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ジム筋トレに適切なシューズの選び方。大切な4つのポイントとは?

運動用のシューズは数多くありますが、筋トレに特化したシューズは、あまり売られていません。

筋トレをするなら、どんな靴が最適なのでしょうか?
結論からいうと、筋トレを目的にジムシューズを選ぶ場合、次の4つの条件を満たす靴を選ぶことをおすすめします。

  1. クッション性がない
  2. すべらない
  3. 靴の中でぶれない
  4. 丈夫

たかが靴、されど靴。

ジムで楽しい筋トレライフをおくるには、適切な靴選びが大切です。

マックス

筋トレの靴選びは重要だ!

ジム筋トレに適した靴、4つの条件

冒頭でもお話しましたが、ジムシューズを選ぶには、以下の要素を判断基準としておさえておくとよいでしょう。

  1. クッション性がない
  2. すべらない
  3. 靴の中でぶれない
  4. 丈夫

「クッション性がない」「すべらない」という点は特に大切です。

※有酸素運動がメインの場合はどれを選べばいい?

ジムへ行く目的が、ランニングやバイクなどの有酸素運動がメインなら、筋トレ向けよりもランニング向けのシューズを選ぶといいでしょう。

それでは、筋トレに適した4つの条件について、もう少し深掘りしていきます。

クッションはないほうがいい

筋トレシューズは、クッション性がない、もしくは「ほぼない」ものを選ぶといいでしょう。具体的には、靴底がペラペラなシューズがおすすめです。

なぜ、クッション性があるとダメなのか?

それは、靴の中で「ポヨンポヨン」して筋肉に適切な負荷が乗りにくいため。たとえば、スクワットでバーベルをかつぐとき、ソールのクッション性が強いと安定せず、体幹がぶれてしまいます。

クッションがあるとランニング時の衝撃を吸収できるのはメリットなのですが、筋トレだと逆にデメリットになってしまうんですね。

筋トレに適した靴の条件その1

靴底がペラペラな靴を選ぶべし

すべらない(グリップ力が強い)

運動をするなら当たり前ですが、靴底がすべると非常に危険です。

しかし、普通のランニングシューズだと、グリップ力はとくに強化されていないケースがほとんどです。使っていくうちに靴底が削れ、ツルツルしてきます。こうなると、レッグプレスなどで足がズルズル滑っていき、トレーニングになりません。それどころか、膝に大きな負担がかかり、危険です。

筋トレに適した靴だと、たとえ靴底が多少削れても、グリップ力が失われません。

筋トレに適した靴の条件その2

グリップが強い靴を選ぶべし

マックス

というか、滑ってプラスの効果がある靴なんてないよな。

靴の中で足がずれない

ランニングなど他のシューズでも同じですが、筋トレの場合、靴の中で足がずれないことが大切です。

靴がフィットしていないと、重たいウェイトを扱ったときに靴の中で足がずれます。そうすると、重心もぶれやすくなり、スクワットやデッドリフトなど、重たいウェイトを扱って体幹を使うエクササイズでぶれやすくなります。

たとえば私の場合、アシックスの靴は私の足の甲の形に合いません。一方で、ナイキやニューバランスだと形が合うことが多く、普段履きでも好んで使用しています。

サイズ感としては、つま先に2〜3cmくらいの余裕があればベストだと思います。

筋トレに適した靴の条件その3

足がずれないような靴を選ぶべし

マックス

重たいウェイトを扱う種目で重心がぶれると危険だぞ。

丈夫であること

「丈夫」というのは、ただ単に壊れないということではなく、「ユルユルになりにくい」ことも含みます。

ウェイトを扱う筋トレをすると、靴へのダメージは意外と大きく、すぐにユルユルになって使えなくなることがあるんです。

とはいえ、最近の靴だと丈夫な設計がされている靴がほとんどなので、この点については過度な心配は必要ないでしょう。

筋トレに適した靴の条件その4

できるだけ丈夫な靴を選ぶべし

4つの条件をクリアしている靴

参考までに、上記で紹介した4つの条件に当てはまるトレーニングシューズを紹介します。

くつたろう

くつたろう

  • メリット:安い(1000円〜)
  • デメリット:デザインに好き嫌いがある

おそらく、普通のフィットネス系ウェブサイトなら絶対に紹介されない靴です。もともとは現場のお兄さんたち向けに作られた足袋靴なのですが、これが意外と丈夫で、靴底も滑りにくく、筋トレがしやすいんです。パワーリフティングの中でもこれを使用する人がいるくらいです。

弱点として、靴の中で足がすこしだけブレるのですが、慣れたらスクワット・デッドリフト(スモウ含む)・ベンチプレスなど、主要なエクササイズは問題なくできます。

なにより、1000円ちょっとで買えるというのは大きなメリットです。デザインを求めず機能性、安さを求めるならオススメしたい靴です。

くつたろうをチェックする

関連:1000円ちょっとで買える安い筋トレ靴「くつたろう」。こりゃオススメ

イノヴェイト F-LITE 235

イノヴェイト

  • メリット:トレーニングシューズとしては最強
  • デメリット:価格がすこし高め

トレーニングを目的に設計され、筋トレ好きに人気が高いのがイノヴェイトシューズ( F-LITE 235)です。ボディビルチャンピオンが使用していることもあり話題になりました

クッション性はほぼなく、足が靴の中でずれない、丈夫、そして通気性が良く足が蒸れにくい、最強の筋トレシューズです。いろんなデザインが用意されていて、男性や女性どちらにもオススメ。

ただし、トレイルラン用のイノヴェイトシューズもあるため「F-LITE 235シリーズ」を選ぶように注意してください。

ちなみに、筆者は「くつたろう」か「イノヴェイトシューズ」を基本的に履いています。

イノヴェイト F-LITE235をチェックする

関連:イノヴェイト(F-LITE 235 V2 MS)は筋トレ好きにおすすめなシューズ

ビブラム 5本指シューズ

  • メリット:指でしっかり地面を掴むことができる
  • デメリット:5本指ソックスが必要

一部のトレーニーに人気がある5本指シューズのビブラム。筋トレ野郎たちの聖地「ゴールドジム」にいくと、よく見かける靴です。

地面をしっかり5本の指でつかめる感覚があり、スクワットやデッドリフトが安定します。また、マニアックですが「カーフレイズ(ふくらはぎを鍛える種目)」が非常にやりやすくなります。

筆者はイノヴェイトシューズの以前に使用していました。5本指ソックスが苦手で使わなくなりましたが、ビブラムも素晴らしい靴です。

ビブラム 5本指シューズをチェックする

パワーリフティングシューズ

  • メリット:パワーリフティング専用、丈夫
  • デメリット:ガチすぎる、値段が高い(3万〜)

パワーリフティング競技をしている人が主に履くシューズです。ガチすぎるため、一般的なジムで履いている人はほぼ見かけません。

かかとが固くてスクワットでうまくしゃがめない人は、パワーリフティングシューズを履くとスムーズにしゃがめるようになります。

しかし、「筋トレに特化しすぎている靴」でもあるので、ジムで軽く筋トレをするくらいなら、ここまで本格的な靴を買う必要はありません。

パワーリフティングシューズをチェックする

復習:筋トレに適した靴はこう選ぼう

筋トレに適した靴の条件をまとめます。

  1. クッション性がない
  2. すべらない
  3. 靴の中でぶれない
  4. 丈夫

個人的には、「クッション性がない」と「すべらない」という点が重要だと感じています。ジムで筋トレをするためのシューズ選びの参考になれば幸いです。

それでは、よい筋トレライフを!

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