男子日本ボディビル選手権大会、いわゆる「ミスター日本」が2019年10月14日(月)に東京で開催されました。順位結果は次のとおりです。
ミスター日本順位結果:横川尚隆選手が初優勝
- 横川尚隆
- 須山翔太郎
- 加藤直之
- 木澤大祐
- 田代 誠
- 合戸孝二
- 髙梨圭祐
- 木村征一郎
- 相澤隼人
- 須江正尋
- 嶋田慶太
- 松尾幸作
ミスター日本2019を制したのは、25歳の横川尚隆選手!
予選審査、決勝審査ともに、すべてのジャッジが1位と評価し、合計得点は10点。2位に2倍のポイント差をつけました。同時に、モストマスキュラー賞とベストアーティスティック賞も受賞。これはもう「完全優勝」といっても過言ではないでしょう…!
なお同選手は2018年でもモストマスキュラー賞を受賞しているため、2年連続受賞となりました。
2位は須山翔太郎選手。20ポイントを獲得しました。2018年は3位だったため、順位をひとつ上げました。
加藤選手は3位。
2018年は7位でしたが、初のトップ3入り。順位が4つアップしています。
4位には「ジュラシック」こと木澤選手。6位だった2018年から2ランクアップ。
毎年トップを競っていた田代選手と合戸選手はそれぞれ5位、6位となりました。
若い世代が台頭しつつある男子ボディビル
ミスター日本を9連覇中の鈴木雅選手が怪我のため出場できず、「ついに横川選手が優勝するのでは・・・?」なんて囁かれていた(かもしれない)男子の部でしたが、それが現実になりました。なんといっても、横川選手はまだ25歳。それでいて素晴らしい完成度を誇ります。
さらにおそろしいのは、9位にランクインした相澤隼人選手は弱冠20歳!
え・・・はたち?うそだろ・・・
世代交代は、どんなスポーツでも必ず起こるもの。
とはいえ、鈴木雅選手の連覇をずっと見てきた世代からすると、「ついに世代交代がくるのか・・・」と感慨深くなってしまいますね。
2020年、横川選手はもちろん連覇を狙ってくるはず。
そこでもし、鈴木雅選手が復帰できたなら(復帰するかどうかは未決定ですが)…
ここ数年のミスター日本で、もっともエキサイティングな対決になるのは間違いないでしょう。
マックス
2018年のミスター日本の結果はこちら:
関連:ミスター日本2018結果:鈴木雅選手が9連覇、横川選手が準優勝