※追記あり【2021年4月】大阪府の緊急事態宣言でスポーツジムは閉まる？

結論からいうと、床面積が1000平方メートルを超えるジムに対してのみ、休業要請がされるようです。

飲食店以外で、休業要請をするのはいずれも床面積が１０００平方メートルを超える大規模な施設です。

では、「建物の床面積の合計が1000平方メートルを超えるジム」とは、具体的にどのくらいの大きさなのでしょうか？

小規模ジムの例

私が契約する「エニタイムフィットネス」を例に考えてみます。

「エニタイムフィットネス物件紹介のお願い | ダイレクト・ショップ」によると、駐車場がある路面店の場合、床面積は90 坪～150坪程度です。

150坪を平方メートルに変換すると、約500平方メートルになります。休業要請の基準となる1000平方メートルには達していません。

エニタイムフィットネスなどの小規模なジムは、その多くが1000平方メートルには達していません。よって、閉鎖されない可能性が高いと思われます。

とはいえ、今朝エニタイムフィットネスに電話で質問したところ、「まだ何もわからない」との返答でした。緊急事態宣言措置を決定されたのが4月23日で、25日から適用ですからジム側が準備できていないのも当然ですね…。

エニタイムフィットネスは「閉鎖しない」という発表をしています。

今回の内容は、特措法に基づく休業要請対象には該当しないため、エニタイムフィットネスは、会員のみなさまとスタッフの安全・安心の確保を第一に考え、感染拡大防止対策を徹底し、対象都府県を含め通常通り営業いたします。

大型ジム「ルネサンス」の例で考えてみます。

「店舗開発｜ルネサンスについて｜株式会社ルネサンス」によると、ルネサンスのジムは300〜1800坪とかなり大きめです。300坪は991平方メートルなので、際どいところですが、その他のジムは閉鎖される可能性が高いでしょう。

大阪府にあるゴールドジム十三（じゅうそう）の総面積は1000坪で、3300平方メートルになります。休業要請の基準となる1000平方メートルを大幅に超えています。予測でしかありませんが、さすがに休業をせざるを得ないのではないでしょうか…。

ゴールドジムの「政府の緊急事態宣言発出に伴う当社の対応について（4月24日10:00更新）」を見てみると、対応を協議中で、決まるまでは通常通りの営業をするとのこと。

この度、4月23日（金）政府により４都府県（東京都、大阪府、京都府、兵庫県）を対象とした緊急事態宣言が発出され、現在その対応を協議しております。

なお、緊急事態宣言の期間は4月25日〜5月11日までとなっています。ゴールデンウィーク狙い撃ちって感じですね…。

※追記：ゴールドジムの臨時休館店鋪が発表されました。