前回書いた記事(リー・プリーストの上腕二頭筋トレーニング)の続きとして、リー・プリーストの上腕三頭筋・前腕トレーニングの内容を翻訳してみました。
リー・プリーストは腕の名手として知られており、トレーニングも丁寧です。我々のようなひよっこトレーニーでも十分に真似できる要素がたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。
元記事はこちら
上腕三頭筋トレーニング
ルール1 ダンベルエクステンションをすべてのワークアウトに取り入れる
ひとこと
この種目は、日本では「オーバーヘッドエクステンション」とか「ダンベルトライセラトップスエクステンション」などとも呼ばれます。個人的にはプリーチャーカールのベンチに体を預けておこなうのが体幹が安定しやすく、かつベンチが低いのでダンベルを降ろしても邪魔にならないので、おすすめです。
ルール2 ワンアームダンベルエクステンション
ひとこと
これもめちゃくちゃ良い種目ですね。肘を完全に伸ばしきるのでなく、90%くらい伸ばしたら止めて、またダンベルを下ろしていくというのが良いでしょう。
ルール3 トライセプスエクステンションは必ず
ひとこと
リー・プリーストは「キャンバードバー」と言っていますが、これは「EZバー」のことですね。オーストラリア英語ではこう言うのでしょうか?
EZバーとは、↓のようなバーのことです。人によってはWバーとも言います。
ルール4 Vバーケーブルエクステンションを採用する
ひとこと
「ストリクトなフォーム」というのはボディビル用語で、「きれいなフォームで」という意味です。またこれは間接的に、「重たい重量は使わずに」という意味も込められています。
確かに、ケーブルエクステンションでは、「軽めに、かつストリクトなフォームで」と雑誌などでは紹介されることが多いです。これに対してリー・プリーストは「いやいや、これは安全な種目なんだから重たいウェイトでやらなきゃでしょ」と言っているんですね。
この種目については、実際にリー・プリーストの動画を発見しました。
きれいなフォームなのに高重量を扱っているあたり、とても参考になります。
ルール5 クロースグリップベンチプレスを毎回おこなう
ひとこと
前腕トレーニング
さて、ここからはリー・プリーストの前腕のトレーニングです。日本だと、前腕は上級者のボディビルダーでも鍛えている人が少ないですね。ここが太くなるとTシャツを着ているとき、前腕がとても強調されるので、鍛えておくといいでしょう。単純に前腕が太いとかっこいいですしね。
ルール1 EZバー リバースカール
ひとこと
ルール2 背中の後に前腕を鍛える
ひとこと
前腕を何も疲労がない状態から追い込むとかなりの時間が必要です。背中のトレーニング後なら十分に予備疲労しているので、鍛えやすいですね。
ルール3 超高回数でトレーニングする
私の前腕は、おそらくあなたのもそうだろうが、「重たい低回数」への刺激には完全に慣れてしまっている。というわけで、私はその真逆の、低重量で超高回数での方法を採用することにした。最低でも25回、多い時は100回までいったこともあるよ。
ひとこと
もうここらへんになると根性論になってきますね。100回とはすごいですが、ハイレップで前腕をパンパンにさせたときの快感は何者にも代えがたいです。
ルール4 カール、ツイストあらゆる角度から鍛える
リバースカールで前腕の表面を鍛え、通常のカールで裏面を鍛えるのは一般的だ。これに加えて、ハンマーカールを採用して色んな角度から前腕を鍛えるようにしたい。
ひとこと
リー・プリーストはツイスト系の前腕トレーニングまで取り入れていたそうなので、腕全体に相当気合を込めてトレーニングしていたのが伺えます。
さて、以上のことを踏まえて、もう一度リー・プリーストのトレーニング動画を見なおしてみましょう。見る視点がかなり変わっているはずです。
おわりに
やっぱり、「腕が太い」というのは男にとってはある意味ステータスでもありますよね。
以上、「リー・プリーストの上腕三頭筋・前腕トレーニング」でした。腕を太くすることに興味がある人は、こちらの記事も参考にしてみてください。