私はトレーニングを始めてもう10年以上になりますが、その中で「これは本当に欠かせない」と断言できるトレーニンググッズをご紹介します。
ケガから守ってくれたり、筋肉に効かせやすくしてくれたり、回復の促進をサポートしてくれるグッズたちです。自分で使用したことがあるものだけを厳選しました。
あなたの役にも立てば嬉しいです!
マックス
握力が数倍に向上する、背中トレのマストアイテム
ゴールドジム「パワーグリッププロ」
「これ、使ってない人いるの?」というくらい、多くのトレーニーが使用する握力補助アイテム。
背中や肩のトレーニングで威力を発揮します。ベントオーバーロウやデッドリフトなど、重たいウェイトを扱う種目で握力を消耗しません。前腕の筋肉ではなく、背中の筋肉を上手に使えるようにもなるのでおすすめです。
「パワーグリッププロ」と「ノーマルタイプのパワーグリップ」があるのですが、「プロ」を全力でおすすめします。天と地ほどグリップ力が違うんです。友人がケチってノーマルタイプを買ったのですが、わりと早めに壊れました。私はプロを2013年から使用していますが、2019年現在でも壊れていません。
- トレーニングをするならまず揃えるべき
- 背中のトレーニング効率が格段に上がる
- ダンベルサイドレイズもやりやすくなる
関連:背中の筋トレで握力がもたない人におすすめ「ゴールドジムパワーグリッププロ」
重たいウェイトを使うときは手首を保護しよう
ゴールドジム「ループ付きリストラップ」
胸、肩、三頭筋などの「プレス系動作」をするなら揃えるべきアイテム。重たいウェイトを扱うなら特にです。
「自分は12〜15RM(12〜15回で限界がくる重さ)しかやらないし、問題ないよ」と思ってるあなた。侮ることなかれ。私もそんな感じで気を抜いて手首の怪我をしました。手首が「グキッ」ていうリアルな音、聞きたいですか・・・。
手首は心臓からとても遠いので、「血流が少ない」場所です。だから手首や足首って怪我の治りが遅いんですね。怪我はするものでなく、予防するものです。
ループ付きなので、手首に巻きやすい点も便利。
- 手首が弱い人は使うべき
- 重たいウェイトを追求する人
- ウェイトの扱い方を知らない初心者
絶対の安定感
「パワーベルト レバーアクション」
一般のトレーニングベルトと違うのは、着脱に「レバーを採用している」点です。これがほんとに、着脱がしやすいのに、がっつり固定できるのです。
一度自分のウェストサイズに設定しておけば、あとはもうレバーを操作するだけで強烈に腹部を固めることができます。そして外すのもカンタン。1秒もかかりません。
この良さが1番わかるのはスクワットの時。スクワットって、終わった後に息が「ハァハァ」してしんどいですよね。普通のベルトなら外すのにちょっと時間がかかりますが、パワーベルトならレバーを「さくっと」引くだけ。スクワット後のしんどい時にこれはマジで助かります。
ベルトが超分厚いので安定感もバッチリ。ボディビル日本チャンピオンの「田代誠選手」も使用しているのをDVDで見ました。
なお、トレーニング初心者はここまでレベルが高いベルトは必要ないので、中級者や上級者向けです。パワーリフターやウェイトリフターに使っている人が多いのも特徴ですね。
- 固定力はどのベルトよりも強い
- 1〜5RMなど、重たいウェイトを扱う人向け
- パワーリフター向け
手軽だけどしっかり固定できる
「Schiek(シーク) リフティングベルト」
これは初心者〜上級者、誰にでもおすすめできるベルトです。
シークのベルトはナイロンなので軽く、折りたためるので出張や遠くのジムへ行くときに便利です。
また、ピンで止めるタイプのベルトではなく、マジックテープ式なので、自分のウェストの太さに合わせて調節できます。減量をすると、ウェストがどんどん細くなるので、ピン式のベルトだとウェストが合わなくなってくるんですね。
ナイロンだからといって耐久性がないかと思われがちですが、がっちり固定もできます。
とはいえ、パワーリフティングのようにとんでもなく重たいウェイトに挑戦する方には向いていません。あくまでもボディメイク用途ですね。
- 軽いので持ち運びしやすい
- ボディメイク用途ならこれで十分
- 自分のウェストサイズにぴったり合う
- 初心者〜上級者、誰でも使える
- ボディビルダー愛用
膝の保護はしっかりしよう
