ボディビル世界大会直前のトレーニングが見れる、DVD「鈴木雅5」のレビュー

どうも、@workouthackerです。

以前書いた記事「ゴールデンウィーク中にじっくり見たい筋トレ関連の本とDVD」でお話した、鈴木選手のトレーニングDVD「鈴木雅5」を見たのでレビューします。

もちろん全部は書きませんが、ウェブサイトやパッケージを見ても内容がまったくわからないので、価格が高くて購入を迷っている人の参考になればと思います。

なんといってもこのDVDの見どころは、2015年と2016年に開催された、2つのボディビルの世界大会で鈴木雅選手が「3位」と「優勝」を獲得するという偉業を成し遂げたことにフォーカスしている点です。

収録内容は次のようになっています。

【世界大会直前のトレーニング】

  1. 背中とカーフ(ふくらはぎ)
  2. 肩と腹筋

【パーティー&アーノルドクラシックの様子】

  • ゴールドジム50周年記念アニバーサリーパーティー&鈴木雅選手祝賀会の様子
  • アメリカのオハイオ州で開催されたアーノルドクラシックアマチュアの様子
  • 鈴木雅選手が今後の活動について語る

トレーニングを全部見れて、海外大会の様子も見れるという、ハンパじゃないボリュームです。

さて、それでは詳しく見ていきましょう!

トレーニングの内容

このDVDに収録されているトレーニングは、毎年10月初旬に開催される「ボディビル全日本選手権」から約2週間後のトレーニングです。

さらに、この時点でボディビルの世界大会(世界選手権「別名ユニバース」)の約1週間前。つまり、

この上なくバキバキに絞れていて、血管が浮き出て迫力がヤバイ

のです・・・!

背中とカーフ(ふくらはぎ)

【トレーニング種目】

  1. パラレルグリップのラットプルダウン
  2. チンニング
  3. DYロー(ハンマーストレングスマシン)
  4. ラットプルダウン(ハンマーストレングスマシン)
  5. マシンローイング(ストライブマシン)
  6. ラットプルダウン(ノーチラスマシン)
  7. ベントオーバーローイング
  8. ロープーリーロー
  9. 変形デッドリフト
  10. ドンキーカーフレイズ

【解説】

  • 肩甲骨の動かし方
  • 上半身の使い方
  • 下半身の使い方
  • 握り方
  • 骨盤の角度
  • ラットプルダウンとチンニングの違い
MEMO

広背筋と大円筋の効かせ分けや、下半身の使い方についての解説がためになります。背中の種目は肩甲骨のコントロールが重要なのはよく知られていることですが、それをするには下半身の使い方がポイントになってきます。それを噛み砕いて説明してくれているのでありがたいですね。

肩と腹筋

【トレーニング種目】

  1. ショルダープレス(ハンマーストレングス)
  2. スミスマシンフロントプレス
  3. ダンベルサイドレイズ
  4. マシンサイドレイズ
  5. ケーブルサイドレイズ
  6. リバースペックデック
  7. リアデルト

【解説】

  • 握り方
  • サムレス、サムアップの使い分け
  • 下げるときに意識していること
  • ダンベルサイドレイズの重量の選び方
  • マシンに体が合わないときの対処法
MEMO

ケーブルサイドレイズのグリップの選び方、重量の選び方は必見です。私自身、「なんかしっくりこないなぁ」と思ってたので、ヒントが掴めました。

あと、個人的に最近研究しているアップライトローの解説も良かったです。バーの上げ方や股関節の使い方、重心の使い方が参考になります。

【トレーニング種目】

  1. レッグエクステンション
  2. レッグプレス
  3. スクワット
  4. ハックスクワット
  5. アウターサイ
  6. インナーサイ
  7. プローンレッグカール
  8. スタンディングシングルレッグカール
  9. ブルガリアンスクワット
  10. スティッフレッグドデッドリフト

【解説】

  • 効きにくい部位のセットの組み方
  • スクワットの超詳しい解説
  • 独特なスタンディングシングルレッグカールのやり方
  • 足の指を開くのか、閉めるのかでも力の入り方が変わる
MEMO

「レッグプレスだけでこんなにこだわるの?」というくらい、細部にとてもこだわっています。

個人的に「なるほど!」と思ったのは、スティッフレッグドデッドリフトについての説明でした。この種目では普通にやると腰の筋肉が張ったり痛んだりするのですが、その防ぎ方について教えてもらえます。

