「鈴木雅パーフェクトブック」はすべてのトレーニー必読本だ!

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鈴木雅パーフェクトブック

どうも、ワークアウトハッカー(@workouthacker)です。

2017年5月31日に発売された、『鈴木雅パーフェクトブック』を読み、考えたことをまとめました。

いやしかし、とにかくもんのすごいボリュームです。

  • 鈴木雅選手のヒストリー
  • ポージング写真、ポージングの取り方
  • 各部位のトレーニングテクニック
  • 栄養の取り方

などなど、鈴木雅選手ファンはもちろん、体をデカくしたい人や減量したい人まで、すべてのトレーニー必見の内容です。

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鈴木雅パーフェクトブックは内容が豊富すぎる

鈴木 雅-PERFECT BOOK』は、次のように構成されています。

【鈴木雅パーフェクトブック:目次】

  1. 鈴木雅ヒストリー(出生〜ボディビル世界チャンピオンになるまで)
  2. ポージングレクチャー
  3. 鈴木選手に聞きたい37のこと
  4. トレーニングの考え方(解剖学と生理学)
  5. 体の各部位のトレーニングのポイント
  6. 鈴木雅選手が使うトレーニングギア
  7. 栄養の考え方(増量・減量)
  8. トレーナー職についての考え
  9. 鈴木雅選手を知る人のコメント

目次を見ただけでもうお腹いっぱいなんですが、内容を読んでいくともっとお腹が膨れていきます。読み終わる頃にはトレーニングがしたくなること間違いなし。

それでは各項目について、私が気になった点をピックアップしていきますね。

ガリガリの少年がボディビル世界チャンピオンに

ここでは、鈴木雅選手の少年時代や、ボディビルとの出会い、世界チャンピオンになるまでの軌跡が語られています。

ファンの中では有名な話ですが、鈴木選手は小さころとにかく体が小さく、体力がなかったそう。それでも野球を通じてウェイトトレーニングを始めて、高校生のときにベンチプレス110kgを挙げられるようになったというのはスゴイ・・・。

大学まで進み、ガリガリにまで細くなって好きな女の子から「細い人はいや」と言われてトレーニングを再開したそうです(笑)。そしてどんどんハマりこんでいき、内定があったのにも関わらず、THINKフィットネス(ゴールドジム運営会社)の面接を受けて合格してトレーナーとして入社。この行動力が素晴らしい。

ちなみに、大学時代から鈴木選手の代名詞ともいえる、「丸々とした筋肉」がすでにあったそうな・・・。やっぱりこの頃から才能はあったんですね。

また、個人的に次の言葉に共感しました。

インターバルをダラダラ長くとってやっていたら、それなりの体しかできないし、キツイことをやればそれだけいい体になる

インターバルがダラダラ長い人って、意外と多いんですよね。ゴールドジムではお客さんの質が高いのでそこまでいませんが、他のジムや体育館だとインターバル中に水を飲みに行く人はかなりいます。

専門的な話になりますが、ベンチプレスやスクワットなどの高重量を扱う種目では休憩時間を3分ほどに設定してもいいのですが、その他の種目では1分程度に設定するべきなんですよね。

かくいう私も休憩はとっても1分くらい。12〜15レップのときは休憩は30〜45秒くらいで次のセットにいきます。ツイッターでもこれを言ったらけっこう驚かれました。

ただ、私の場合は、追い込みたいのもありますが、単純にせっかちな性格なので、すぐ次にいっちゃうんですけどね(笑)

リラックスポーズ、規定ポーズの取り方

ここでは、ボディビルの大会で取るポーズについてレクチャーしています。そのポーズとは、以下の8つです。

  • フロントリラックス
  • フロントダブルバイセップス
  • フロントラットスプレッド
  • サイドチェスト
  • バックダブルバイセップス
  • バックラットスプレッド
  • サイドトライセップス
  • アブドミナル&サイ

※厳密には「フロントリラックス」は規定ポーズに含まれません。

初心者のポージングの取り方と、経験者へのポージングの取り方へのアドバイスの違いがすごく参考になりました。

「初心者はこういった癖があるから、こうしたほうがいい」「経験者はこういったところに改善点があることが多い」などと、対象者のレベルに合わせてレクチャーできる人って意外と少ないですからね。

ボディビルダーだけではなく、フィジーク選手にも通用する方法が書かれています。

筋肉を増やすための、解剖学・生理学の観点からの解説

ここでは、筋肉を増やすための重量設定やレップ数の設定、フォームの作り方について解説しています。たくさんためになることが書かれているので本当に必読箇所です。

鈴木選手は、筋肉を増やすためには2つの観点を重視しているとのこと。それは、生理学と解剖学です。 生理学とはむずかしくきこえますが、ようするに「筋肉への刺激をどうやって最大化するか」です。

