前々から気にはなっていたけど試したことのなかった、Kentai「グルタミンZMAプラス」
疲労回復効果のあるグルタミンに、注目のZMA(亜鉛/マグネシウム/ビタミンB6)を配合したというサプリメントです。
1ヶ月使ってみて感じたのは、「疲労回復のスピードをグッと上げたいならこれを飲んだ方がいい」ということです。
それではレビューをどうぞ!
グルタミン+ZMAプラス 開封の儀
さて、それでは恒例の開封から。ポイントが余っていたので今回は楽天で購入しました。
モシャッ
出ました、KentaiのグルタミンZMAプラス。青の光沢がかっこいいですね。
フタを開けてみると、オレンジ色の粉が。ここでわたくし「あれ?スプーンは無し?」
いえいえ、小さいスプーンが埋まっていました。粉をすくうとこんな感じに。すっごいサラサラしてます。
気になるお味はというと、
びっくりするくらい美味しい
です(詳細は後述)。
Kentaiのプロテインは価格が高くてなかなか手が出せない感じがありました。ですが、このグルタミンZMAプラスだと210g(約30回分)で3220円なので、グルタミンとしては一般的な値段。私のような一般庶民でも十分に手が出せます。
グルタミンZMAプラスの成分内容
【製品7gあたり】
- エネルギー:24kcal
- たんぱく質:5.6g
- 脂質:0.02g
- 炭水化物:0.4g
- ナトリウム:0.9mg
- ビタミンB6:5mg
- 亜鉛:15mg
- マグネシウム:225mg
- グルタミン:5,000mg
1食でグルタミンがきっちり5g摂取できます。十分です。あとは個人的に注目していたZMA(亜鉛/マグネシウム/ビタミンB6)ですね(後述)。
グルタミンZMAプラスを1ヶ月続けた感想
2月後半から使用し始めました。約1ヶ月摂取してみての体感、感想です。
グルタミン独特の苦味がキレイに消されている
これにはびっくりしました。美味しすぎます。
みかんのガムみたいな、懐かしいような味もする。何回でも飲めるさっぱりとしたオレンジ風味。
そう考えると、グルタミンってどのサプリメントメーカーも味付けをせずに出しているので、これはちょっと違った種類とも言えるグルタミンですね。
普通のグルタミンを飲んだことがある方ならわかるかと思いますが、独特な苦味・酸味があるんですよね。
グルタミンってここまで美味しくできるんだなーと感心しました。
ZMA配合で、筋力・筋量アップ/睡眠改善/疲労回復
日本では「ジーマ」と読まれることが多いのかな?アメリカ人は「ズィーエムエー」と読んでましたけど。
結局これは一体なんなのかというと、Zinc(亜鉛)、Magnesium(マグネシウム)、ビタミンB6をある特定の比率でミックスしたものなんですね。
※以下はそれぞれの配合量のバランスです。研究によると、この比率じゃないと意味がないとのこと。
ZMAを摂取することで、「筋肉を作るホルモンを効率的に分泌させることができますよ」ということ。
研究によると、アスリートにZMAサプリメントを与えたところ、テストステロンレベルが43.7%アップ、IGF−1が25%アップ。プラシーボ群よりも2.5倍も筋力が増えたそう。
すごいな・・・。
引用は以下より
A recent study showed that zinc in the form of zinc monomethionine aspartate combined with magnesium aspartate and Vitamin B-6 (pyridoxine) when given to training athletes resulted in 43.7% higher testosterone levels and 25% greater IGF-1 levels, as well as a 2.5 times greater strength increase than a placebo group . What this means is that taking this supplement over a period of eight weeks gave the subjects higher testosterone levels and greater strength increases than the people not taking ZMA.
ZMAパワー?回復力がスゴイ
筋力アップに関しては1ヶ月しか使用していないのでそこまで体感できていませんが、筋肉痛の治り、回復が断然に早くなっています。
自分は普段、2日トレーニングして1日オフ、みたいな形で今までやってきました。というのも2日トレーニングしたら3日目はしんどくてトレーニングできないから。
でもグルタミンZMAを摂取し始めてから気づいたんですが、3日も4日も連続でトレーニングできてるんです。
「若いころの体力を取り戻した」と言うと何か精力剤を飲んだ時のコメントみたいで恐縮ですが、ほんとにそうなんですよ、これが。
とまあ冗談はさておき、「ただでさえグルタミンで回復力が高まるのに、ZMAがさらにそれをサポートしてくれている」ってことなんですね。
〜※ここからはちょっとマニアックなお話です〜
ただし、先ほど引用した記事によると、亜鉛は亜鉛でも「アスパラギン酸亜鉛」という成分である必要があるとのこと。マグネシウムも同じで、「アスパラギン酸マグネシウム」である必要がある。
そこでKentaiのグルタミンZMAの成分を見てみると、
- 亜鉛は「グルコン酸亜鉛」
- マグネシウムは「酸化マグネシウム」
となっている。アスパラギン酸ではない・・・。うーん、これはどうなんだろう?日本にはない成分なのか?それとも原材料が高すぎて価格が合わないのか?
