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【レビュー】アメリカでトップ5の新鋭ブランドがおくる、超健康派プロテイン「ISO-PF」

ワークアウトハッカー(@workouthacker)です。
(※写真の人は私ではありません。期待させてしまったなら申し訳ございません)

今回は、おそらくまだ誰も見たこともないであろう、アメリカ産のアイソレートプロテインをレビューします。

その名も、『ISO-PF

冗談を抜きにして、日本で1番先に試したのは私じゃないだろうか?
というのも、私もサウスランドファーマシーさんに教えてもらうまで、まったく知らなかったんです。

ただ、それもそのはず。ISO-PFを販売しているInspired Nutraceuticals社は、アメリカで設立されてからほんの数年という、今注目の新鋭ブランドだったんです。

なぜ新鋭ブランドなのに注目されているのか?

それは、とことん健康志向のプロテインだからです。

ISO-PFは、抗生物質や人工甘味料は不使用で、ホルモンフリー、なおかつ牧草飼育で育てらた牛のミルクを使用しています。アメリカのサプリメントにしては、珍しく非常に”ホワイト”なんです。

ということで、新しい/マニアックなものが大好きな私は、すぐさまサウスランドファーマシーさんに提供してもらい、レビューすることにしました。

それではさっそくご覧ください!

開封していくよ!

恒例すぎて飽きてる人もいるかもしれませんが、開封からいってみましょう。
今回レビューするのは、アイソレートタイプのプロテイン、『ISO-PF』です。

アイソレートプロテイン:一般的なプロテイン(コンセントレートタイプ)よりも少し値が張るが、タンパク質が多く含まれるタイプのプロテイン。

アメリカらしく、中途半端なパッケージです(笑)。
まあ日本がキレイ過ぎるだけかもしれませんね。

 

パカっ。
ホワイトなパッケージが出てきました。にしてもダンボールがジャストサイズ過ぎて笑う。

 

ドンッ!!
このサイズで960g入り、約30回分です。

 

アメリカ製のプロテインには珍しく、パウダーが着色されていません。水に溶かしても真っ白のままでした。

 

成分内容:炭水化物や脂肪が少なく、プロテイン量が多い

ISO-PFのスプーン1杯(約32g)あたりの栄養成分は次のとおり。

【ISO-PF:成分内容】
  • カロリー:120
  • 脂肪:1g
  • コレステロール:5mg
  • ソディウム:90mg
  • 総炭水化物:3g
  • 食物繊維:0g
  • 砂糖:0g
  • たんぱく質:24g
  • カルシウム、鉄分

さすがアイソレートタイプのプロテインなので、余分な炭水化物や脂肪は省かれています。つまり、純度の高いプロテインということです。

そのほかにも、アイソレートタイプのプロテインのメリットのひとつに、「乳糖」が含まれていないことが挙げられます。日本人に多いのですが、乳糖が体には合わない人は「乳糖不耐症」と呼ばれ、お腹の調子を崩してしまうんですね。ちなみに私も少し乳糖不耐症です。

さて、いろんな海外製プロテインを飲んできている私ですが、こんなにホワイトなパッケージはあまり見たことがありません。
いったいどこのメーカーなのでしょうか?




アメリカの新鋭ブランド「Inspired Nutraceuticals」

引用:https://inspirednutrajp.com/

「ISO-PF」を販売しているのは、「Inspired Nutraceuticals(インスパイアード ニュートラシティカルズ) 」という、まだ設立されて間もない会社です。
(Nutraceuticalsとは、栄養補助食品という意味)

