2019年のMr.オリンピア、オープンクラスの優勝者はブランドンカリーに決定しました。
- ブランドン・カリー
- ウィリアム・ボナック
- ハディ・チョーパン
- デキスター・ジャクソン
- ローリー・ウィンクラー
ブランドンカリーがオリンピア2019のチャンピオンに
この投稿をInstagramで見る
前々年と前年の優勝者であるフィルヒースとショーンローデンがいない、異例ともいえるMr.オリンピア。王者不在のオリンピアを制したのは、ブランドンカリーです。2018年は5位でした。
14ポイントを獲得し、2位のウィリアムボナックに7ポイント差をつけての初優勝となりました。アーノルドクラシック2019でも優勝しており、同年で2大タイトルを獲得するという、素晴らしい成績を残すことに。
もともとアメフトをプレーしていただけあり素質は抜群。すべての部位が鉄球のような、まるまると発達した筋肉が特徴的です。
賞金は40万米ドル、日本円では約4324万円(2019年9月17日のレート換算)です。
2位:ウィリアムボナック
この投稿をInstagramで見る
惜しくも7ポイント差でブランドンに敗れてしまったウィリアムボナック。とはいえ、2018年は4位だったので2つ順位を上げました。
3位:ハディチョーパン
この投稿をInstagramで見る
初出場にして3位を獲得した、イランのハディチョーパン。
別次元な足のサイズ、キレが特徴的です。全体的なコンディションも良く、細かく走るストリエーションが目立っていました。仕上がりだけならトップといっても過言ではありません。
ハディは「Mr. Olympia People’s Champ」にも選出され、今後が非常に楽しみな選手です。
4位:デキスタージャクソン
この投稿をInstagramで見る
2018年は7位だったデキスタージャクソンは、4位でフィニッシュ。50歳前後でこの身体・・・恐るべし。
5位:ローリーウィンクラー
この投稿をInstagramで見る
規格外のサイズを誇るローリーウィンクラーは5位に。今回はすこし元気がなさそうに見えたものの、トップ5に食い込んでいます。
全体順位、スコア
順位 | 名前 | 国 | スコア | 賞金(米ドル) |
1 | ブランドン・カリー | USA | 14 | 400,000 |
2 | ウィリアム・ボナック | オランダ | 21 | 150,000 |
3 | ハディ・チョーパン | イラン | 29 | 100,000 |
4 | デキスター・ジャクソン | USA | 43 | 45,000 |
5 | ローリー・ウィンクラー | クラカオ | 45 | 40,000 |
6 | スティーブ・クークロー | USA | 60 | |
7 | セドリック・マクミラン | USA | 81 | |
8 | ルーカス・オスラディ | チェコ | 84 | |
9 | アキーム・ウィリアムズ | USA | 86 | |
10 | パトリック・ムーア | USA | 96 | |
11 | ルークサンドウ | UK | 104 | |
12 | ジョナサン・デラロザ | USA | 120 | |
13 | マックスチャールズ | USA | 134 | |
14 | ジュアンモレル | USA | 136 | |
15 | マイケルロケット | USA | 150 | |
16 | モハメドシャバン | エジプト | 159 |
プレジャッジ、コールアウト
ファーストコールアウト
- ハディチョーパン
- ウィリアムボナック
- ブランドンカリー
- デキスタージャクソン
- ローリーウィンクラー
- スティーブクークロー
セカンドコールアウト
- セドリックマクミラン
- ルークサンドウ
- アキームウィリアムズ
- ルーカスオスラディ
サードコールアウト
- マイケルロケット
- ジュアンモレル
- モハメドシャバン
- マックスチャールズ
- ジョナサンデラロザ
- パトリックムーア
フォースコールアウト
- デキスタージャクソン
- ルーカスオスラディ
- アキームウィリアムズ
- スティーブクークロー
ファイナルコールアウト
- ウィリアムボナック
- ハディチョーパン
- ブランドンカリー
- ローリーウィンクラー
※ファイナルコールアウトで呼ばれた選手が上位に入る
オリンピア2020に王者は戻ってくるのか?
フィルヒース、ショーンローデン、ビッグラミーの3大優勝候補が出場しなかったMr.オリンピア2019。
ビッグラミーにいたっては、インスタグラムでコンディションの良さをアピールし、「近々ベストな自分をお見せできる」と言っていたのに…。期待させないでよ、もう。
関連:ビッグラミー、やっぱりMr.オリンピア2019に出るっぽい
2020年のオリンピアでは優勝候補たちが戻ってくるのか?
戻ってきた選手たちにブランドン、ウィリアム、ハディはどんな結果を残すのか?
また1年、楽しみながら待つことにしましょう。