とんでもないことになりました…。
「ミスター日本」こと、全日本ボディビル選手権大会2018の結果です。
男子の部では、鈴木雅選手が9連覇を達成。2位は横川尚隆選手、3位は須山翔太郎選手でした。
女子の部では、澤田めぐみ選手が優勝し2連覇。2位は山野内里子選手、3位は橋木明子選手でした。
スコアシートをもとに結果を見ていきます。
男子ミスター日本:鈴木雅選手が9連覇
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順位 | 選手名 | 所属 | 年齢 | 身長 | 体重 | ポイント |
前年度からの順位変化
|
1 | 鈴木雅 | 東京 | 37 | 166 | 82 | 12 | 9連覇 |
2 | 横川尚隆 | 東京 | 24 | 170 | 78 | 18 | +4 |
3 | 須山翔太郎 | 東京 | 37 | 171 | 77 | 36 | ー1 |
4 | 田代誠 | 東京 | 47 | 164 | 72 | 36 | ー1 |
5 | 合戸孝二 | 静岡 | 57 | 164 | 70 | 46 | ー1 |
6 | 木澤大祐 | 愛知 | 43 | 170 | 82 | 65 | +5 |
7 | 加藤直之 | 神奈川 | 37 | 161 | 71 | 65 | +5 |
8 | 須江正尋 | 東京 | 51 | 161 | 70 | 80 | +1 |
9 | 高梨圭祐 | 東京 | 46 | 165 | 76 | 90 | +1 |
10 | 木村征一郎 | 大阪 | 40 | 160 | 68 | 101 | ー3 |
11 | 山口裕 | 埼玉 | 36 | 165 | 75 | 112 | ー3 |
12 | 小松慎吾 | 長野 | 32 | 169 | 74 | 118 | 入賞なし |
参考:JBBF
鈴木雅選手が9年連続のミスター日本に輝きました。
信頼できる筋から得た情報では、ケガをしており脚のトレーニングが満足いくようにできなかったとのこと。
写真を見るかぎり本調子ではなさそうだったものの、それでも勝ってしまうチャンピオン。偉大すぎる・・・。「ベストアーティスティック賞」も受賞し2冠。
横川選手が初の準優勝。モストマスキュラー賞を受賞
横川選手が2位にランクイン。6位だった2017年から、順位を一気に4つ上げました。「モストマスキュラー賞」も受賞。
スコアシートを見ると、ジャッジ7人中2人は同選手を1位と評価しています。鈴木選手との差は6ポイントでした。会場で観戦した知人のボディビルダーからは、「横川選手が勝ったと思った」という感想も。
「ポスト鈴木雅」と噂されていましたが、ここまで早く射程圏内にとらえてしまうとは…。これでいて、まだ24歳…。本当に末恐ろしい選手です。
その他結果
須山選手、田代選手、合戸選手はそれぞれ1つ順位を下げました。
6位には、木澤大祐選手がランクイン。ここ数年のミスター日本では順位が低迷していましたが、去年より順位を5つ上げました。「ジュラシック木澤」の復活を待ち望んでいたファンは、私だけではないはず。
7位は加藤直之選手。木澤選手と同様に、去年より5つランクアップを果たしています。
8位、9位にはベテランの須江正尋選手、高梨圭祐選手がそれぞれ入賞。ジャッジ全員がそれぞれ8位、9位と評価。
10位は、木村征一郎選手。地元大阪での開催でしたが、去年より3つ順位を落としました。ジャッジ全員が10位と評価しています。近くでトレーニングを拝見したことがありますが、小さい骨格に筋肉がギュウギュウに詰め込まれていて圧倒された記憶があります。
11位には埼玉の山口選手がランクイン、12位は長野のバルキー小松選手という結果でした。
女子ミスター日本:澤田めぐみ選手が2連覇
順位 | 選手 | ポイント |
1 | 澤田めぐみ | 11 |
2 | 山野内里子 | 19 |
3 | 橋木明子 | 34 |
4 | 清水恵理子 | 36 |
5 | 中村静香 | 56 |
6 | 大澤直子 | 58 |
7 | 阿部優花 | 66 |
8 | 久野礼子 | 76 |
9 | 矢野かずみ | 94 |
10 | 山田純子 | 99 |
11 | 篠崎理香 | 110 |
12 | 野間春美 | 116 |
女子のミスター日本は、澤田めぐみ選手が優勝し2連覇を達成。ジャッジ7人中、6人の1位票を獲得しての勝利でした。