「Schiek(シーク) ニーラップ」
日本のゴールドジムでさえ、ニーラップをしている人はほとんど見かけません。ですが外国へ行くとかなりの確率で発見します。 アメリカのプロボディビルダーもつけていますね。
私はヘビーなスクワットやレッグプレスに挑戦するときは必ずつけます。
関節は、1度壊したら2度と元に戻りませんので・・・。
ましてや膝を故障したら日常生活にも支障をきたします。しっかりと保護しておくことを強くオススメします。
- 重たいスクワットやレッグプレスをするなら用意したい
- 膝は壊れたら元に戻らない
二頭筋がなかなか発達しない人はマスト
「ファットグリップ」
二頭筋が小さい、効かせにくいという人には絶対にオススメのファットグリップ。
私は長年トレーニングしていますが、上腕二頭筋がずっと苦手です。
ダンベルカールをしても、前腕ばかりに効いてしまい、肝心の二頭筋にはあまり効かず・・・。
ところが、ファットグリップを使うと二頭筋に適切な負荷がかかり、とてもパンプします。
私の二頭筋コンプレックスを解消してくれた神器です。
- 二頭筋へ簡単に効かせられる
- 二頭筋に強い筋肉痛がくるようになる
- 前腕が太くなる
- 偽物が多く出回っているので注意
関連:二頭筋が小さい人におすすめ!ファットグリップの効果をレビュー
2秒で重量を変えられる
「Motions式ダンベル」
自宅でトレーニングをする人にとって、ダンベルを揃えるのはコストや家の広さを考えると、簡単ではありません。10kg→12kg→14kgなど、刻んで揃えるのが理想ですが、そんなにコストもかけられないし、狭い家だと置く場所に困るんですよね。
そんな悩みを一発で解消してしまうのが「Motions式ダンベル」
ダイヤルを回すだけで、重量を2秒で変えることができます。
ダンベルを置くスペースにも困らないので、部屋が狭くなることもない。
普通のトレーニングもできるし、ドロップセットなどのテクニックも使い放題です。自宅でトレーニングをするなら、これ1つ揃えれば十分でしょう。
- 2秒で重量を変更できる
- 自宅でドロップセットをして追い込めるようになる
- ジムに通う人に負けない身体を作れる
デッドリフトやスクワットが安定する
「イノヴェイトシューズ(F-LITE 235 V2 MS)」
日本のボディビルチャンピオン、「鈴木雅選手」も愛用しているのがイノベイトシューズ(F-LITE 235 V2 MS)。
一言でいうと、このシューズを履くことで、体幹がとても安定するので、筋肉に効かせやすくなる。ベンチプレス、デッドリフト、スクワットなど、床に足をつけて踏ん張る種目はかなりやりやすくなる。
頑丈な上に通気性が良いので、汗をかいてもシューズの中が蒸れないのも気に入っているポイント。今は「もうこのシューズなしではトレーニングをしたくない」ほどです。
- コンパウンド種目が安定する
- スクワットで膝がグラつかない
- デッドリフトの挙上がスムーズになる
- レッグプレスで足が滑らない
- 通気性が良いので臭くなりにくい
関連:ボディビル日本チャンピオンも愛用!イノヴェイトシューズ(F-LITE 235 V2 MS)は筋トレマニアにおすすめ
”踏ん張る力”が段違い
5本指シューズ「ビブラム」
vibram five fingers ビブラム ファイブフィンガーズ
5本指シューズの決定版「ビブラム」。
トレーニーの間ではもはやスタンダードになりつつあります。
私はこれを履いて「スクワットで最後の1,2回が踏ん張れる」ようになりました。「何でだろう?」と考えましたが、意外と理屈はカンタンでした。
「手」に置き換えるとわかりやすいです。倒立をするとして、手の指をそれぞれくっつけて逆立ちするのと、手の指を広げて地面と「ぐっ」と掴むのと、どっちが安定性が出るでしょうか?
絶対に手の指を広げたほうがグラつかないですよね。
足も同じ要領です。そういった意味ではこれにいち早く気づいたビブラムはパイオニアですね。足の軸が安定すると、他の部位のトレーニングでも効果を感じます。マラソン選手でも使用しているくらいです。
むしろこれからは5本指シューズがスタンダードになるでしょう。
- スクワットで踏ん張りやすくなる
- カーフレイズがやりやすくなる
- 通気性が高い
- 履きやすい
- 軽いので持ち運びに便利
ストレッチよりも体をほぐせる!