そのためには、次の3つの考えをもってトレーニングをすることが大切です。

【生理学から考えるトレーニング】

  • 筋力を伸ばす
  • 筋肉を破壊する
  • 筋肉をパンプアップさせる

ここでは、上記それぞれについての詳しい方法が書かれています。重量設定やレップ数設定について悩んでいる人には参考になる箇所です。

また、解剖学というのは、「筋肉がどこからどこまでつながっていて、どう動くのか」ということです。

【解剖学から考えるトレーニング】

  • 筋肉をしっかり刺激できるフォームの追求
  • 起始と停止
  • 骨盤、股関節、あご
  • グリップ
  • 手首

鈴木選手いわく、「生理学と解剖学も大事だけど、最後の最後にはパッションが大事」とも語っています。その意図は本を実際に読んで確認してください。

体の各部位のトレーニングのポイント

鈴木雅選手が実際にやっているトレーニングを解説しています。肩、胸、背中、腕、脚すべてのトレーニングについて説明していて、個人的に1番参考になった箇所です。

ただ、ひとつ間違っている箇所があるのでこちらで掲載しておきます。

P.64ページの背中のトレーニングですが、DYローとマシンローの写真が間違っています。
ただしくは、P.64のページ上部の種目がマシンロー(ストライブ)で、P.65のページ上部の種目がDYローです。よって、効かせる部位もそれぞれ逆になるということなので、読む方は注意をしてください。

鈴木選手が使用するトレーニングギア

同選手が使用しているトレーニングベルト、パワーグリップ、シューズなど。ここでは私が以前に紹介したinov-8というトレーニングシューズについても記載されています。

参考ボディビル日本チャンピオンも愛用!イノヴェイトシューズ(F-LITE 235 V2 MS)は筋トレマニアにおすすめ

鈴木雅選手の栄養への考え

鈴木選手の増量時の方法、減量の方法が書かれています。

ボディビルキャリアの中で、たくさんの方法を試してきた鈴木選手いわく、「人の方法が自分に合うはわからない」とのこと。だから、自分でやってみることが大事なんですね。

トレーナーという職業についての考え

鈴木選手のトレーナーとしての考え。普段は優しいイメージのある彼ですが、トレーナーとして厳しい一面も垣間見えるコーナーです。

個人的に非常に共感したのがこれ

エビデンスの約半分は適合しないことも多い

これはほんとにその通りで、エビデンスに固執しないほうが良いと私は思っています。

たしかに根拠は大切ですが、そうはいかないのが人間の体です。「A」というエビデンスがあるなら、絶対に「Aの真逆」というエビデンスがあります。エビデンスに縛られて自分にリミットをかけるくらいなら、気にしないほうがいい。

最近の流行で、「科学的に検証された〜」とか、「科学的◯◯トレーニング」という謳い文句がとても多いんですよね。それに惹かれるのもわかりますが、あくまでも参考程度に付き合って、エビデンスとはある程度の距離をとるのが良いと思います。大切なのは、いつでも「実践」です。

とまあ、今まで感想をお話してきましたが、まだまだ内容の10分の1くらいです。それだけ内容が豊富の本なので、ボロボロになるまで読み返すべき本ですね。

ボディビルをベースに、もっと外へ飛び出して欲しい

ここまで読んで思ったこと、それは、「鈴木選手には、もっと外へ飛び出して欲しい」ということです。トレーナーもいいですが、もっと活躍できる場所がある。

ボディビルダーを対象に活動するのではなく、メディアに出るなど、ボディビルの枠を超えて活躍するべきだと思います(本にも「これが自分の役割」と書かれていますが)。

たとえば、SONYとのこんな企画は最高でした。何度見てもカッコイイ。

ボディビル界は、若くて推進力のある彼のような人が引っ張っていく必要があります。鈴木雅選手にとっては重責かもしれないけど、ボディビル界の未来のためには必要なことなのかもしれません。

もちろん、それ以外の私たちは彼を全力でサポートするべきですし、私も微力ながら、このブログメディアを通じて細々と活動していきます。

なかなかメジャーになれないボディビルですが、みんなで力を合わせればもっと認知されるものだと信じています。

だって、なんだかんだ言って、みんなマッチョが好きですからね(笑)。

トレーニング情報メディア「ワークアウトハッカー」の中の人です。最高月間PV90万。ボディビルコンテストに向けて減量中。プロフィール詳細はこちら

また、健康系のライターとしても活動中。ライティングや編集など、お仕事のご相談がありましたらお問い合わせ欄よりご連絡ください。お問い合わせ