ワークアウトハッカー(@workouthacker)です。
さぁ、今年もこの季節がやってきました。
2017年のミスターオリンピアが、いよいよ今週末(9月15日〜18日)に迫っています・・・!
今回は、
- 日本時間での大会スケジュール
- 出場者やみどころ
- どうすれば見れるのか
について、紹介していきます。
[追記 2017/09/16]
オリンピア初日のレポートはこちらへ
今年も「Amazon」が独占生中継
ECの巨人「Amazon」が、今年もミスターオリンピアを中継します。というか、独占なのでAmazonの特設サイトでしか見れません。
▼ミスターオリンピア2017を見るにはこちら
https://www.amazon.com/gp/adlp/olympia2017
※生中継は9月16日(土) 11時スタート
しかも、無料。さすがAmazon様。ありがたや・・・
[追記 2017/09/16]
アメリカのAmazonアカウントを作成しないとログインできないようです。
ただ、開催地のラスベガスと日本には、16時間の時間差があります。
「日本にいる我々はいつ見たらいいんだ??」と疑問に思ったので、調べました。
日本時間でのスケジュール
ミスターオリンピアは「スポーツの祭典」と呼ばれるだけあり、実はボディビル以外にも数多くの格闘技やスポーツ競技大会が開催されます。
とはいえ、私やワークアウトハッカーの読者はボディビル以外には興味ありません(たぶん)。
ということで、ボディビル・メンズフィジーク・クラシックフィジークの時間帯だけを記載しています。
日本 9月15日(金)
- 午前1時:アマチュアオリンピア ジャッジ&ファイナル
- 午前4時:ミスター・オリンピア プレスカンファレンス
- 午前11時:ミートザオリンピアンズ(VIP客向け)
- 午後12時:ミートザオリンピアンズ(一般客向け)
※金曜日の深夜1時からスタートということです。
「アマチュアオリンピア」とは、プロカードを取得していない人が出場する部門。
インスタグラムで人ものフォロワーを持つSNSのスター、「カラムボンモガー」が出場するので個人的に注目しています。
関連「シュワちゃん2世」と呼ばれるアメリカで大注目のボディビルダーとは?
日本 9月16日(土)
- 午前2時:クラシックフィジークジャッジ
- 午前11時 フィットネス、フィギュア、クラシックフィジークファイナル、212&ミスターオリンピアジャッジ
日本 9月17日(日)
- 午前2時:メンズフィジーク、ウィメンズフィジークジャッジ&ファイナル
- 午前11時:ビキニ、212、ミスターオリンピアファイナル
日本では10時30分から生中継がスタートする予定とのことです。
▼ミスターオリンピア2017
https://www.amazon.com/gp/adlp/olympia2017
さて、日本時間のスケジュールもわかったところで、それぞれの部門の出場者や注目ポイントを見ていきましょう。私の独断と偏見で、順位予想もしてみました。
ミスターオリンピア
ボディビルのオーバーオールクラス(体重無差別)で、もっとも注目されるクラスです。
ここで勝つと「ボディビル世界一」の称号を得ることができます。
出場者(名前・国名)
- Roelly Winklaar Curacao
- Johnnie Jackson USA
- Nathan De Asha UK
- Lukas Osladil Czech Republic
- Lionel Beyeke France
- Shawn Rhoden USA
- Josh Lenartowicz Australia
- Cedric McMillan USA
- Jeff Beckham USA
- Mamdouh Elssbiay Egypt
- Gerald Williams USA
- Victor Martinez Dominican Republic
- Brandon Curry USA
- William Bonac Netherlands
- Michael Lockett USA
- Dexter Jackson USA
- Maxx Charles USA
- Phil Heath USA
注目ポイント:若手に期待
ミスターオリンピア絶対王者の「フィル・ヒース」が7連覇をするのかどうか、多くのファンが注目していることでしょう。
フィル・ヒースを何度も追い詰めた最大のライバル、「カイグリーン」は今年も出場しないようで、本当に残念です。2018年こそは出てくれ・・・。