筋膜リリースならグリッドフォームローラー
このブログでも大人気のグリッドフォームローラー。テレビでも何度も紹介されています。
筋膜リリースはどんなストレッチよりも、体をほぐすことができます。これは1度やってみないとわかりません。
正直言って、ちゃんとやるとかなり「痛い」のは確かです。それでも筋膜をほぐした後の「脱力感」はヤバイです。
私はこれを使うことによって、深い眠りにつくことができています。睡眠はすべての源ですから、重宝しています。
- 筋トレ前後のストレッチに
- 太ももをリリースするとスクワットでしゃがみやすくなる
- 筋肉の可動域が広くなる
- ケガをしにくくなる
- 筋肉痛を軽くする
「筋膜リリース?何それ?」という人もこれを読むだけですべてがわかります。グリッドフォームローラーとセットで手に入れましょう。
関連:【オススメ】筋膜リリースの効果を最大限に発揮するたったひとつのアイテム
疲労回復を加速したいなら「ベネクス」
トレーニングをしていて、まだベネクスを使ってない人は大きく損をしています。
特殊な素材を採用していて、着ることで副交感神経が優位になり、体がパッと「リラックスモード」になるんです。
「着るだけで?」と信じられないかもしれませんが、睡眠が深くなり、筋トレからの疲労回復は早くなります。
私は毎日、ベネクスを着て寝ています。忙しい経営者の方なども着ているようです。
ベネクスは色々種類があるのですが、「リチャージタイプ」がトレーニングをしている人向けです。
- 筋肉痛を軽くする
- 疲労度を減らす
- ぐっすり眠れるようになる
また、ベネクスの効果をもっとも体感できるのは、ハードな脚のトレーニング後です。
筋肉痛の回復が明らかに早くなるので、Tシャツとタイツ、セットで試してみてください。
関連:【オススメ】VENEX(ベネクス)が疲労回復に効果がありすぎてすごかった
あっという間にすぐ溶ける
HALEO「サイクロンシェイカー」
私は相当な「シェイカーマニア」という自負があります。今までおそらく国内外含めて40個以上は使ってきました(シェイカーを増やすたび、嫁が怒ります)
私の場合、「家用」と「ジム用」で分けており、家ではHALEOのサイクロンシェイカーを使用しています。
これ、めちゃくちゃ溶けるんですよ。
「たかがシェイカーでそこまで違うのかい」と買う前は思っていましたが、これが違うんです。
私はプロテインだけじゃなくて、炭水化物だったり、BCAAだったりと色々混ぜて摂取します。
サイクロンシェイカーだと、すぐに溶けてサッと飲めます。HALEOのデザインもセンスがあってかっこいいですね。
おすすめのシェイカーは以下の記事にまとめていますので、興味があればご覧ください。
使っている人をあまり見かけない
スマートシェイク
SmartShake(スマートシェイク) プロテインシェイカー SmartShake Black
ジムや外出先用ではスマートシェイクが便利です。
シェイカーの下に「予備ケース」がついているため、そこにプロテインやグルタミンなどを入れて、トレーニングの前後に飲みます。
スマートシェイクの威力が発揮されるのは外出時です。
普通のシェイカーにプロテインパウダーを入れると1回しか飲めませんが、スマートシェイクには予備ケースが2つあるため、最大3回もプロテインを飲むことができます。
短い出張ならスーツケースに「ぽいっ」と入れておくだけでもう安心です。
- 外出時に数回プロテインやBCAAを飲みたいときに便利
筋トレに集中したいならこれ!
SONYワイヤレスヘッドフォン MDR-ZX750BN-B
海外ボディビルダーのトレーニング動画でよく見かけるのが、ワイヤレスヘッドフォン。
使ってみて思ったことは、コードが体に絡みつかないのはとても楽ということです。
有線型のヘッドフォンだと、デッドリフトをやるときにコードがたらーんと下に伸びて邪魔なんですよね。
Bluetoothで接続するので、スマホをカバンやポケットに入れておけば、ヘッドフォンを頭につけるだけです。
自分の「トレーニングモード」にスイッチが入り、”ゾーン”に入ることができます。
さすがSONY製品で、ノイズキャンセリング機能でまったく周りの声が聞こえなくなります。周りの人が話している声や叫ぶ声って、意外と集中の邪魔になったりするんですよね。
- 邪魔なコードとはおさらばできる
- 周りの声がまったく聞こえなくなる
- トレーニング時のテンションが上がる
以上の筋トレグッズがあなたのトレーニング効率化につながれば幸いです!
おすすめのサプリメントはすべて次に記事まとめていますので、こちらもどうぞ。