アメリカで人気のサプリメントニュースサイト「Stack3d.com」で、新鋭ブランドにも関わらず、2015年にはトップ5に選出されています。

参考:2015年の上位5ブランド:インスパイアードが5位に – インスパイアード

今回紹介するプロテインも人気ですが、もともとはプレワークアウトサプリメントの「DVST8」という製品が大ヒットして注目を浴びた会社とのこと。

私はそこまで頻繁にプレワークアウトサプリを摂取しないので、 今回はプロテインを選択しました。

なお、「DVST8」を試してみたいという人は注意してください。

「DVST8」には、日本ではドーピングにあたる「ヨヒンベ」が配合されているからです。

アスリートはもちろん、ドーピング検査のあるフィットネスコンテストに出る人は絶対に使用してはいけません。それ以外の人は自己責任でどうぞ。

ヨヒンベは、脂肪燃焼などに効果があるとされ海外で人気を集めていますが、日本では「専門家の指示がないと使用できない成分」ということは頭に入れておきましょう。

参考:エフェドラ・ハーブ及びヨヒンベを含むサプリメントに注意 | 食品安全委員会

プレワークアウトサプリメント:トレーニング前に摂取するサプリメント。一時的に覚醒作用やパフォーマンスの向上効果が得られる

究極に健康を重視したプロテイン「ISO-PF」

引用:https://inspirednutrajp.com/

ISO-PFをひとことで表現すると、「超健康思考なプロテイン」と言えます。

特徴を見ると、その健康度合いがすごいことになっていますよ。

【ISO-PFの特徴】
  • 抗生物質不使用
  • 人工甘味料不使用
  • グルテンフリー
  • グラスフェッド(牧草飼育)
  • ホルモンフリー
  • アミノスパイクなし

正直に言って、アメリカのサプリメントメーカーがここまで自然派なのは珍しいですね。

それほど、「オーガニック」の流れが強くなっている証拠でもあるでしょう。

というのも、近年のアメリカでは、オーガニック系の食品を選ぶ人が驚くべきスピードで増えています。最近では通販のAmazonがオーガニック大手の「ホールフーズ」を買収したことでも話題になりましたね。

参考:アマゾン、ホールフーズ買収の狙いはデータ | ニューズウィーク日本版

実際、私は2016年にカリフォルニアへ行き、オーガニック系スーパーマーケットの盛況ぶりを目の当たりにしました。
オーガニックフードの市場はとても早いスピードで拡大しているようです。

参考:アメリカのオーガニック食品市場

このオーガニック旋風にともない、サプリメントもオーガニック系の商品がどっと増えています。カリフォルニアのサプリメントショップに行くと、ベジタリアン向けの「ビーガンプロテイン」棚にずらっと並べられていました。「さすがアメリカ、スピードが早いなぁ」と感心したものです。

そういう意味では、「ISO-PF」は流行をつかんでいるプロテインと言えますね。

人工甘味料は天然素材のステビアを使用

甘みをつける成分として、ISO-PFには天然由来のステビアが使用されています。

最近のサプリメントの流行として、スクラロースやアスパルテームなどの人工甘味料ではなく、ステビアを使用するケースが多くあります。
ISO-PFの「健康・自然」というコンセプトにも合いますね。

ただ、私は約10年ほどプロテインを飲み、人工甘味料のスクラロースやアスパルテームを一般人の何十倍も摂取していますが、健康に害があったことは一度もないんですけどね・・・。

グルテンアレルギーの人でも大丈夫

最近よく聞く「グルテン」。
これは、小麦やライ麦に含まれるタンパク質のことです。このタンパク質は、パスタやパンに多く含まれます。

グルテンが体質的に合わない人は下痢や吐き気、貧血などの症状が出るとされます。
テニスプレイヤーのジョコビッチ選手がグルテンフリー食を摂取して、体調が良くなったのはスポーツ界では有名な話ですね。

グルテンアレルギーは日本人には少ないのですが、欧米では多くいます。欧米のスーパーにいくと、ほぼ必ず「グルテンフリー」という表記がされているのもそのためでしょう。

日本人としては「グルテンフリーだよ!」と言われてもあまりピンときませんが、欧米人に食品を売るにはグルテンフリーはもはや必須項目になっています。

牧草で飼育された牛のミルクを使用

引用:https://inspirednutrajp.com/product/isopf/

牛のエサは、いろんな肥料を混ぜるタイプと、牧草だけをエサに育てるタイプがあります。アメリカではほとんどが肥料タイプで、オーストラリアやニュージーランドでは牧草飼育がメインになっています。

どちらが良い悪いという議論はここではしませんが、牧草飼育は基本的に牛を放牧しているので、牛たちをストレスなく育てられるメリットがあります。

飼育ホルモンを使用していない牛のミルクを使っている

飼育ホルモンとは、牛の成長を早めるために注入する人工的な成長ホルモンの一種です。ようは、「ミルクを早く、多く出させるために打つ薬」のこと。

アメリカは、飼育する多くの牛に飼育ホルモンを使用しています(日本国内では使用されていない)。つまり、アメリカ産のプロテインは、たいてい飼育ホルモンで育てられた牛のミルクから製造されていると考えたほうがいいでしょう。

