、地下鉄御堂筋線新大阪駅4番出口より徒歩5分
前売りチケットは発売してすぐに完売してしまったようです。ここ数年、世間のフィットネスコンテストに関する認知度が非常に高まり、テレビの取材が入ることも珍しくありません。
結果、ボディビルをあまり知らなくても、大会だけは見るというケースが増えています。良いことだ!
まぁ、そのおかげで私はチケットを取れなかったんですけどね。
さて、今回のミスター日本へのエントリー数は50人。例年どおりといった印象です。
今回出場する50人の中でも、シード権を得ている選手たちはこちら(2017年のトップ12位選手)
順位 | 選手名 | 所属 | 年齢 | 身長 | 体重 | トレ歴 | ポイント |
1 | 鈴木雅 | 東京 | 37 | 166 | 82 | 15 | 10 |
2 | 須山翔太郎 | 東京 | 37 | 171 | 77 | 21 | 22 |
3 | 田代誠 | 東京 | 47 | 164 | 72 | 33 | 28 |
4 | 合戸孝二 | 静岡 | 57 | 164 | 70 | 37 | 44 |
5 | 佐藤貴規 | / | / | / | / | / | 46 |
6 | 横川尚隆 | 東京 | 24 | 170 | 78 | 4 | 62 |
7 | 木村征一郎 | 大阪 | 40 | 160 | 68 | 15 | 68 |
8 | 山口裕 | 埼玉 | 36 | 165 | 75 | 15 | 84 |
9 | 須江正尋 | 東京 | 51 | 161 | 70 | 32 | 88 |
10 | 高梨圭祐 | 東京 | 46 | 165 | 76 | 26 | 100 |
11 | 木澤大祐 | 愛知 | 43 | 170 | 82 | / | 105 |
12 | 加藤直之 | 神奈川 | 37 | 161 | 71 | 14 | 120 |
昨年5位に入賞した「佐藤貴規選手」はボディビル競技を引退されたため、2018年の出場者リストに名前はありません。
なお、モストマスキュラー賞、ベストアーティスティック賞ともに、鈴木雅選手が受賞しています。優勝を合わせると3冠です。
同選手は現在8連覇中で、今年優勝すると9連覇になります。ミスター日本に出場する選手に意見をお聞きしましたが、やはり鈴木選手が優勝する可能性は非常に高いと思われます。
誰が優勝するか、当サイトの公式ツイッターでもアンケートを取った結果、鈴木雅選手が優勝するという予想がほとんどでした。
2018年のミスター日本は誰が優勝すると思いますか?(リストは2017年度の成績順)
— Workout Hacker🦍 (@workouthackerJP) September 22, 2018
カラーリングが使用可能に
今大会では、JBBF指定の業者を利用したときのみ、カラーリングが認められています。昔はJBBFでもカラーリングは認められていましたが、会場が汚れてしまったため、しばらく禁止されていました。
カラーリング:肌に色を塗り、日焼けしたように黒くすること
カラーリングを実際に利用する選手がいるかはわかりません。
ですが、過度な日焼けは肌に良くありませんし、莫大な時間と費用がかかります。また、生まれつき肌が弱い人にとって、日焼けは地獄です。カラーリングという選択があるのは素晴らしいことだと思います。
紫外線によって起こる皮膚ガンはいずれも高齢になってから出てきます。これからの高齢化社会でますますその頻度が高くなることが懸念されます。若いうちから余分な紫外線を浴びない工夫が必要です。
ぜひ、みなさんテッカテカになってほしい。
マックス
すべての選手データを比較してわかったこと
2017年のミスター日本のときもおこないましたが、今年もやりました。
全選手(トップ12以外)と、トップ選手のデータ比較です。
比較内容 | 年齢 | 身長 | 体重 | トレ歴 |
全選手 | 44.2 | 167.6 | 72.1 | 20.1 |
トップ12選手 | 41.4 | 165.2 | 74.6 | 19.3 |
これらの数字だけを見ると、こんな事実が浮かび上がります。
- トップ選手の平均年齢は、それ以外の選手の平均と比べて約3歳若い
- トップ選手の身長は、平均で2cm低い
- トップ選手のほうが、体重が2.5kg重い
- トレーニング歴に大きな差はない
別の見方をすると、全日本レベルの選手になるためには、どんな条件をクリアしなければいけないかを知ることができますね。
一概には言えませんが、やはりボディビルでは、「身長が低めの人は有利」ということは言えるかもしれません。
また、20年のあいだ、死ぬほどトレーニングすればトップにいけるかもしれないということも・・・。
トレーニングだけではなく、栄養摂取もしっかりおこない、ケガとも戦い、アマチュアなので本業の仕事も頑張りながら、ということです。尊敬しかありません。
当日はJSPORTSでストリーミング放送が決定
さて、当日の結果はどうなるか?やっぱり鈴木雅選手なのか?
それともミスターオリンピアのように、新しいチャンピオンが生まれるのか?今からワクワクです。
なお、当日はJSPORTSでストリーミング放送される予定とのことです。現地まで行けない方はネットで応援しましょう。
ちなみに筆者は前売りチケットを買えなかったため、当日チケットが買えることをボディビルの神様に祈りながら会場まで向かう予定です。お願い!シュワちゃん!
関連:ミスター日本2017の結果はこちら
はじめて観戦に行く方はこちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。