ボディビルダー、木澤大輔選手が販売している「ジュラシックオリジナルレザーベルト」の長期使用レビューをお届けする。結論からいうと、次のとおりだ。
- ナチュラルボディビルダー、木澤大輔選手のオリジナルベルト
- ウェスト幅が細めのレバーアクション設計で肋骨が痛くない
- レバーアクションなので着脱が一瞬、ホールド感も強い
本当にこんなベルトを探していた。長い期間使ってみて、大満足している。今のベルトで満足している人も、どうもしっくりきてない方もぜひ一読してもらいたい。
細めの設計で肋骨が痛くならない
ジュラシックベルトの特徴は、なんといっても「コンパクトなレバーアクションベルト」という点。このためだけに買ったと言ってもいいくらい、大きなメリットだ。
市場に出回っているレバーアクションベルトの多くは、ウェスト幅が太めに作られている。パワーリフターを主な想定ユーザーとしているため、安定感を増すためだったり、外国人の大きな体格に合わせて設計されていることが多い。
たしかに、太いレバーアクションベルトの安定感は強い。しかし、ウェスト幅が太い設計だと、肋骨にあたって痛くなってしまう。そのため個人的にどうもしっくりくるベルトがなかった。
一方で、上記の画像のようにジュラシックベルトはすこし細く作られており、全体的にコンパクトな設計になっている。よって、装着したときに肋骨が痛くなりにくく、かつ絶妙にフィットする。細めなので男性より骨格の小さい女性でも装着できる。
木澤選手が使っているのを見て「探していたベルトはこれだ！」と一目惚れ購入したが、買って本当に良かった。
一瞬で着脱できる
レバーアクションベルトの最大のメリットは、その着脱のしやすさだ。ベルトを締めたり、緩めるのが一瞬で完了する。他のベルトでは味わえない便利さだ。
たとえば、一般的なピンでとめる形式のベルトを使っていて、スクワットやデッドリフトで追い込んだ後にベルトが外れにくく、イライラしたことはないだろうか。僕は・・・たくさんある！
レバーアクションベルトを使うとそのストレスがなくなる。これだけでもレバーアクションベルトを選ぶ大きな理由になる。
また、ピンタイプのベルトをきつく装着しようとして、パワーラックの柱を利用して締める経験をしたことがある人はいないだろうか？レバーアクションベルトを使えば、そんな装着が一瞬で終わる。
テコの原理を使ってベルトを締められるので、またたく間にがっちりホールドできる。休憩して、「さぁやるぞ！」と思ったと同時に、シームレスにベルトを締められるのは本当に心地よい。
頑丈な設計
コンパクトな設計とはいえ、レバーアクションベルトなので頑丈に作られている。まるで壊れる気配がない。もし壊れたときは、購入から1年以内であれば無償で交換してもらえるのも嬉しいサービスだ。
そもそも価格の高いベルトは、10年はザラに使えることが多い。もちろん僕も10年以上は使う予定でいる。途中で壊れたとしてもまたジュラシックベルトを買うことは確実なくらい気に入っている。
デメリット：重たい
一般的に、レバーアクションベルトは重たい。ごっついレバーがついているのでさすがにしょうがないとは思う。ジュラシックベルトも例外ではなく、ずっしりとくる重さだ。頑丈さとの裏返しになるが、ナイロンベルトより曲げにくいため、カバン内のスペースも必要になる。
僕は自分がいつも行くジムにはジュラシックベルトを持っていくが、電車に乗って遠くのジムに行くときや、用事の合間にジムに行くときなどは、シークのナイロンベルトを持っていくようにしている。
Schiek(シーク) リフティングベルト 4004（日本正規品）
ジュラシックベルトはどんな人におすすめか
パワーリフター向けのレバーアクションベルトほどガチなベルトはいらないが、レバーアクションの着脱のしやすさ、ホールド感のメリットを享受したい人におすすめしたい。
また、太いレバーアクションベルトを買って肋骨が痛くなって後悔している人は、フリマアプリで売っぱらい、ジュラシックベルトを手に入れることを検討してもいいだろう。
木澤選手はYoutubeの動画内で「ベルトをきつく締められない女性トレーニーにもおすすめ」と語っていた。
初心者の1本目というよりは、中級者の2本目
率直に言うと、ジュラシックベルトはトレーニング初心者が一本目に買うベルトとしてはハードルが高いかもしれない。初心者にはシークのナイロンベルトがおすすめだ。軽いし充分強くホールドできる。ジュラシックベルトよりは価格も安い。丈夫なので長く使える。
しかし、トレーニングを始めて数年経過して「扱う重量が増えてきた」「そろそろトレーニングのレベルをワンランクアップさせたい」という人にはジュラシックベルトをぜひ検討してもらいたい。
