あなたは、トレーニングをどのように記録していますか?
ノートに記録する方法は手軽ですが、「ノートやペンを忘れたら記録ができない」、「使っていくうちにヨレヨレになる」など、面倒な部分もあります。
最近ではスマホアプリで記録するという人も増えました。スマホはどこにでも持っていくので忘れることはなく、劣化もしません。
しかし、「自分の好きなように記録できない」、「良い機能を使おうと思ったら有料」といったデメリットがあります。
そこで、今回紹介したいのが、「Strong」というアプリ。
・シンプルで細かいところに手が届く
・カスタマイズが自由自在
・無料でほぼすべての機能が使用できる
といった、トレーニーの心をくすぐる素晴らしいアプリなんです。
以前までは英語でしか使えなかったのですが、アップデートにより日本語でも使えるようになったため、いよいよ神アプリ化してきました。
Strongをさっそく使ってみよう
実際に見てもらったほうがわかりやすいので、さっそく使っていきましょう。メールアドレス、グーグルもしくはフェイスブックアカウントでログインできます。
トレーニングルーティンのサンプルがデフォルトで用意されているので、今回は試しに「脚のトレーニングルーティン」を選んでみましょう。
すると、種目の画面に移ります。
シンプルな画面です。上部の青いバーに「Elapsed Time(経過時間)」が記載されており、ワークアウトの時間を自動で測ってくれます。
それぞれの種目には、「Previous」という「前回の重量」が記載されている箇所があります。前回の重量を参考に、今回の重量を入力することができます。
重量(kg)やレップの部分をタップすると、数値の入力画面に。
(ちなみに、ポンド表記にも変更できます)
重量とレップ数を入力し、右下のタイマーボタンを押すと、休憩時間のタイマーが開始します。
種目によっては休憩時間を短くしたり、長くしたいこともありますよね。
そんなときは、秒数を30秒ごとに増減できます。便利過ぎる・・・。
ちなみに、「30秒ごとじゃなくて、もっと細かく休憩時間を増減させたい」という場合は、5秒と15秒単位で設定できます。
さらに、「Auto Start」をオンにすると、レップ数を記録すると自動でタイマーが起動するようになります。つまり、セットが終わったら勝手にタイマーを開始してくれるのです。至れり尽くせりすぎる・・・!
ウォームアップ時の重量やレップ数の計算もしてくれる
まだまだ嬉しい機能があります。
右上の「炎ボタン」をタップすると、ウォームアップの計算を自動でやってくれるのです・・・!自分が前回におこなったエクササイズの重量をもとに計算しているので、毎回確実なウォームアップができますね。
2種類のトレーニングメモを記入できる
メモを残すことも可能です。メモは2種類あり、「通常のメモ」と「固定メモ」
「通常のメモ」にはトレーニングで気づいた点や感じたことを。「固定メモ」には、その種目で注意しておくべき点を入力すると、毎回のトレーニングでメモが表示されます。
セット数を簡単に増減できる
セット数を増やしたいときは「Add Set」を押すだけ。
逆に、セット数を減らしたいときは、セットの上で左へスライドするだけです。
種目の順番変更も簡単
「あの器具が今使われてるから、種目の順番が変わっちゃった・・・」という場合も大丈夫。
画面右上の「Edit」をタップすれば、各種目の順番を入れ替えることができます。
マックス
さらにStrongアプリでは、自分でワークアウトルーティンや種目を自由に作ることができます。
オリジナルのトレーニングルーティンや種目も作れる
試しに、自分でワークアウトルーティンや種目を作ってみましょう。「Create Custom Routine」を選択します。
「Add Exercises」を選択。
ディップスをやりたいので上部の検索バーで「dip」と入力。
すると、3種類のディップスが表示されます。胸に効かせるディップスや、上腕三頭筋に効かせるディップスをデフォルトで用意していあたり、確実に玄人が作っていると感じますね。
次に、なにかローイング系の種目をしたいので、「row」と入力。いろいろなローイング種目が出てきます。
なお、複数の種目をタップして、まとめてエクササイズに追加することも可能です。
ラットプルダウンもやりたいので、「lat」と入れてみましょう。
ラットプルダウンに関しては、2種類しか出てきませんでした。ここで、自分で種目を作ってみましょう。
ラットプルダウンはグリップバーで対象筋が変わるので、「どんなグリップを使ったか」ということまでメモしておきたいトレーニーは多いはず。
種目を作成するため、右上の「Cancel」を押してキャンセルし、「New」というボタンをタップします。
すると、種目の登録画面が表示されます。
適当に名前をつけて、部位を「背中」に、カテゴリを「マシン/その他」に選択。
ここですばらしいのは、デフォルトの休憩時間や個人記録を入力できる点です。芸が細かい!
必要な項目を入力して右上の「Save」を押せば、エクササイズ選択画面から選べるようになります。
シンプル、カスタマイズ簡単、ほぼ無料で使える
Strongでは有料プランもありますが、無料プランでほとんどの機能が使えます。
細かいところに手が届くアプリで、筋トレが大好きな人が開発したのは間違いありません。
iPhoneとアンドロイド、どちらも使用できます。
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