タイトルの通り、今回はアーノルドクラシック2015の速報です。
山岸選手がアーノルドクラシック212で準優勝!!大快挙!!
やってくれました!!
山岸選手が準優勝!
ちなみに212クラスというのは、212ポンド=96kg級という意味です。
骨格的にオリンピアほどの体重(110kgとか)まではいかない人向けのクラスと解釈していますが、間違っていたらご指摘ください。
本人は悔しいでしょうが、それでもアジア人という、欧米人に比べて遺伝的にハンデがあるなかで世界2位ですからね。
めっっっちゃくちゃすごいことです。
Bodybuilding.comのサイトではこう書かれていました。
”ヒデ(山岸秀匡選手)は去年のオリンピアやアーノルドよりもずっと良かった。ステージ上での演出も非常に上手い。コンディションは抜群だったが、ホセ(優勝した選手)の大きさや質感が良すぎた。”
引用:Bodybuilding.com – Arnold Sports Festival: Arnold Classic 212 Report
ボディビルの本場アメリカでここまで言われているとこっちまで嬉しい。
ここで良く聞く反論は「いや、でもステロイドユーザーでしょ?」というもの。
言っておきますが、ステロイドを使ったところで優勝できるほどボディビルは甘くありません。
プロ選手はみんな使ってるのは当たり前。それでもトップに残れるのはほんの一握り。
とてつもなくきついトレーニングを何十年、毎日繰り返してやっとあのステージに立つことができます。
何十年にもわたる人の頑張りを「ユーザーでしょ?」の一言で片付けてはいけません。
ここから山岸選手のポージングの写真がすべて見れます。
→Bodybuilding.com – Hidetada Yamagishi
【追記】山岸選手のフリーポーズ、優勝者発表の様子がアップされてたのでこちらもシェア。2位と決まったときの悔しそうな表情が印象的です。こんなバケモノ(良い意味で)たちのなかで2位なんてすごすぎる…。
https://www.youtube.com/watch?v=QMSlaJYkGbI
優勝はJose Raymond選手!バルクがやばい
この名前の読みは「ホセ」です。スペイン語系の発音ですね。
この人はなんといってもバルクがすごい!Bodybuilding.comではこう書かれていました。
”ホセの任務(優勝すること)を止めることは誰にもできなかった。コンテストへの準備期間中、彼は「2時間トレーニングをして、残りの22時間は(優勝への)妄想をしていた」と語った。彼はいつもの通り分厚い体をしており、質感もブランチウォーレンのように良かった。マスキュラーポーズはコンテストの中でベストだったし、背中も良かった。胸を張って初タイトルをホームに持って帰れるだろう”
引用:Bodybuilding.com – Arnold Sports Festival: Arnold Classic 212 Report
ちなみにこちらから3位以下の選手を見ることができます。はっきり言ってどの選手も化け物クラス。この中で2位になった山岸選手はどれだけすごいんだ。
Jose Raymond選手の他の写真はこちらから
→Bodybuilding.com – Jose Raymond
【追記】フリーポーズ動画がありましたのでこちらもシェア。でかい、、。
気になるアマチュアクラスは?田代誠選手、鈴木雅選手、鈴木克明選手の結果
さてさて、アマチュアクラスを見てみましょう。
「ミスター・パーフェクト」田代誠選手は5位!!
ミスター・パーフェクトこと田代誠選手は70kgクラスにエントリー。決勝進出を果たし、結果は5位入賞。すごい!!
このクラスで頑張っている日本人選手に希望を与えてくれる結果になりましたね。
結果は鈴木雅選手、鈴木克明選手は決勝進出ならず
鈴木雅選手は80kgクラスで8位でした。脚は完全に世界レベルですね。すごすぎる。 鈴木克明選手も80kgクラスで、ランクは11位でした。 鈴木雅選手とファインラボ代表の鈴木克明選手は80kgクラスでエントリー。鈴木社長は85kgクラスかと思っていましたが、どうやら激しい減量で体重が落ちてしまったので80kgにエントリーされたとのこと。 結果としては両者とも決勝進出とはなりませんでした。この2人が決勝にいけないなんて、 他の写真はこちらから見れます。たくさんあって探すのが面倒ですが。 デキスタージャクソン ブランチウォーレン 2014年はデニスウルフでしたが、今年はデキスタージャクソンが完全なプロポーションで5回目の優勝。2位は超ハードコアなトレーニングで有名なブランチウォーレン。 ここまできたらどっちが勝ってるのかわかりませんが、とにかく尊敬です。 【動画追加】ファーストコールアウトの様子です。ブランチウォーレンもやばいけど、デキスター・ジャクソンのプロポーションが完璧。
やっぱり80kg以上のクラスはアマチュアでもバケモノが集まるんですね…。
→2015 Arnold Amateur Mens Open Bodybuilding | MUSCLE INSIDERプロ部門はデキスタージャクソンが5回目の優勝!2位はブランチウォーレン
デキスター・ジャクソンは何のサプリメントを飲んでいるか調べたところ、BLADE NUTRITIONという自分のブランドがあるみたい。アメリカのプロボディビルダーとして、自分ブランドのサプリを作るという王道をいってますね。
ちなみに「ブレード」というのはデキスター・ジャクソンのニックネームで、「刃物のように鋭いプロポーション」というところからきているそうです。
確かに納得できる。
アメリカのニックネームはかっこいいし、センスがあります。それがそのままビジネスでもブランドとして使えますからね。
それに対して日本のボディビルダーにつけられるニックネームはお世辞にもかっこいいとは言えません…(どれとは言いませんが)
ブランチウォーレンが契約しているサプリメントメーカーは、山岸選手と同じ超一流ブランドのGaspari Nutrition(ギャスパリニュートリション)です。サイトによると、ブランチウォーレンはトレ前後にマイオフュージョンのアドバンスドプロテインを2杯飲んでいるそうな。
マイオフュージョンは私も飲んだことがありますが、めちゃくちゃ美味しいです。甘ったるくもなく、日本人にもオススメ。
最近ではアメリカのプロテインで甘すぎるものは減ってきた感がありますね。ちなみにストロベリークリーム味が最高にウマい。
アーノルドクラシックプロ3位以下の選手の写真はこちらから
→2015 Arnold Classic Mens Bodybuilding | MUSCLE INSIDER
編集後記
参加された日本人選手のみなさん、本当にお疲れ様でした。
アーノルドクラシック直前の山岸選手のトレーニングもチェックしてみてください。
→アーノルドクラシック2015直前特集パート1!山岸秀匡選手がバキバキの体でトレーニング(胸)を公開してるよ!
→アーノルドクラシック2015直前特集パート2!山岸秀匡選手のバキバキ背中トレーニング