※今回収録されている脚トレは、世界大会直前のトレーニングではなく、「鈴木雅トレーニングメソッド 脚編」に収録されたものに鈴木選手がコメントをしているという形式になっています。撮影当時に鈴木選手がケガをしていて、収録できなかったそうです。

【トレーニング種目】

  1. チェストプレス(ハンマーストレングスマシン)
  2. インクラインチェストプレス
  3. チェストプレス
  4. インクラインダンベルフライ
  5. ディクラインベンチプレス
  6. マシンフライ
  7. ペックデック

【解説】

  • 肩甲骨を内側に寄せるべき種目、寄せないほうがいい種目
  • 握り方
  • ダンベルフライで大胸筋をストレッチさせるための握り方
  • 大胸筋上部への効果的な効かせ方
  • マシンフライとペックデックの違い
MEMO
鈴木選手いわく、「ベンチプレスが全然上達しないのでメニューをガラッと変えた」そう。ダンベルフライのときのグリップの使い方はすぐにパクろうと思いました。

【トレーニング種目】

  1. EZバーカール
  2. インクラインカール
  3. ケーブルカール
  4. マシンカール
  5. クロースグリップベンチプレス
  6. ケーブルプレスダウン
  7. ロープフレンチプレス
  8. オーバーヘッドプレス(マシン)

【解説】

  • 重量の選び方
  • 重心の作り方
  • 腹筋に力を入れるタイミング
  • 手首の曲げる角度
  • 左右の筋力差への対処
  • 握りの強弱のつけ方
MEMO
相変わらず高重量のEZバーカールを見ることができます。迫力満点すぎる。普通のケーブルカールなのに鈴木選手がやると別の種目に見えるから不思議です。

フレンチプレスの握り方もめちゃくちゃ参考になります。私はフレンチプレスでも外側頭に効あまり効かず、本来鍛えたいはずの長頭に効きにくかったんですよね。ここは参考になりすぎて5回くらい繰り返し再生しました。

マニアックすぎるのであまり語りませんが、やっぱり「筋肉の停止部をどうセットするか」がすごく重要なんだなと感じます。

 

フリーポージングやアーノルドクラシックの様子も

トレーニング以外には、鈴木選手のインタビューや、アーノルドクラシックアマチュアの様子が収録されています。

ゴールドジム50周年記念アニバーサリーパーティー

鈴木雅選手が世界選手権で3位に入賞した祝賀会と、ゴールドジムの50周年記念をがっちゃんこさせたようなパーティーの様子。

なんと、鈴木選手のフリーポージングが収録されています・・・!嬉しすぎる!

さらに、同選手のコメントが素晴らしすぎて感動ものです。初めて世界大会に出たときは周りとの差がありすぎて不安だったそうですが、そのとき鈴木選手は自分に3つの約束をしたそう。そしてそれを守ることで、世界レベルにまでなれたとのこと。

いやもうね、めちゃくちゃかっこええです。ボディビルダーとしてもですし、人としても。すんごくモチベーションが上がること間違いなし!

アーノルドクラシックアマチュアの様子

アーノルドクラシックというボディビル世界大会のアマチュア部門へ参戦するために、日本から出発する様子が描かれています。

検量のハプニングは必見。「え!?マジで?」と、まさにアメリカって感じがします(笑)。

あと、鈴木選手のカーボアップ用の食事も見れるのが貴重です。これは知らんかった!というのもありましたね。

大会直前からカーボアップ、パンプアップと映像が進むので、なんだかこちらも緊張してきます・・。

残念ながらアーノルドクラシックを優勝したときの動画は収録されていないのですが、写真が収録されています。今あらためて写真を見ても、明らかに優勝ですね。すごすぎる。

アーノルドクラシックアマチュア80kgを優勝を鈴木選手が振り返っているコメントも収録されているのでファンとしては嬉しいです。

最後に、頂点を極めた鈴木選手が今後の目標について語ってDVDは終了となります。

いやー、おもしろい!

おわりに

果たして鈴木選手はいつまで成長を続けるのか?

すでに日本歴代最強でレジェンド級の選手ですが、30代半ばとボディビルダーとしてはまだまだ先があります。今後も私はいちファンとして応援していきます。

ホントかっこええわ〜。