ミスターオリンピア2018、クラシック・フィジーククラスの結果です。
「ブリオン・アンズリー」が2連覇を達成。「クリス・バムステッド」は2年連続の準優勝でした。
ミスターオリンピア2018:クラシックフィジーク結果
- ブリオン・アンズリー
- クリス・バムステッド
- ジョージ・ピーターソン
- ヘンリー・ピエール アノ
- アラシュ・ラーバー
1位:ブリオン・アンズリー
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ブリオンアンズリーがクラシックを2連覇!ひとつひとつの筋肉が大きく、セパレーションでは他を圧倒しており、脚も太い。
クラシックフィジーク競技はまだ歴史が浅く、絶対王者がいなかったのですが、ブリオンが2連覇したことで階級の顔になっていくかもしれません。ブリオン王朝、始まるか?
ーー選手コメント
「この笑顔は、私がファンやサポーターにとても感謝していることの現れです。あなたがたのリーダーになることができて、自分を誇りに思います!」
2位:クリス・バムステッド
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惜しくも1ポイント差でブリオンに破れてしまったクリス。
185cmの身長に、この背中の広さ、顔の小ささ、肩の大きさ。脚のカットは蛇でも飼っているんじゃないかというほど、うねっていて迫力満点です。自身が弱点としていた腕も、週3日トレーニングして強化してきたようで、前年とは見違えています。
が、ブリオンにはあと一歩及ばず…。残念。
1994年生まれの22〜23歳なので、まだまだ将来があります。期待大!
ーー選手コメント
「こんな人生を送れていて、みんなとシェアできていること、本当にありがたく思っています。」
3位:ジョージ・ピーターソン
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3位はジョージ・ピーターソン。
将来的に212クラスへいくんじゃないかと思うほど、ポテンシャルを秘めている選手だと思います。とにかく大きいし、セパレーションがくっきりとしている。脚の細かいカットもお見事。
来年が楽しみな選手です。
スコアシート
順位 | 選手 | スコア |
1 | ブリオン・アンズリー | 7 |
2 | クリス・バムステッド | 8 |
3 | ジョージ・ピーターソン | 17 |
4 | ヘンリー・ピエール アノ | 18 |
5 | アラシュ・ラーバー | 25 |
ブリオン(7pt)とクリス(8pt)の一騎打ちになったようです。ここまでくるとジャッジの好みによっても別れそう。差がついたとしたら、背中かも。ブリオンの背中はえげつないですからね…。この2人は3位以下と約10ポイントも離れており、バチバチやりあっている印象です。
3位のジョージ、4位のヘンリーもわずか1ポイント差だったので、来年はどうなるかわかりません。
筆者ひとりごと
クラシックフィジークにはまだ絶対王者がいないので注目していました。「もしかしたらクリスが勝つんじゃないか」と予想していましたが、結果はブリオンの2連覇。といっても僅差だったので、今後ブリオンとクリスの両者がクラシックフィジークを代表する選手になっていくのでしょう。
1ポイント差は当日のコンディション次第ではすぐにひっくり返るので、ブリオンはまだまだ油断していないはず。ちょっとくらい油断してくれてもいいんですけどね…(ちなみに私はクリス派)
なお、私が好きなクラシックフィジーク初代王者の「ダニーへスター」は12位でした。頑張ってほしいものの、今からブリオンに勝つのはちょっと厳しそう…。