49歳のベテランプロボディビルダー「デキスター・ジャクソン」が、フロリダで開催されたタンパプロ2019で優勝。良い流れのまま9月のミスターオリンピア2019に乗り込みます。
デキスター・ジャクソンがタンパプロ2019で優勝
8月2日、アメリカのフロリダ州にてタンパプロ2019が開催されました。上位5選手は次のとおりです。
- デキスター・ジャクソン、12pts
- ルーク・サンドウ、24pts
- イアン・ヴァリエール、36pts
- ルーカス・オスラディル、48pts
- ハッサン・モスタファ、60pts
大ベテランのデキスター・ジャクソンは、2位のルーク・サンドウに2倍の差をつけて優勝しました。「圧勝」といっても差し支えないでしょう。ポージングを見てわかるとおり、彼のニックネームである「The Blade」にふさわしい、バリバリのコンディションを作り上げています。2019年のミスターオリンピアにも出場予定です。
デキスターを指導したコーチはジョージファラー。彼自身も元ボディビルダーで、過去にカイグリーンを指導していたことでも知られるトレーニングコーチです。
ルークはデキスターに破れたものの、ミスターオリンピア2019への出場するためのポイントを獲得しました。
49歳ということもあり、常に引退の噂が飛び交うデキスターですが、優勝後のインタビューでは「今年もミスターオリンピア2019の後も引退をするつもりはない」と答えたようす。
2019年のミスターオリンピアは、9月12日(現地時間)の開催予定。2018年はショーンローデンの優勝、そしてフィル・ヒースが2位に退く結果となりました。もちろん、両者は今年も出場してくるでしょう。デキスター・ジャクソンがその上位へいかに食い込むのか、期待が高まります。