ワークアウトハッカー(@workouthacker)です。
ミスターオリンピア2017の結果が出ましたよ〜!
- ミスターオリンピア
- 212オリンピア
- メンズフィジーク
以上3つの結果をお届けします!
ミスターオリンピア:「フィルヒース」が7連覇!
フィル・ヒースが7連覇を達成し、アーノルド・シュワルツェネッガーの7連覇記録に並びました!
1:フィル・ヒース
彼は今年で37歳なので、30歳から勝ち続けていることになります。
7年勝ち続けるって、本当にすごいことですよね・・・。30歳と37歳じゃ、回復力やパワーなど、かなり違うはずです。
2:ビッグラミー
(左からビッグラミー、フィル・ヒース)
いやー、惜しかったです。ラミー先輩。でも去年は4位だったので大躍進ですね!
初日はかなりフラットなコンディションだったのですが、2日目はばっちり調整してきました。バリッバリです。
今回は本人も相当気合が入っていたようで、ステージ上では1番吠えていました。
3:ウィリアム・ボナック
素晴らしい!ウィリアムボナックは去年5位で、今年は2つも順位を上げました。
皮一枚ほどまでに絞っていたので、「ショーンローデンとデキスター・ジャクソンより上かもしれないな」と思ったら3位。
個人的には1番好きです、彼のまん丸の筋肉は憧れますね。アウトラインも素晴らしい。
「ザ・ボディビルダー」という感じ。
4:デキスター・ジャクソン
(左からウィリアム・ボナック、デキスター・ジャクソン)
去年3位のデキスター。コンディションなど悪くないように見えましたが、若手の勢いに少し押されていたかもしれません。
でもバックショット(背中のポーズ)は決まっていたし、48歳にもかかわらず毎年成長しているので、来年も楽しみな選手です。
5:ショーン・ローデン
今回はいつもより元気がないように見えてしまったショーンローデン。
彼は今までずっと2位につけていたのですが、5位に転落してしまいました。弱点とされる背中は年々良くなっているので、今後に期待です。
6位以下
6:ローリー・ウィンクラー
7:ネイサン・デアーシャ
8:ブランドン・カリー
9:ジョッシュ・レナトウイクス
10:セドリック・マクミラン
感想:どうしたセドリックマクミラン?
期待していた「セドリックマクミラン」からは、元気が感じられませんでした。コンディションもふるわず。
3月のアーノルドクラシックにも出場しているので、疲労が溜まっていたのかもしれませんね・・(彼は優勝してます)。
3月のアーノルド、9月のオリンピアに出場するとなると、オンシーズンが1年以上続くことになります。体に相当な負担があったのでしょう。
来年はオリンピア1本に絞ればもっと上の順位に行けるかもしれませんね。というか行ってくれ!
【追記 2017/09/21】スコアシートが公開されました
気になるのはフィルとラミーの得点差ですが、フィル10点、ビッグラミー25点と、15点差がついています。ラミーはもっと追い詰めたと思っていましたが、意外と差がありますね…。
むしろラミーは、3位で27点のウィリアムと2点差と、僅差でした。
王者フィル・ヒース、このままいけば8連覇も達成しそうです・・・!
212オリンピア:「フレックスルイス」6連覇!
フィル・ヒースに引き続き、212オリンピアの絶対王者「フレックスルイス」が6連覇!
1:フレックスルイス
強い、強すぎる・・!
フィル・ヒースとビッグラミーはデッドヒートを繰り広げていましたが、212クラスは「フレックスルイス、圧勝っぽいな・・・」と、ある意味安心して観戦できました。
フレックスルイスは大親友の「ダラスマカーバー」の死、ハリケーン被害などで、今年のコンテスト準備が相当大変だったようです。それでも優勝できるのはさすがチャンピオンですね。
2:アマド・アシュカナーニ
去年に引き続き2位のアマド。ヴァスキュラリティならフレックスルイスに勝っています。
課題としていた脚を相当トレーニングしてきたようで、かなりの成長が見られましたがフレックスルイスにあと1歩およばず。
来年に期待です。
3:ホゼレイモンド
去年と同じ3位はホゼレイモンド。
ごりごりのバルク派で、ヴァスキュラリティがすごいことになっています。血管ばりばり。
4:デイビッドヘンリー
去年5位のデイビッドヘンリーは4位に順位を上げました。個人的には彼のバックダブルバイセップスは1番キレていたと思ってます。
ホゼレイモンドよりも順位が上でも良いんじゃないかなぁ。
5:デレックスランスフォード
(写真左がデレックランスフォード)
初のトップ5入りを果たした24歳の若手「デレックランスフォード」
トップ5のなかではもっともコンディションが甘かったように見えますが、全身のバランスも良いし、何よりまだ24歳です。
将来的にフレックスルイスを脅かす選手に育って欲しい!