他に注目なのは、去年3位の「デキスター・ジャクソン」。
超ベテランなのでコンディションは絶対に外さないでしょうから、かなり手強いでしょう。
若手の「ビッグラミー」や「セドリックマクミラン」がどこに食い込むのかにも注目です。
なお、去年のミスターオリンピアでカムバックを果たした「ケビン・レブローニ」ですが、出場権を得られなかったそうです。残念。
順位予想:フィル・ヒースが7連覇か
- フィル・ヒース
- ビッグラミー
- デキスター・ジャクソン
- ショーンローデン
- セドリックマクミラン
やはり絶対王者「フィル・ヒース」の強さはゆるがないでしょう。
それに、メディアや世間も今までのオリンピア記録である「8連覇」を抜いてくれることを願っている雰囲気すらあります。
よって、注目なのは2位以下です。
毎年着実に順位を上げている「ビッグラミー」のコンディションが良ければ、2位も不可能ではないかもしれません。
ビッグラミーとベテラン勢のデキスター、ショーンの戦いが楽しみです。
セドリックマクミランは、2017年3月のアーノルドクラシックで優勝して勢いに乗っている選手です。
コンディション次第では5位以上もあり得ると予測します。
212 オリンピア
ボディビルの212ポンド(96kg)クラス。
ミスターオリンピアクラスより、身長が低い人が多いです。
日本人唯一のプロボディビルダー「山岸秀匡」選手もこのクラスですが、今年は出場しないことがわかっています。
関連「山岸秀匡選手」のドキュメンタリーが公開 「もうボディビル人生は終わりだと思った」
出場者(名前・国名)
- Ahmad Ashkanani Kuwait
- Nam Eun Cho Korea
- Hadi Choopan Iran
- Shaun Clarida USA
- Ricardo Correia UK
- Charles Dixon USA
- David Henry USA
- Kim Junho Korea
- Derek Lunsford USA
- Jose Raymond USA
- Ronny Rockel Germany
- Milan Sadek Czech Republic
- James Lewis UK
注目ポイント:フレックスの6連覇、アラブ選手の活躍
王者「フレックスルイス(James Lewis)」の6連覇がかかっています。
山岸秀匡選手は出場しないようなので残念ですが、来年またパワーアップした同選手に期待です。
去年2位の「アメッドアスカナーニ」がどこまでいくかですね。アラブ系の選手はどの部門でもぐいぐい来てるので、注目です。
個人的には「デイビッドヘンリー」に頑張って欲しいです。
順位予想:やはりフレックスルイスの6連覇か
- フレックスルイス
- アメッドアスカナーニ
- デイビッドヘンリー
- ホセレイモンド
- キムジュンホ
フレックスルイスの優勝は固いでしょう。
去年は正直言ってコンディションがあまり良いふうには見えませんでしたが、それでも優勝しています。
2位にはデイビッドヘンリーが入って欲しいところですが、去年のことを考えると、「アメッドアスカナーニ」が大幅にインプルーブしていると予想して2位につけました。
5位のキムジュンホは、アジア人の活躍を期待しての選択です。
メンズフィジーク オリンピア
フィジーククラスは設立してすぐに、爆発的に人気が出ました。
日本でも超人気のクラスで、どのコンテストに行ってもフィジークの出場者はダントツに多いです。ボディビルをしていない一般のトレーニーも、フィジークのことを知っている人が多い気がします。
出場者(名前・国名)
- Raymond Akinlosotu USA
- Jake Alvarez USA
- Anton Antipov USA
- Thomas Bakke USA
- Dean Balabis USA
- Brian Barthule USA
- Jonny Bernstein USA
- George Brown USA
- Sergi Constance Spain
- Ahmad DeGuzman USA
- Scott Dennis USA
- Raymont Edmonds USA
- Andre Ferguson USA
- Michael Ferguson USA
- Logan Franklin USA
- Xavisus Gayden USA
- Coty Hart USA
- Brandon Hendrickson USA
