アメリカ発の「ブルーボトルコーヒー」が、京都の蹴上(けあげ) にオープンした。
コーヒー豆や焙煎にこだわっているようで、なにやら美味しいコーヒーが飲めるらしい。
私はバカ舌なのでコーヒーの味はわからないが、妻が行きたいというので、物は試しに行ってみた。
平日の11時頃に行ったが、それほど混雑しておらず、5分ほど待って注文できた。
「ブルーボトルコーヒー京都店」は観光地のど真ん中にあり、近くには有名な観光スポットやレジャー施設などもある。
この記事では、お店の雰囲気、オススメの行き方、注意しておくことなどをまとめた。
子連れで行ったので、家族で行きたい人にも参考になるはず!
混雑具合:11時だと少ない。12時から混み始める
平日の火曜日、11時30分頃の様子。
8人ほど並んでいたが、5分後には注文できた。「待った」という感覚はほぼない。
クッキーなども用意されているが、ほとんどの人がコーヒーだけを注文するため、レジ作業はスムーズ。アップルペイで支払いたかったのだが、まだ未対応とのことでクレジットカードで支払った。
11時50分頃になると、並ぶ人は20人ほどに増えた。お昼時だからなのか、12時頃からは人が増え始める様子。
できれば12時より前に行ったほうがよさそう。
とはいえ、先ほども言ったとおりそれほど待たされる印象はない。
ただ、土日は観光客が比にならないほど増えるため、1日中の混雑が予想される。
営業日、営業時間、アクセス
- 営業日:毎日
- 営業時間:8時〜18時
- 支払い方法:現金、クレジットカード
(アップルペイなどは未対応) - 〒606-8437 京都府京都市左京区南禅寺草川町 64
駐車場は近くにあるが価格は高め
ブルーボトルコーヒー京都店の近くには、2つのタイムズがある。観光地なだけあって、駐車場が広い。
ただ、日中は「10分で300円」と、なかなか攻めた金額設定。それに観光客が非常に多いため、運転はしにくい。
後に述べるが、地下鉄を使って行くのがおすすめだ。
まさに「ザ・京都」といった雰囲気に
ブルーボトルコーヒー京都店は、ところどころに「京都っぽさ」を感じる仕掛けがある。
2つの家屋で構成されており、1つはグッズショップ。もう1つがコーヒーショップになっている。
以下の写真はグッズショップ。
ここを通って、コーヒーショップへ行くといった動線だ。
ブルーボトルコーヒーのマグカップや、コーヒーを作るためのグッズが多数揃っている。
ブルーボトルコーヒーのニットキャップやトートバッグも。
天井が高く設計されていて、開放感がある。
一見するとただのボロ屋なのに、「ブルーボトルコーヒーのロゴ」と「京都にある」というだけで、高価な場所に感じるのだから不思議だ。
グッズショップを抜けると、いよいよコーヒーショップに。
ここでもブルーボトルコーヒーのロゴが強調しすぎない程度にセットされている。
地面は砂利道に。
並びながら何を注文するか考える。
ネットの情報によると、シンプルに「ドリップ(450円)」が美味しいとのことで、そちらに決定。
レジの様子。右側に階段があり、2階でもコーヒーが飲めるようだ。
なお、現金・クレジットカードでの支払いになる。
スタッフさんがドリップを煎れているところ。
芸能人でもいるのかというくらい、多くの人が撮影していた。私も負けじとパシャリ。
このようなバーに座りながらコーヒーの出来上がりを待つ。
ブルーボトルコーヒー、そのお味は?
