さて、6月6〜7日、北九州市で開催されたアジアボディビル2015の結果が出ました。結果はこちらに載っています。
日本選手でアジアチャンピオンになったのは、32種目中、4人。友達が観戦に行っていたので、色々と感想が聞けました。その辺も含めて今回はオピニオン記事的な感じでいこうと思います。
日本人が優勝!フィジークは全然「ソフトマッチョ」ではない
日本選手で優勝された方々はこちら
- フィジーク172cm超級の長谷川浩久選手
- クラシックボディビル171cm以下級の井上ヒロアキ選手(漢字わかりません)
- クラシックボディビル180cm以下級の田口俊介選手
- ウィメンズビキニフィットネス163cm超級の新井ケイコ選手
長谷川選手が激戦区(友達の感想)の172cm超級を制したというのは、日本にとってめっちゃくちゃ大きな意味を持つと思う。骨格的に不利と言われたりするからね。
そして、大会の写真を見たが、これではっきりしたことがある。それは、
フィジークでは、評価の割合にバルクが高くなりつつある
ということ。ニュースでは
“ソフトマッチョ”普及へ 北九州でのアジア大会でも採用 – 産経ニュース
「ソフトマッチョ」とか言われてるけど、バルクはビルダー並のフィジーク選手がゴロゴロいたそうな。本当のソフトマッチョの大会なら、ベストボディかな。
世界のフィジーク選手を見たら、日本人のボディビルダーよりもデカイ選手なんてザラにいる。日本(アジアも含む)のフィットネスシーンは基本的にアメリカの後追いなので、これからさらにフィジーク選手はバルクを求められてくるだろうな。
中国、韓国選手の勢いがすごい
男女含め、軽量級はほとんど中国と韓国の選手が持って行っちゃった感じです。
・中国は6人の選手が優勝
・韓国はボディビル60kg、65kg優勝、70kgでは2位。
日本は65kgで浅野選手が3位、佐藤貴規選手が4位という結果に。日本のアジアボディビル選考会では、「どうみても浅野選手が優勝なのに、佐藤貴規選手が優勝した」と物議をかもしたらしいけど、世界は浅野選手を評価したってことだね。
部外者の私がどうこう言う気はありません。ボディビルはその時のコンディションに結果が大きく左右されるのは事実です。
中国はフィジーク172cm以下級では優勝、オーバーオールでも長谷川浩選手を抑えて優勝。
結果表を見てもらったらわかるのですが、
軽量級は中国と韓国が強い
という印象になってしまっています。薬物を使用しているか、ナチュラルかどうかはわかりませんけどね。
ボディビルは中東の選手が強すぎる
重量級だと、中東が強すぎます。明らかにナチュラルではない体格なんですけど…。
重量級の結果をざっと見ていきます。左から順に1位、2位、3位・・・という意味です。
・75kg
イラン、オマーン、イラン
・80kg
イラン、バーレーン、UAE
・85kg
シリア、オマーン、バーレーン(木澤選手は予選通過ならず)
・90kg
イラン、イラン、シリア
・95kg
イラン、イラン、UAE
・100kg
イラン、UAE、シリア
・オーバーオール
イラン、イラン、シリア、イラン、イラン、
とまあ、見て分かる通り、
ほとんどイランが優勝
してるんですね。2位以下も中東諸国の選手です(80kg級では須山翔太郎選手が5位に入賞しています!よっしゃ!)
日本人選手だけでなく、やはり中国や韓国の選手も勝てていません。ドーピング検査はしているのだろうか??悔しいけど、ドーピング使ってる人には勝てないというのが現実的なところです。
こんな事やって欲しかった
「アジアボディビルをせっかく日本でやるんだから、こういったことをやって欲しかったなあ」という私からの提案です。
東京でやって欲しかった
友人の話によると、全然人が入ってなかったそうです。そりゃそうだ。
北九州市の人口は97万人。東京の人口は1335万人です。その差はなんと、13倍!ちなみに福岡で146万人。東京が無理なら、せめて博多で開催したら良かったのでは?
オードリーやなかやまきんに君、ベストボディなどのおかげでテレビに取り上げられる機会も増えたけど、果たして一般客が北九州市まで見にくるだろうか??
可能性はちょっと低いですよね…。
フィットネス関連者でさえ、わざわざ北九州市まで行く人は少ないでしょう。
まだまだマイナーな競技なのです。テレビ東京は来ていたそうですが。
その点、東京だと人が集まりやすい。オードリー春日や、なかやまきんに君が出場した東京オープンは、毎年会場が満席で立ち見状態です。この中にはもちろん一般客もいるでしょう。
東京でぜひやって欲しかった。
勘違いして欲しくないのですが、北九州市を批判しているわけではありません。大会がもっと盛り上がって欲しかったので、東京ならさらに良かったのでは?という主張です。
生中継して欲しかった
今回は20数年ぶりの日本開催でした。結構大きなイベントです。
日本選手権は毎年USTREAMで生中継してくれて本当にありがたいのだが、なぜアジアボディビルではやらなかったのだろうか?
北九州まで行けない分、生中継を期待していた他県の選手もいたはず。皆が皆交通費を出していけるわけではないし、ボディビルを普及させたいのであれば、せめてUSTREAMで中継をして欲しかった。
ソーシャルで速報を流して欲しかった
アジアボディビル選手権の結果が1番気になるのは誰か?ターゲットでいえばやはりフィットネス関係者でしょう。
んで、フィットネス関係者は土日に何をしているか??
働いてます。
フィットネス業界は土日がないのです。でもスマホで仕事の合間に情報を取得することはできます。そんな人たちのためにも、ツイッターやフェイスブックなどで速報を流して欲しかった。
フェイスブックはアジアボディビルのページがあります。予選の結果はまあまあ早めに公開されてました。
でも、その後は
大会が終わってからの後夜祭の様子。あれ?決勝の結果は…?
うんうん、そうか美味しかったか〜って
なんでやねん!
フィットネス関係者は「大会の結果」が知りたかったのであり、別にどこのホテルで何が美味しかったかなんてどうでもいいのだ。
結果をすぐに知ることができれば、出場選手の家族、友人、ファンは安心できると思うんだけどなあ・・・。
他のボディビルダーやフィジーカーはモチベーションにもなるでしょう。その日のトレーニングにもより一層気合が入ると思います。
おわりに
とりあえず、私からの提案としては以上です。
クレアルカリンというクレアチンの一種です。詳しくは今度記事にしますが、ローディングが必要ないクレアチンです。前から欲しくてついに使ったのですが、めっちゃ力が出ました。
しかも飲んだのは1カプセルだけ。いきなり体感が出たのでビックリです。しかも安い。こりゃいいわ。販売会社が色々あるんですが、リンクのやつは1番安く注文できます。
関連「クレアルカリンEFX」を実際に使って体感した効果をレビュー!普通のクレアチンよりも良いですよ