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ホエイプロテインの種類:WPC、WPI、ホエイペプチドの違い。どれが誰にオススメ?

ホエイプロテインの種類

ホエイプロテインを選ぶとき、「WPC」や「WPI」といった謎のアルファベットを見かけたことはないでしょうか?

「WPCとWPI、いった何が違うの?」
「それぞれ値段も違うし、どれを選んだらいいかわからない」

そんな疑問を持つ方へ、「ホエイプロテインの種類」について説明します。

筆者プロフィール:過去にサプリメントメーカーで商品企画やマーケティングに従事。オリンピックアスリートへサプリ摂取指導の経験あり

マックス

まずは次を見てざっくり理解しよう!

まずはざっくり解説:ホエイプロテインは3つに分けられる

ホエイプロテインの種類

まずはざっくり理解しましょう。時間がない方は、ここを読むだけでも概要をつかめます。

WPC(コンセントレート)
  • もっとも一般的なプロテイン
  • 安くて品質も適切
  • 万人向け
WPI(アイソレート)
  • WPCよりもタンパク質の量が多い
  • 価格はWPCより高い
  • 良いものを取りたい人向け
WPH(ホエイペプチド)
  • WPCやWPIよりも吸収が早い
  • ボディビルの中〜上級者が好んで使う
  • 結果にこだわりたいプロアスリート向け

結論からいうと、ほとんどの人にとっては、WPCで十分です。健康維持や、少し筋肉をつけたいくらいなら、高いプロテインを選ぶ必要はありません。

逆に、結果にこだわりたい人やアスリートは、WPIやWPHを検討するといいでしょう。

ざっくり理解したところで、それぞれのプロテインの特徴や違いをお話していきます。

WPC:ホエイプロテイン・コンセントレートの特徴

ホエイプロテインWPC

WPCとは、「ホエイプロテイン・コンセントレート」の略です。

WPCプロテインは、ホエイプロテインのなかでも、もっとも一般的に売られています。スペックも十分で価格が安く、プロテイン初心者や、軽く運動をする人など、万人向けです。

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プロテイン中級者でもWPCを飲む人はいるぞ。

WPCのメリット1:価格が安い

WPCプロテインの最大のメリットは、価格が安いこと。

なお、「安いWPCプロテイン」の相場は1kgあたり2000〜3000円です。(国内産の場合)

WPC:プロテイン相場
  • 1kgあたり2000〜3000円
  • 1食あたり66円前後

なぜ、2000〜3000円と幅が広いのか?それは、プロテインには「タンパク質だけ」が入っているタイプと、ビタミンやミネラルなどの「タンパク質以外の成分」を追加しているタイプがあるから。これはWPCだけではなく、後に解説するWPIやWPHも同じです。

WPIやWPHの場合、1kgあたり3000円〜4000円と、WPCよりも50%ほど高くなることが多いです。

WPCのメリット2:腹持ちする

WPCは、タンパク質に加えて多少の炭水化物や脂質も含みます。そのため、腹持ちします。

個人差はありますが、たとえば朝食でWPCプロテインとバナナをとれば、2時間くらいはお腹が空きません。

空腹感を抑えられるため、ダイエット時にも有効です。

WPCのメリット3:味の種類が豊富

WPCは、販売するメーカーが多いため、味の種類も豊富です。自分が好きな味を見つけやすく、選ぶ楽しみもあります。

今は、資金さえあれば、誰でもプロテインが作れる時代。そのため競合が多く、メーカーは思考を凝らして美味しい味を開発するのです。

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OEM製造をすれば誰でもプロテインは作れるからな。

WPCのデメリット1:体質に合わないことがある(乳糖不耐症)

WPCの最大のデメリットがこれ。

もしあなたが、牛乳を飲むとお腹が痛くなるなら、WPCでも痛くなります。

WPCには、「乳糖(ラクトース)」という糖質が含まれます。こいつが悪さをするのです。乳糖を摂取して、腹痛やゲリなどの症状が起きることを「乳糖不耐症(にゅうとう・ふたいしょう)」と呼び、日本人に多い体質です。