現段階では、「摂取量の基準を超えていないから大丈夫だ」とアメリカは主張していますが、「オーガニック旋風」が吹き荒れる中、どんな方向に転ぶかは誰にもわかりません。

飼育ホルモンミルクが体に害はないとされていても、選ぶなら天然のミルクを選んでおくのが安全だと言えるでしょう。




プロテイン量をかさ増ししていない

ISO-PFのパッケージには、「NO AMINO SPIKE」と表記されています。アミノスパイクとは、タンパク質の量を多く見せて消費者をだます「イカサマ」です。

悪意のあるサプリメントメーカーが、プロテインの製造コストを下げるために、グリシンなどのアミノ酸を多く入れ、数値上でタンパク質の含有量を多く見せるんですね。

そんなことをメーカーがしてるのか?と思うかもしれませんが、実際にアメリカでメーカーがアミノスパイクをして訴えられたケースは意外と多くあります。
だから、あえて「NO AMINO SPIKE」と表記しているのだと思います。

ちなみに、今のところ日本のサプリメントメーカーではそのような事例はありません。少なくとも、ワークアウトハッカーで紹介している国内製造プロテインは大丈夫なので安心してください。

同様に、ISO-PFもプロテイン量をかさ増ししていないので、安心と言えるでしょう(というか、それが普通なんですが・・)。

 

さて、次はISO-PFを実際に飲んだ感想についてお話しますね!

濃い味のプロテインが好きな人には合う

今回は、ISO-PFのアイソフルーティ味を選びました。試してみた感想としては、究極に濃い味です・・!

今のところ、4種類の味が用意されています。

【ISO-PF:味の種類】
  1. ISOフルーティ
  2. フレンチトースト
  3. ケーキ
  4. バニラ フラフ

私はプロテインはうす味が好きなので、この中でも1番甘くなさそうなアイソフルーティを選んだのですが・・・正直に言って、私の舌には合いませんでした(笑)

甘すぎる・・・

いったいどうやったらフルーツ系のフレーバーをここまで甘くできるのか?逆に天才なのか?

せっかくの自然派プロテインなのに、香料がたくさん入っているのか、匂いもかなりアメリカン・・。
もはや「アイソフルーティ」の意味がまったくわからなくなりました。

 

ただ、フォローするわけではないですが、私のうす味好きの度合いは半端じゃないので、味覚は参考にならないかもしれません。友人にも驚かれるくらい、淡白な味が好きなので。
だって、プロテインは基本的にプレーン味(味がほぼない)か、薄いストロベリー味を選びますからね。

「いや、そもそも海外のプロテインは甘いのが基本でしょ」と思う人もいるかもしれませんが、それでも薄味の海外産プロテインは普通にあります。

以前紹介した、「ハイドロホエイプロテイン」のストロベリー味は甘すぎず、私の舌に最高にマッチしました。ああ、また飲みたい・・。

関連完成度が高すぎる!オプチマムのハイドロホエイプロテインをレビューしました

海外プロテインが好きな人は、基本的に甘いプロテインが大好きな人でしょうから、そんな人たちの舌には合うと思います。ただ、やはりISOフルーティ以外の味を選んだほうがいいかもしれませんが・・。

健康志向な人にはおすすめ

ISO-PFプロテインは、次のような人にオススメと言えるでしょう。

オススメな人
  • グルテンアレルギー(パスタやパンを食べると不調になる)
  • 飼育ホルモンが使われていないプロテインを飲みたい
  • 海外の最新プロテインを試したい
  • 牧草飼育で育てられた牛じゃないとイヤだ
  • 人工甘味料は摂取したくない

インスパイアードの公式サイトでも販売されていますが、サウスランドファーマシーさんから買ったほうが安く、いつもながら頑張ってくれています・・!

おわりに

今回も素直に書かせていただきました。サウスランドファーマシーさんは太っ腹だと思います(笑)。
「うちの商品もレビューしてほしい!」という企業様はこちらまでお問い合わせくださいね。

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提供:サウスランドファーマシー
https://www.southlandrx.com/