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ヤスキジムの初心者向けパワーリフティング講座へ参加

ベンチプレス元日本王者の山下保樹選手が運営する「ヤスキジム」にて、初心者向けのパワーリフティングセミナーが開催されました。今回はセミナーのレポートをお届けします。

パワーリフティング初心者向けにルールを解説

参加者の総人数は10数名。男性ばかりかと予想していましたが、女性もちらほら。初心者向けのセミナーであったため、パワーリフティングを強くする方法ではなく、そもそもどんな競技なのか、どんなルールがあるのか、といった内容のセミナーでした。

セミナーでは、競技種目のスクワット、ベンチプレス、デッドリフトを実戦形式で山下選手が解説。少人数制のセミナーであったため、参加者がそれぞれ山下選手にフォームを見せ、アドバイスをもらえました。

スクワット

スクワットの解説では、「どこまでお尻を下げるべきか」という点にフォーカスして解説が進みました。しゃがみが浅いと失格になってしまいます。

私のフォームを見せると、「それでは少し浅いですね」と見事に失格。私の中では「パラレルスクワット(太ももが床と平行になるくらい)くらいまで下げたらいいかな?」という感覚でした。しかしそれでは浅く、パラレルスクワットよりも少しお尻を下げたところで合格点をもらえました。

ベンチプレス

ベンチプレスでは、お尻の位置、やってはいけないフォーム、バーの握り方などを解説。
ベンチプレスは山下選手の本職であるため、失格にならないためのフォームについて、特にくわしく説明がありました。

なお、山下選手は2019年5月に開催された「世界ベンチプレス選手権大会」の105kg級にて、320kgを挙上し、フルギアの日本新記録を更新しました。

デッドリフト

デッドリフトでは、スモウスタイルをもとに解説。「ワイドスタンス」とも呼ばれ、肩幅よりも大きく足を開くタイプのデッドリフトです。日本のパワーリフティング選手のほとんどはスモウスタイルを採用します。

個人的にはナロースタンス(肩幅と足幅が同じくらい)も好きなため、「ナロースタンスはやはりやめたがほうがいいか」と質問したところ、「最終的には人それぞれだが、スモウスタイルのほうが腰への負担が少ないのでおすすめ」とのことでした。

パワーリフティングは奥が深い

恥ずかしいことに、筆者自身、長らく筋トレはしているもののパワーリフティング競技に関しては詳しくありませんでした。しかし、今回のセミナーでルールを把握でき、パワーリフティングへの興味が大きくなりました。

パワーリフティング競技では「どれだけ重たいウェイトを上げるか」で勝敗が決まるので、見ていてわかりやすいですね。人間が200、300kgなどとんでもない重量を扱うのも、迫力があります。

「パワーリフティングやベンチプレス競技に興味があるけど敷居が高い・・・」と感じる方は、大阪のヤスキジムへ足を運んでみてはいかがでしょうか。優しく教えてもらえますよ!

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