コンビニ大手のファミリーマートが、MCTオイルを手軽に摂取できる「バターコーヒー」を発売したというので、飲んでみました。
普通に美味しい
味としては、普通のコーヒーが少しマイルドになった感じ。少しだけカフェオレっぽいが、バターの濃い味はなく、サッパリしています。後味もスッキリなので飲みやすい。
正直に言うとあまり期待していなかったのですが、普通に美味しいです(笑)
マックス
MCTオイルはエネルギーになりやすい脂質で、体脂肪になりにくいことからも、最近は人気が出ています。
私は午前中、仕事をしながら飲みましたが、いつもより集中力を保つことができたと感じました。私の場合、MCTオイルに期待する効果は「集中力の向上」なので、それを体感できるレベルの商品で良かったです。
昼食まで時間が空く場合や、午後の仕事で眠くなりやすい人は一度試してみるといいでしょう。
- 内容量:240ml
- 価格:198円(税込)
ファミマバターコーヒー1本に含まれる脂質は約16g。炭水化物は2g以下なので、かなり優秀な成分内容と言えます。
栄養成分 | 100ml | 240ml |
カロリー | 66kcal | 158kcal |
タンパク質 | 0.4g | 0.9g |
脂質 | 6.8g | 16.3g |
炭水化物 | 0.7g | 1.6g |
食塩相当量 | 0.08g | 0.19g |
バターコーヒーとは
バターコーヒーといえば、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』という本で「ダイエットに効く」と紹介され、大流行したコーヒー。
それまであった「脂質は悪」という固定概念を、バターコーヒーが払拭したように思います。
そもそも、脂質は炭水化物やタンパク質に並び「3大栄養素」とされ、身体に必要な栄養素です。
エネルギーにもなりますし、ビタミンの吸収を助けたり、ホルモンを作るためにも必要です。
脂質は大きく2種類に分けられ、身体に良い脂質とそうでない脂質があります。
唐揚げなどの衣は身体に悪い脂質ですが、グラスフェッドバターやココナッツオイルに含まれる「中鎖脂肪酸」や、魚に含まれる「EPA」や「DHA」などは、むしろ積極的に摂取すべき脂質です。
脂質の種類や効果について詳しく知りたい場合は、以下の本がオススメです。
グラスフェッドバター
グラスフェッド(grass fed)とは、グラス(牧草)でフェッドされた(育てられた)という意味。
つまり、牧草を食べて育った牛のミルクから作ったバターが「グラスフェッドバター」ということです。
マックス
MCTオイルとは
グラスフェッドバターに含まれる「MCTオイル」という脂質は、エネルギーになりやすい性質があります。
一般的な油よりもすばやく消化・吸収され、すぐにエネルギーになりやすい
フィットネスコンテストに出場するボディビルダーやフィジーカーの中には、ダイエット中にMCTオイルサプリメントを摂取する人も多くいます。
ボディビルの大会に出場した友人は、朝食時にバターコーヒーを飲み、「停滞することなく減量できた」と言っていました。
MCTオイルを一度に多く摂取すると、お腹が痛くなったり、ゆるくなることがあります。一気に大量に飲むのではなく、ちびちび飲むようにしましょう。
家でも簡単にバターコーヒーは作れる
なお、バターコーヒーは自宅でも簡単に作れるので、試してみるのもいいかもしれません。
作り方はいたって簡単。
コーヒーを作って、グラスフェッドバター(10〜15g)を入れるだけ。本当なら別途「MCTオイル」も入れるほうがいいのだけど、なくても大丈夫。
『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』によると、コーヒーはオーガニックコーヒーを使わないといけないらしいのですが、個人的にそこまでこだわる必要もないと思います(ただ、オーガニックコーヒーはとても美味しい)
オーガニック、ノンオーガニックと両方試しましたが、とくに変わりはありませんでした。
また、日本ではグラスフェッドバターは手に入りにくいです。
私は「成城石井」でゲットできましたので、お近くにある場合は足を運んで探してみるといいでしょう。
近くに成城石井がない場合は、インターネットでも買うことができます。
なお、グラスフェッドバターを買う時は「無塩」を選ぶように注意してくださいね。
おわりに
今後、ファミマはコンビニにジムを併設するそうです。バターコーヒーしかり、フィットネス層をターゲットにしているのかもしれませんね。
マックス