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減量の方法は人それぞれ違う。他人の事例を参考にしよう

どうも、ワークアウトハッカー(@workouthacker)です。

夏ですね〜。
減量、してますか?

最近読んだ、トレーニー向けの雑誌『トレーニングマガジン Vol.51(6月号)』で、減量について参考になる点が多かったのでシェアします。

減量中で行き詰まっている人や、体をもっとバキバキに絞りたい人には、特にオススメです。

各選手の減量の考え、テクニックの紹介

今回のメインテーマが「減量」ということで、ボディビルダー各選手の減量方法が細かく掲載されています。

具体的には、次の選手たちです。

  • 井上裕章(ひろあき)
  • 須山翔太郎
  • 重岡寿典(ひさのり)
  • 鈴木詠子(うたこ)
  • 岡田隆
  • 杉田茂
    ※敬称略

もし全員知っているなら、あなたは相当なボディビルマニアです。

え、私ですか?
もちろん、全員知っています(笑)。
杉田さんのパーソナルトレーニングを受けたこともありますぜ。

さて、それぞれの選手の減量テクニックを読んだ感想をひとことで言うと、

減量方法はみんな違う

ということです。

脂質を極力カットする人もいれば、炭水化物をほぼゼロにする人もいます。
詳しくは本誌を読んでいただきたいのですが、ボディビルのトップ選手なのに、1800kcalしか摂取してない人もいて、びっくりです。

というのも、トップボディビル選手のような筋肉量がとても多い人は、そのぶん痩せやすく、3,000kcalくらいは摂取しても体重は落ちていくはずなんです。

なのにそれを1,800kcalとは・・・。

追い込みが尋常ではないぶん、日本トップレベルの体を作り上げることができるのでしょう。

また、この選手たちの中でただ1人の女性、鈴木詠子選手にいたっては、減量をしているのにも関わらず、男性並に食べています。
それでも脂肪が落ちていくというのだから、さすが現役20年以上のキャリアがある人は違うなと感嘆しました。

 

ということで、要するに「減量」とは、

自分で試行錯誤をして、上手くなっていく

ってことですね。
他人の減量方法は、どこまでいっても「他人の減量方法」ですが、参考にはなります。

最終的には自分でPDCAを回し、自分なりの方法を見つける必要があるんですけどね。
私も人のことは言えませんので、頑張ります。

ちなみに、岡田先生の「タンパク質を固形からとるか、プロテインからとるか」の話もタメになりました。
ホエイペプチドとプロテインの取り分け方法もおもしろかったです。

なかやまきんに君のベーシックトレーニング講座

お笑い芸人の「なかやまきんに君」が、足をケガした時のことを語っています。

ケガの兆候が見えてから、実際にケガするまでの過程が掲載されていて、とても参考になりました。

やっぱり筋肉に違和感があるなら勇気を出して休むことも大切なんだな、と思い知りました。

ケガは絶対したくないですからね・・・。

石井直方先生の「筋肉まるわかり大辞典」

元ボディビル日本チャンピオンで、東大教授の「石井直方」先生の連載。
読者からのトレーニングについての質問に答えるといった内容です。

毎回読んでいますが、今回は特に興味深かったです。
質問一覧は以下のとおり。

  • 糖質制限は筋肉に影響する?
  • コンテンストでもっと筋肉を大きく見せたい
  • 増量や減量を繰り返したら、皮膚はたるむ?
  • コンテストに出るための適切な減量ペースは月に何kgくらい?
  • その他色々

体重を落とすときは気になることばかりですね。

減量ペースの話を読むと、「月に10kg以上の体重を落とす」といったよくありがちな目標が、いかに大変で不健康なのかが理解できます・・。

石井直方先生の回答は少し専門的なのですが、さすが教授なので非常にロジカルな文章でわかりやすく、個人的にライティングの参考にもなっています。

おわりに

雑誌の最後に、おもしろい対談があります。

なんと、柔道の井上康生さんがボディビルダーたちとトークをしているんです・・。

そのボディビルダーとは、岡田隆さん、合戸孝二さんのおふたり。

どちらの選手も日本で上位に入る選手です。合戸選手は、日本ボディビル選手権で毎年3位以内に入っている超強者。
そんな方々と、あの井上康生さんが対談されています。

そんな豪華な対談を読んで、「自分ももっと頑張らないと!」というよりは、「自分の頑張ってさな感」を思い知ることになり、軽くヘコみました(笑)
トップの選手の競技にかける想いは、ここまで強いのか・・。

とはいえ、良いモチベーションになったので、「トレーニングを怠けてる気はしないけど、活を入れたい」というトレーニーにもぴったりです。
ぜひ読んでみてください。

停滞せず着実に減量したいなら、次の本もおすすめ。