自分の名前が呼ばれ、「ドリップコーヒー(左)」と「オレ(右)」をゲット。
「オレ」はきっとハートマークを作ろうとしてくれたのだろうが、逆スライムのような形になっている。
正直に言って味はよくわからないが、「コンビニのコーヒーよりは格段に美味しい」ということはバカ舌の私でもわかった。きっと、コーヒー通が飲めば感動するような味なのだろう。
イスの数や種類
席は豊富に用意されているが、混雑時は座れないと思っておいたほうがいい。
- 1人席×8
- 2人席×9
- ベンチ×5
- スタンディングテーブル小×4
- スタンディングテーブル大×1
(1人席)
(スタンディングテーブル大)
(3人座れるベンチ)
(スタンディングテーブル小)
砂利道でベビーカーを押すのは大変だが、コンクリートの道があるので利用しよう。
(コンクリートの道)
次は、ブルーボトルコーヒー京都への行き方について。
ブルーボトルコーヒー京都店への行き方:地下鉄を使おう
行き方は様々あるが、京阪の三条駅から地下鉄に乗るのがおすすめだ。
ブルーボトルコーヒーの最寄り駅は、地下鉄東西線の「蹴上(けあげ)」
まず、京阪の「三条駅」まで行き、地下鉄「東西線」に乗る。2番線(上り)の「六地蔵方面」に乗ればOKだ。
「三条駅」からは2駅なので、5分もすれば到着する。
なお、Suica、ICOCAなど主要な交通カードは使える。運賃は210円。
「蹴上(けあげ)」で降りたらたくさん観光客がいるので、その人たちについていけばいい。
ブルーボトルコーヒーを含め、主要な観光スポットはすべて同じ方向にある。
- 京阪「三条駅」まで行く
- 地下鉄「東西線(六地蔵方面)」に乗る
- 蹴上(けあげ)で降りる
注意!付近にはコンビニがない
蹴上付近には、コンビニがない。レストランはあるものの、観光スポットど真ん中にあり、価格もそれなりにする。
地下鉄東西線の改札前に「セブンイレブン」があるので、水や軽食はここで用意していくことをおすすめする。
ブルーボトルコーヒー付近のレストラン
「せっかく京都に来たのだから、京都らしいものを食べたい」という人もいるかもしれない。そんな人のためにも、近くのレストランを紹介する。
ドーナツ屋さん「しゃなり」
ブルーボトルコーヒーから歩いて2分ほどのところにある小さなカフェ。お手頃な値段で「京都っぽい軽食」を楽しめる。
- ドーナツ:200円
- 抹茶ラテ:320円
- 八つ橋シュークリーム:280円
なお、ベビーカーでも入ることができ、子どものオムツはここで変えることができた。
湯豆腐屋さん
それなりの値段がしそうな湯豆腐屋さん。予算がある方は検討してもいいかもしれない。
お茶屋さん
時代劇に出てきそうな、いかにも京都らしいお茶屋さん。
次は、ぜひとも立ち寄ってもらいたい観光スポットについて。
近くの観光スポット
せっかく京都まで行ったのだから、コーヒーを飲むだけでは物足りない。
蹴上には有名な観光スポットや動物園があるので、立ち寄ることをおすすめする。
蹴上インクライン
桜の名所として人気な「蹴上インクライン」
ブルーボトルコーヒーから目と鼻の先にある。
昔使われていた線路の上を歩くことができ、老若男女問わず、幅広い層から人気のスポット。一眼レフと三脚を持った人がたくさんいる。
大きめの石が敷き詰められているため、歩きにくい。シューズはしっかり選ぼう。
南禅寺
(水道橋)
京都の観光スポットとして有名な「南禅寺(なんぜんじ)」。古き良き京都を感じられる場所だ。
昔使われていたという「水道橋」は迫力満点なので、ぜひ見ていただきたい。
水道橋の下は撮影スポットになっていて、多くの人が写真を撮って楽しんでいる。
こちらもブルーボトルコーヒーから見えるくらい近くにある。
京都市動物園
子連れなら、ぜひとも行きたい「京都市動物園」
広くはないが、アムールトラやゴリラ、キリンなど、様々な動物がいて十分に楽しめる。京都市が運営しており、料金が安いのも嬉しいポイント。
- 料金:大人600円、中学生以下無料
- 営業時間:9時〜5時(季節により変動)
おすすめとしては、まず午前中にブルーボトルコーヒーへ行き、混雑なくコーヒーを堪能する。
その後、上記のいずれかのスポットを散策してみるといいかもしれない。