- Kyron Holden USA
- Ondrej Kmostak Czech Republic
- Nikolay Kuleshov Russia
- Joseph Lee USA
- Diogo Montenegro Brasil
- Marvin Moss USA
- Jeremy Potvin USA
- Luis Fernando Rios Paraguay
- Arya Saffaie USA
- Anthony Scalza USA
- Suraqah Shabazz USA
- Ryan Terry UK
- Antoine Weatherspoon USA
- Antoine Williams USA
- Anthony Woods USA
- Long Wu China
- Jeremy Buendia USA
注目ポイント:僅差の3人
スーパースター、「ジェレミーブエンディア」の4連覇に注目が集まっています。
個人的に応援しているのは、昨年2位だった「ライアンテリー」。というのも、去年は1〜3位でそれぞれ1ポイント差と、超僅差の戦いだったんですよ。
今年はライアンに行って欲しい・・。(3位はジェレミーポトビンです)。
関連ミスターオリンピア2016の審査結果と写真を見ながら振り返る
順位予想:ジェレミーブエンディアが勝つか
- ジェレミーブエンディア
- ライアンテリー
- ジェレミーポトビン
ライアンテリーには勝ってほしいものの、ジェレミーブエンディアは去年に比べて凄まじくインプルーブしています。コンディションも良さそうなので、ジェレミーブエンディアが勝つような気がしますね・・。
クラシックフィジーク
2016年から新たに作られたクラス。
メンズフィジークと、ボディビルの中間のようなイメージ。メンズフィジークに足の評価が加わったような感じですね。
フィジークのようにサーフパンツを履くのではなく、ボクサーパンツを履いて審査を受けます。
出場者(名前・国名)
- Breon Ansley USA
- Lee Banks USA
- Chris Bumstead Canada
- Darrem Charles Trinidad
- Roger Ferrer USA
- Sadik Hadzovic USA
- Lorenzo Jones USA
- Jamie LeRoyce USA
- Daron Lytle USA
- Rylon McDuell-Batiste USA
- Leonardo Pacheco USA
- George Peterson USA
- Arash Rahbar USA
- Damion Ricketts USA
- Terrence Ruffin USA
- Cleveland Thomas USA
- Robert Timms USA
- Mateo Vaihu New Zealand
- Flex Wheeler USA
- Divine Wilson USA
- Danny Hester USA
注目ポイント:フレックスウィーラーのカムバック
初回王者の「ダニーヘスター」の連覇も注目されていますが、やはり今回は「フレックスウィーラー」に視線が集まりそうです。
フレックスウィーラーとは、1999年のミスターオリンピアでは2位、2000年には3位を取ったものの、腎臓の病気で引退した選手です。このブログでも何度か取り上げています。
関連「フレックスウィーラー」、ミスターオリンピア2017のクラシックフィジーク部門へ出場
その他には、去年は3位の「サディークハゾビック」がどこまでいくのかに注目です。
順位予想:サディーク初優勝か?
- サディークハゾビック
- ダニーヘスター
- アラシュラーバー
クラシックフィジークに関しては新設されたばかりのクラスなので、審査の基準があまりまだつかめていません。
去年優勝したダニーヘスターは、ウェストはあまり細くないし、バルクも2位のアラシュラーバーよりありませんでした。
「これはわからん!」ということで、インスタを見てる限り、サディークの調子がすこぶる良さそうなので、彼を1位と予想してみました。
フレックスウィーラーがどこに来るかはまったくわかりません・・。5位以内には入れないんじゃないかなぁ・・。
おわりに
ワークアウトハッカーブログの読者でも、ほとんどの人がミスターオリンピアには興味はないと思いますが(笑)、一度騙されたと思って見てみてください。バケモノたちのオンパレードですよ。
ということで、今週末はミスターオリンピアを楽しみましょう〜!