鈴木雅選手のトレーニングメソッドDVD「上腕編」を見たメモ

どうも、@workouthackerです。

以前の記事「ゴールデンウィーク中にじっくり見たい筋トレ関連の本とDVD」でも紹介した、鈴木選手のトレーニングDVD「上腕編」を見たのでレビューします。

もちろん、DVDの内容すべてを書くわけではありません。ですが、これらのトレーニングDVDはたいていの場合、収録内容がウェブサイトやDVDパッケージにも書いてないんですよね。

庶民派の私からすると、中身が一切わからない上に、価格が高い(8,640円)ので、買うのをためらってしまうんです・・・(中東の油田でも持ってたらポンポン買うけどね)。

というわけで、自分用の記録メモにもしつつ、収録内容を知りたい人にとって参考になればいいなと思って、筆をとりました。

それではどうぞ!

上腕二頭筋のメニュー

冒頭では初めてこのDVDを見たかのように書きましたが、実は私が見るのはたぶん3〜4回目くらい。でも、何度見ても新たに学ぶことがあります。

さて、まずは上腕二頭筋のメニューから見ていきましょう。

バーベルカール

鈴木選手の意味不明な100kgバーベルカールが見れます。

チーティングを使ってウェイトを上げる方法を細かく紹介しています。たとえば、腕の幅や足幅の設定、股関節の角度などなど。

海外のプロボディビルダーが見たらおそらく「おいおい、なにやってんだよ」と言うようなフォームですが、日本チャンピオンの鈴木選手がこれをやってあの太い腕を作ったということで、信憑性は高いといえるでしょう。しかもナチュラル(ドーピング不使用)ですし。

ただし、これは初心者が下手にやるとケガをする種目なので、筋肉の収縮や姿勢をある程度コントロール中級者以降向けと言えます。

インクラインカール

鈴木選手はここでも股関節の角度の設定にこだわっている様子。ストレッチ種目なので、二頭筋にどうストレッチをかけて、負荷を逃さないかという点はメモ必須。

EZバーカール

「EZバー」とはこんなバーベルのことです。

IROTEC(アイロテック) レギュラーWバー

(Wバーと呼ばれることも)

バーベルカールに引き続き、鈴木選手は60kgほどの高重量でのEZバーカール。これを見てるだけでお腹いっぱいになれます。

ここではグリップについて詳しく解説されていました。どう握るのか、どんな角度で握ればいいのか。

また、チーティングを多少使用するので、体幹の使い方についても話されています。バーベルカールと似たような種目ですが、鍛えられる二頭筋の部位が違うので、フォームも変わってるくるということですね。

アームカール(ストライブマシン)

ストライブマシンとは、ゴールドジムに置いてあるマシンのブランドです。個人的にはそんなに好きではないけど、初心者でも筋肉に刺激を与えやすい作りになってるマシンで幅広く人気があります。

ここでは、以下の点について解説しています。

  • 腕の支点の作り方
  • 二頭筋に力を入れるための指・手首・他の筋肉の使い方
  • 動作中のポイント
  • シートの高さの設定
  • 他のカールマシンとの違い

その他

ケーブルオーバーヘッドカールについて鈴木選手の見解を述べています。鈴木選手らしい回答。

上腕二頭筋についての座学

上記でおこなったメニューの解剖学的な視点で解説しています。

上腕二頭筋は、長頭と短頭に分けられているので、それぞれをどう刺激するか、というお話をしています。

個人的には、前腕をスピネイト(回外)させるかどうかや、ラバープレートダンベルとクロムダンベルの使い分けについての話が参考になりました。そこまで考えているのか・・・さすがチャンピオンといった感じです。

 

さて、お次は上腕三頭筋のメニューについて見ていきましょう。

上腕三頭筋のメニュー

鈴木選手の三頭筋のトレーニング前のウォームアップが見れます。実はこういったところが貴重なんですよね。私はこんな部分からすべてパクっていきます(笑)。

クロースグリップ ベンチプレス

三頭筋を全体的に鍛えられるのがクロースグリップベンチプレス。この種目に最適なマシンとは?という点から解説が始まります。ただ単にマシンを選ぶのではなくて、理由があるからそのマシンを選ぶんですね。

他には、次のようなことを解説してます。

  • 腕の幅
  • どう握るか、どの指で押すか
  • アゴの角度
  • 目線
  • 肩甲骨の設定
  • バーを降ろす位置

肩甲骨をどうセッティングするか(どの位置に置くか)の話が参考になりました。この視点は少し抜けていたかも。

ケーブルプレスダウン

ここでもアゴの角度や体幹の使い方について、みっちり解説されています。慣れているとはいえ、よくここまでロジカルに説明できるなあと尊敬します。

バーの握り方や重心の位置についてもためになります。

ライイングエクステンション

上腕三頭筋を太くするには欠かせないライイングエクステンションの解説。肘が痛い場合の対処法も話してくれています。私は肘のケガでこの種目を避けていたので、また再開してみようかな。

その他

他には、上腕三頭筋が上手く収縮できない人におすすめの種目の、「キックバック」のやり方について説明されています。筋膜との連動した姿勢の作り方は必見!

上腕三頭筋の座学

上腕二頭筋の座学と同じく、上記の三頭筋メニューの解剖学的な解説をしています。

【上腕三頭筋を構成する筋肉】

  • 外側頭(がいそくとう)
  • 内側頭(ないそくとう)
  • 長頭(ちょうとう)

上腕三頭筋を構成する、上記の3つの筋肉がどんな動きで働くのか、というお話です。個人的には、特に肘の位置の話はとても参考になりました。

あと、近くにいた田代誠選手(ゴールドジムの取締役でもあり日本トップボディビルダー)からのツッコミが入って場の空気が少しピリッとしたのには笑った(笑)。

オマケ映像

DVD撮影中に起きたハプニングなどがオマケで収録されています。ジャッキー・チェン映画のエンドロールのNGシーン的な感じで、選手たちの人間性が見えておもしろい。

おすすめな人

  • 腕を鈴木選手のように太くしたい人
  • 将来トレーナーになりたい人
  • お客さまにロジカルに解説できるようになりたいトレーナー

といった感じです。

いちおう初心者向けとはなっているものの、基本的なトレーニング知識があったほうが望ましいですね。

でも、「プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」などの簡単な解剖学の本を読みながら勉強すればいいので、初心者でもOKです。

なお、勉強法の話になりますが、こういったものは1回見ただけでは鈴木選手の言っていることすべてを咀嚼できません。なので、何回も見直すことがすごく大切になります。

私自身、何回も見ていますが、毎回新たな学びがあります。

個人的な感想

鈴木選手がめちゃくちゃロジカルで、よく体の動きをここまで言語化できるなぁと思います。天才と言われる同選手ですが、それ以上にとても勉強しているのがわかりますね・・・。私もがんばらないと。

正直言って、もうちょっと安くして欲しい気持ちはあるんですが、「買ったほうがいい?」と聞かれたら、全力で「YES」と答えます。

というのも、鈴木選手の「全日本ボディビル選手権連覇」や「ボディビルの世界大会優勝」という経験を考えると、納得できてしまいませんか?

だって、自分はこんな経験できませんからね・・・。

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