7連覇中のフィルヒースが負け、4連覇中のジェレミーブエンディアは4位という、大番狂わせが起きた「ミスターオリンピア2018」でした。
各クラスの結果情報をまとめました。
オープン:ショーンローデンが初優勝。フィルヒースは8連覇を逃す
View this post on Instagram
順位 | 選手 |
1 | ショーン・ローデン |
2 | フィル・ヒース |
3 | ローリー・ウィンクラー |
4 | ウィリアム・ボナック |
5 | ブランドン・カリー |
「なんだかんだ言って、フィルは10連覇くらいするんじゃないの?」
「ビッグラミーは確かにすごいけど、まだまだフィルでしょ?」
オリンピアファンならば、きっとこう思っていたのではないでしょうか?
2017年のオリンピアでは、ビッグラミーやウィリアムボナックといった新興勢力が台頭し、ショーンローデンは5位でした。
「ショーンローデンは終わった」「彼がトップ3に入ることはもうない」。誰もがそう思っていたはず。
ところが今回、ショーンローデンが過去最高の「ショーンローデン」を作り上げ、フィルを王座から引きずり下ろすという結果に…!
フィルの今後については以下の記事で触れています。
詳細:Mr.オリンピア2018結果:ショーンローデンが初優勝!フィルヒースは8連覇ならず
212:フレックスルイスが盤石の7連覇。今後はオープンクラスへ挑戦
View this post on Instagram
順位 | 選手 |
1 | フレックス・ルイス |
2 | デレック・ランスフォード |
3 | カマル・エルガーニ |
4 | アマッド・アシュカナーニ |
5 | ホセ・レイモンド |
オリンピアの前に「今年で212は引退し、オープンクラスへ挑戦する」と名言していた、6連覇中のフレックス・ルイス。そして危なげなく、いつもどおりぶっちりぎりで勝ってしまった王者。
実際、この7年間、彼に敵はいないような状態でした。7連覇を達成し、オープンクラスへ移行するため、これからバルクアップに励むようです。
彼が望めば10連覇は余裕で達成できていただけに、個人的にはちょっぴり残念。どうせなら、優勝後のスピーチで「敗北を知りたい」とか某格闘マンガの死刑囚みたいなセリフを言ってオープン挑戦を表明してほしかった。
詳細:Mr.オリンピア2018 212ポンド結果:フレックスルイスが7連覇。今後はオープンクラスに挑戦へ
メンズフィジーク:ブランドンが初優勝。ジェレミーブエンディアは4位で競技引退へ
View this post on Instagram
順位 | 選手 |
1 | ブランドン・ヘンドリクソン |
2 | レイモンド・エドモンズ |
3 | ライアン・テリー |
4 | ジェレミー・ブエンディア |
5 | アンドレ・ファーガソン |
ここ数年、トップ3に入っていたものの、ジェレミーに勝てなかったブランドン・ヘンドリクソン。念願の初優勝です。
やはり、ジェレミーも怪我には勝てなかったようです。それにコンディションもブランドンほど調整できていなかった印象で、すこしフラットに見えてしまいました。とはいえ、これまで4度も連続で優勝していたわけですから、偉大なチャンピオンであることに変わりはありません。ジェレミー、おつかれさまでした!
詳細:Mr.オリンピア2018 メンズフィジーク結果:ブランドンが初優勝、ジェレミーブエンディアは4位で引退へ
クラシックフィジーク:ブリオンが2連覇。2位はクリス
View this post on Instagram
順位 | 選手 |
1 | ブリオン・アンズリー |
2 | クリス・バムステッド |
3 | ジョージ・ピーターソン |
4 | ヘンリー・ピエール アノ |
5 | アラシュ・ラーバー |
絶対王者不在のクラシックフィジーク。ブリオン・アンズリーが2連覇をしたことで、これから「ブリオン時代」がやってくるのか?
いや、まだわかりません。2位のクリス・バムステッドとは、わずか1ポイント差でした。これで2019年も勝って、3連覇をしたら、ブリオン時代の幕開けとなりそうです。
詳細:Mr.オリンピア2018 クラシックフィジーク結果:ブリオンが2連覇、2位のクリスとわずか1ポイント差
マックス