なお、筆者も乳糖不耐症です。某メーカーのWPCを飲んだときは、お腹に激痛が走りました。

もしあなたも乳糖不耐症の場合、乳糖が含まれない「WPIプロテイン」か「ソイプロテイン」を選ぶしか方法がありません。

マックス

体質の問題だから、こればかりはしょうがないんだ…。

WPCのデメリット2:炭水化物や脂質が多め

WPCプロテインには、炭水化物や脂質がある程度含まれます。

1食あたりの量
  • 炭水化物:3〜5g
  • 脂質:1〜2g

ちなみに、これくらいの量ならばダイエットには影響はそれほどありません。心配しなくても大丈夫です。

WPCのデメリット3:含まれるタンパク質が少ない

後に紹介する「WPI」に比べると、WPCに含まれるタンパク質量は少ないです。

タンパク質の含有率
  • WPC:70%前後
  • WPI:90%以上
    (水分を含まない値)

このため、タンパク質をより多く摂取したい場合は、1度に飲む量を増やす必要があります。

タンパク質の量が多いWPIを選んだほうが、結局はお得だったりします。

WPCプロテイン:メリット
  • 価格が安い
  • 腹持ちする
  • 成分は必要十分
  • 味の種類が豊富
WPCプロテイン:デメリット
  • 乳糖不耐症だと飲めない
  • 炭水化物や脂質を含む
  • タンパク質量が少なめ

次に、WPIプロテインの特徴を見ていきます。

WPI:アイソレートプロテインの特徴

ホエイプロテインWPI

WPIとは、「ホエイプロテイン・アイソレート」の略です。

タンパク質の含有量が多く、炭水化物や脂質が除去されているのが特徴。WPCは少し牛乳っぽい味がするのにたいして、WPIの風味はさっぱりとしていることが多いです。

WPIのメリット1:タンパク質の量が多い

WPIは、製造の工程で、炭水化物と脂質が除去されています。この工程を「マイクロ・フィルトレーション」といい、結果的にタンパク質の量が増えます。

「タンパク質量が多いから」という理由でWPIを選ぶ人も多く、筋トレ好きやアスリートに人気です。

WPIのメリット2:乳糖不耐症でも飲める

WPCのデメリットでもお話したとおり、「乳糖不耐症」であれば、WPCは飲めません。

一方で、WPIは乳糖が除去されているため、乳糖不耐症でも飲むことができます。

私は乳糖不耐症なのですが、WPCからWPIに変えたところ、腹痛がピタッとおさまりました。

ただし、乳糖不耐症でもレベルがあります。極度の乳糖不耐症だと、WPIを飲んでも体調不良を起こすことも・・・。その場合、かかりつけの医師に相談してから摂取しましょう。

WPIのメリット3:吸収がWPCよりも早い

WPIは、タンパク質以外の成分が含まれないため、吸収が早いのも特徴のひとつ。

すぐに栄養補給をしなければならない、トレーニング後の摂取に向いています。

WPCとは違い、WPIはたくさん飲んでもお腹に溜まるといった感覚がそれほどありません。

WPIのデメリット:価格が高い

WPIプロテインは特殊な技術を使って作られるため、そのぶん値段が高くなります。

1kgあたり、「3000〜4000円」がWPIプロテインの相場です。

では、どうしたら少しでも安くWPIをゲットできるか?方法は2つ。

WPIを安くゲットするには
  1. 3kgなどの大容量サイズを選ぶ
  2. 海外プロテインを選ぶ

大容量サイズだとメーカーはコストダウンができるため、1kgあたりの値段は下がります。

また、海外製のWPIプロテインは安いため、海外産を選ぶのもひとつの手です。

WPCとWPIの違いまとめ

WPC:もっとも一般的。スペックは十分で、万人向け。ただし乳糖不耐症だと飲めない。

 

WPI:WPCよりタンパク質量が多い。スポーツをする人向け。乳糖不耐症でも飲める。

日本で売られているほとんどのホエイプロテインが、WPCかWPIです。

そして最近、これらよりも効果が高いとしてボディビル上級者に人気なのが、「ホエイペプチド」と呼ばれるプロテイン。

「iPhoneXS」や「Mac Pro」のように、ハイスペックすぎて多くの人には必要ないですが、アスリートなどは検討してみてください。ホエイペプチドについては、次を参考にどうぞ。

WPH:ホエイペプチドの特徴

ホエイプロテインWPH

WPHとは、「ホエイプロテイン・ハイドロリセート」の略です。

まずはホエイペプチドについて、3行で理解しましょう。

ホエイペプチドとは?
  • すでに分解されているプロテイン
  • 消化の手間がなく吸収がとても早い
  • プロテインの半分の量で同等の効果が得られる

健康維持のためだったり、軽いエクササイズをするくらいなら、まったく必要のないプロテインです。

体が資本のアスリートや、筋トレの効果をできるだけ最大にしたい、完全にプロ向け。

「加水分解」という技術で作られていますが、むずかしい話になるのでここでは省略します。

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アメリカだと「ハイドロ・ホエイプロテイン」という名前で売られているぞ。