逆に、アメリカのZMAサプリメントを見てみると、やっぱりきちんとアスパラギン酸亜鉛とマグネシウムが使用されている。ココらへんがサプリメント先進国と言われるあたり、さすが。
日本メーカーのZMAサプリメントを見る限り、使用しているメーカーを見つけられなかった。だからといって「やっぱり日本は遅れてる」などの極論にはならないが、やはり「さすがアメリカ」と思わざるを得ないかもしれない・・・。
まあでも、これはまだ仮説段階です。日本人特有の「考えすぎ」という面もあるのかもしれないし、一概には言えない。
あと、ネット界隈を色々調べてわかったのは、巷では「ZMA最強説」と、「論文ではビミョーな結果しか出てねぇじゃん」組に分かれているようです。
いつも思うのですが、後者の内容のブログを見つける度に「まずは自分で人体実験しようぜ・・・」と思ってしまいます。
実験値は参考にはなりますが、結局は机上の空論ですからね。サプリメントなんて、自分の体感こそが正義です。
実際、私には十分な効果が出ているので使ってよかったと思っています。
グルタミンZMAプラス 摂取方法
基本的には通常のグルタミンサプリメントと同じく、
- 朝(起床後)
- トレーニング後
- 就寝前
以上のタイミングで大丈夫です。摂取量は1回7gで。
色々調べてみてわかったのは、「ZMAサプリメントは就寝1時間前に摂取すると良い」とのことなので、私はその通りに実践しています。体感も良い感じですよ。
価格的な話
ちょっと現実的なお話もしておきましょう。
グルタミンZMAはAmazonで買うと、210gで3220円です。ということは1グラムあたり15.3円になります。
1食あたり7g摂取するので、7g×15.3円=107円/食という計算に。
これが安いかどうか、どうなんでしょうか?
グリコのグルタミンプロスペックと比べてみました。
- グリコ グルタミンプロスペック
- 約14円/gなので、同じ条件(7g)で計算すると98円/食。
グルタミンとZMAが入っていて、9円しか違わない。グルタミンの疲労回復+テストステロンやIGF−1(インスリン様成長因子)を増やせるなら、コスパ的にはめちゃくちゃ良いですね。
※ちなみに楽天なら送料込みで3,014円でした(2016年3月21日現在)
誰におすすめなのか?
じゃあこのグルタミン、誰におすすめ?というわけなのですが、それはズバリ「グルタミンの苦味が嫌いな人」「回復力を高めたい人」でしょうね。
私はまったく苦手にはしていませんが、周りにはグルタミンを飲みたいのに、独特な酸味が苦手で飲めないという人が一定数存在します。
あとは回復力を高めたい人。ハードにトレーニングをする人。筋トレからの疲労を仕事まで引きずりたくない人なんかもいいでしょう。
あとはグルタミンサプリメントに慣れてきて、何か新しい物を試してみたい人にもオススメです。
また、記事冒頭で「ZMAはある一定の比率で配合されていないと意味がない」と書きましたが、KentaiのグルタミンZMAプラスはしっかりと「正解の比率」で配合されているのも安心できるところ。
おわりに
今回の人体実験で疑問に思ったこと。それは、
- 「じゃあZMAサプリメントだけを摂取したらどうなるんだろう?」
- 「アスパラギン酸の亜鉛とマグネシウムだったらどう違うの?」
ということ。
てなわけで、さっそくこのZMAサプリメントをポチっと購入した。
さすがにアメリカ産サプリメント。ZMA系サプリメントはほとんどが「アスパラギン酸亜鉛、マグネシウム」をしっかり使用していました。
その中でも比較的安めだったので、これを買いました。こちらのブランド(ユニバーサルニュートリション)はクリーンなサプリメントが多いので、その安心感もありますね。
さあ、これでどんな体感が出るか楽しみ。次回の人体実験レポートを引き続きお待ちください。