ミスターオリンピア2018、メンズフィジークの結果が出ました。
「ブランドン・ヘンドリクソン」が初優勝、前回王者のジェレミーブエンディアは4位でした。
ミスターオリンピア2018:メンズフィジーク結果
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- ブランドン・ヘンドリクソン
- レイモンド・エドモンズ
- ライアン・テリー
4連覇中だった「ジェレミー・ブエンディア」は4位に終わりました。以前から宣言していたとおり、今回のオリンピアで競技を引退するとのこと。
1位:ブランドン・ヘンドリクソン
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ブランドンがジェレミーを倒して初優勝!新しいメンズフィジーク王者の誕生です。テンションが上がりすぎているのか、コメントはシンプルです。
ーー選手コメント
「やりました!新しいチャンピオンになることができました!」
2位:レイモンド・エドモンズ
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直前のコンディションを見る限り、優勝してもおかしくなかったレイモンド。娘さんをもつパパでもあるということを知って、私の中で好感度が上がりました。
3位:ライアン・テリー
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ここ数年、オリンピアのトップ3から遠ざかっていたライアンテリー。今回は3位に入賞です。
ーー選手コメント
「これまでサポートしていただいたみなさん、準備に協力していただいたみなさん、本当にありがとうございます。今まででもっとも楽しめたコンテストプレップでした。今年は私にとって、自分がまだ、ステージに立つ価値のある選手だと証明するための一年でした。
私とコーチのニールヨーダが思い描いていたとおりのコンディションやシメトリーを作り上げることができました。大きさと競うゲームではないですからね。世界で3位というのはなかなか良いのではないでしょうか(笑)。
もちろん、来年もオリンピアで戦うことをお約束します。本当にありがとうございます。そして最後に、新しいチャンピオンのブランドン、本当におめでとう。君は会場をロックしていたよ!」
まず最初に周りへの感謝のコメント、そして最後に勝者へのリスペクトを述べるあたりが、ライアンテリーが私をふくめて多くのファンに愛される理由のひとつなのでしょう。
メンズフィジークは「大きさを競うゲーム(サイズゲーム)」ではないとしつつ、2017年よりもバルクアップし、堂々の3位へ。2019年が楽しみだ!
4位:ジェレミー・ブエンディア
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連覇をする以上、連覇を期待されるのが王者の宿命。チャンピオンしか知ることのない、とてつもなく大きなプレッシャーと毎年戦っていたはず。
優勝はできなかったものの、プレッシャーから開放されたジェレミーは、どことなく安堵の表情をしているように見えます。
ーー選手コメント
「最後のオリンピアは自分が望む形では終わることができませんでしたが、後悔も失望もありません。準備は完璧でしたが、トロフィーを受け取るほどの価値はなかったということです。新しいチャンピオンのブランドン、おめでとう。
この6年間は、すばらしい時間を過ごすことができました。このスポーツを引退するとなると、さみしいです。過去4年間、チャンピオンとしてメンズフィジーク競技をプレゼンすることができて本当に嬉しく思います。このスポーツをまだまだ大きくさせていってください。みんなを誇りに思います。」
スコアシート
順位 | 選手 | スコア |
1 | ブランドン・ヘンドリクソン | 6 |
2 | レイモンド・エドモンズ | 9 |
3 | ライアン・テリー | 15 |
4 | ジェレミー・ブエンディア | 20 |
5 | アンドレ・ファーガソン | 25 |
1位のブランドンと2位のレイモンドは、わずかに3ポイント差。やはり僅差だったようです。ライアンテリーは15ポイント、ジェレミーは20ポイントでした。
筆者ひとりごと
「ジェレミーの時代が本当に終わったんだな…。」と思えるメンズフィジーククラスでした。なんとも表現できない喪失感があります。もうジェレミーをメンズフィジークで見ることはないのか…。
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