ホエイペプチドのメリット:アミノ酸に匹敵する吸収の速さ

WPCやWPIよりも、ホエイペプチドは吸収速度が早いです。

研究では、「アミノ酸と同等の吸収速度だった」ことがわかっています。そのため、トレーニング中や直後に飲むと、すぐに栄養を体に送り込むことができます。つまり、「筋肉が成長するチャンスを逃さない」ということ。

日本のトップレベルのボディビルダーが好んで飲んでいるようです。

個人的には、ホエイペプチドをトレーニング中に飲むようになり、体がかなり変わった実感があります。値段が高いぶん、それなりの効果は期待できるのかなと!

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これがホエイペプチドの最大のメリットだな。

ホエイペプチドのデメリット1:コストが高い

ホエイペプチドは、他のプロテインよりも高いです。

たとえば、ゴールドジムのホエイペプチド「アミノコンプレックス」は、1gあたり約12円、20g摂取すると240円になります。

1食あたり約70円のWPCと比較すると、3倍以上の価格です。これはちょっとキツイ・・・。

ただし、ホエイペプチドの場合は、「WPCと同じ量を飲む必要はなく、半分程度の量でも同じ効果が得られる」のがせめてもの救いです。

「ホエイプロテイン18g」または「ホエイペプチド10g」を摂取したあとの筋合成速度を比較してみると、両グループに統計的な差はなかった。

引用:アイアンマン2017年2月号

ちなみに、「ホエイペプチド10gと20gでは、20gを摂取したほうが効果は高い」ことがわかっています(参考

ホエイペプチドのデメリット2:風味の改善に大きな余地あり

ホエイペプチドは、味の好き嫌いが大きく分かれます。

もともと苦みや酸味が強い材料で、現段階では、WPCやWPIのほうが美味しいです。酸味がある風味としか合わないため、「ヨーグルト」や「ゆず」など、好き嫌いが分かれやすい味になっている状況です。

ただ、海外のサプリメーカーは、美味しいストロベリー味などが実現できています。国内サプリメーカーも、今後は味を改善してくるでしょう。

ゴールドジムのホエイペプチドサプリ、「アミノコンプレックス」のヨーグルト風味が個人的に好みです。

関連: ゴールドジムのホエイペプチド「アミノコンプレックス」をリピート!おすすめですよ

どのホエイプロテインを選ぶべき?目的と本気度で選ぼう

こんな人にWPCがおすすめ

もし、あなたがプロテイン初心者で、

  • 「筋トレを長く続けられるかわからない」
  • 「健康やダイエットのためにプロテインを飲んでみたい」

という場合は、WPCプロテインがおすすめです。というより、WPCで十分です。

もちろん、WPIやホエイペプチドのほうが質は良いのですが、はじめから高いプロテインを選ぶ必要はありません。筋トレにハマってきたら、WPIを検討すればいいのです。

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ほとんどの人はWPCで十分だ。

こんな人にWPIがおすすめ

本気で筋肉をつけたいと思って筋トレや運動をしている人は、アイソレートプロテインを検討してもいいかも知れません。

お腹が膨れないので、食事量を増やしやすいのが、WPCに比べて大きなメリットだと個人的には思います。

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あとは乳糖が体質に合わない人もWPIがおすすめだな。

こんな人にホエイペプチド(WPH)がおすすめ

  • スポーツパフォーマンスを上げたいアスリート
  • ボディビル的な体を”覚悟を持って”目指している人

こういった方は、ホエイペプチドを試してみてください。

トレーニングに限らず、人生をかけるなら、最高の投資をするのは何も間違ったことではありません。むしろ正解です。

プロ野球選手が、体のケアをするために、お金をケチって安いマッサージチェーン店を選ぶでしょうか?専門家やトレーナーに依頼して、多少高くても自分に投資しますよね。

人生をかけて何かのスポーツを追求している人にとって、「ホエイペプチド」は試す価値が大いにあると思います。


以上、『ホエイプロテインの種類:WPC、WPI、ホエイペプチドの違い』でした。

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自分の「目的」と「本気度」で、ホエイプロテインを選ぼう!

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