感想:フレックスルイス独走状態?
フレックスルイスが6年ほど無双モードをキープしています。彼に勝つ選手は本当に現れるのか・・・?
今年は山岸秀匡選手が出場していなかったので、212クラスは見ていて少し寂しかったです。やはり山岸選手をステージ上で見たい!応援したい!
【追記 2017/09/21】スコアシート
1位のフレックスルイスは10点、2位のアマドアシュカナーニは23点と、13点差。
フィル・ヒースに続き、フレックスルイスも圧勝です。
メンズフィジーク:「ジェレミーブエンディア」が4連覇!
大人気のメンズフィジークチャンピオン「ジェレミーブエンディア」がまたやってくれました。
4連覇です!このイケメン野郎め!
1:ジェレミー・ブエンディア
(左からアンドレファーガソン、ジェレミーブエンディア、ブランドンヘンドリクソン)
やっぱりジェレミーブエンディアでしたか・・・。強いなぁ。
そして去年より全体的にとてもインプルーブ(成長)しています。
なんだか、全身が分厚くなっていますね。
ベンチプレスやスクワット、デッドリフトも高重量でおこなっているようでしたから、意識して強化していのたでしょう。
腹筋の厚みも去年よりはるかに改善できています。どこまでいくんだ、ジェレミー・・・!
2:アンドレ・ファーガソン
セパレーション、シンメトリー、バルク、カット、どれをとっても一級品。腹筋が大きいですね。
SNSでは「アンドレファーガソンが勝っていた」との声も多々見かけます。黒人さん特有の肉体という印象ですね。
3:ブランドン・ヘンドリクソン
去年4位のブランドンは順位を上げて3位にラインクイン。
彼もアンドレと同様に、黒人さん特有のくっきりとしたセパレーションが出ています。腹筋の面積の大きさは3人の中でもトップですね。
感想:誰がジェレミーのライバルになるのか
去年の2位のライアンテリーは6位、3位のジェレミーポトビンは5位と、残念ながら順位をキープできずでした・・。
個人的にライアンテリーを応援していたので残念。ドライなコンディションはライアンテリーのほうがジェレミーよりも上ですが、トップ3を見る限り、バルクがないと上位に残れないのかもしれませんね。
ジェレミーの絶対的なライバルがいない中、彼がどこまで記録を伸ばすのか?今後も注目です!
【追記 2017/09/21】スコアシート
メンズフィジーククラスは参加者が35名もいるので、スコアシートも2枚になっています。
1位のジェレミーブエンディアは5点、2位のアンドレファーガソンは11点と、6点差。
メンズフィジークは他のクラスと比べ、1位と2位に大差がついているわけではないようですね。
2016年の場合、2位のライアンテリーとジェレミーはわずか1点差でした。つまり、ライアンテリーはジェレミーに1年で大きな差をつけられたということになります…。
混戦が続くメンズフィジーク、来年も目が離せません!
おわりに:来年は観戦に行くぞ!
いや〜、今年もアツアツのミスターオリンピアでした。ボディビルはやっぱり最高だ。
今年のフィルヒースはいつになく気合が入っていたように思います。
優勝時のフィルヒースの号泣具合は今までで1番だったんじゃないかな(彼はけっこう泣きます)。
彼の憧れの「アーノルド・シュワルツェネッガー」の7連覇記録に並ぶという、大きな重圧を背負っていたのでしょう…。
さて、そんなフィルヒースですが、来年は8連覇がかかっています。
これまで8連覇を達成したのは、「リー・ヘイニー」と「ロニー・コールマン」の2人しかいません。
フィルヒースが8連覇を成し遂げ、歴史に名を刻むのか…?
「来年は絶対に現地で観戦する!」とツイートしたら、「ワークアウトハッカーツアーをやってくれ」と言われて、どうせ誰も来ないだろうと興味のある人を募ってみたら、
56人以上も集まりました。
(2017/09/17時点)
75人も集まっています。
(2017/09/21)
まじでやりましょか!?笑
興味のある方は「いいね」を!笑 https://t.co/erTWqvj9DF— 【公式】ワークアウトハッカー (@workouthackerJP) 2017年9月17日
これはやばい。ノリで言ったのにどうしよう…。
とりあえず、ツアーをやるかどうかはまだ未定ですが、私は来年は現地でオリンピアを観戦します!笑
▼クラシックフィジークの結果はこちらへ
【ミスターオリンピア2017】クラシックフィジークの優勝が決定。オリンピア、212クラスは比較審査まで終了
去年のミスターオリンピアの結果を見たい方は次よりどうぞ。