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ボディビル系トレーニングばかりしてた人がブラジリアン柔術を始めたらどうなるのか?

ボディビルダーが柔術を練習している

2025年になってタイミングが良かったので、ブラジリアン柔術を始めた。20代前半からボディビルトレーニングを続けていたアラフォーが、格闘技を始めるとどうなるのか?始めてしばらく経過したのでその感想をお届けする。

なぜブラジリアン柔術を始めたのか?

ブラジリアン柔術を始めた理由はいくつかあるが、もともと格闘技には興味があって総合格闘技をよく見ていた。RIZINを観戦する中で、ホベルト・サトシ・ソウザ選手やクレベル・コイケ選手が次々と一本勝ちする姿を見て、シンプルに「かっこいいな」と感じたのが最初のきっかけだった。

とはいえ、格闘技をやるにしても、殴ったり蹴ったりするのは嫌だった。ヘッドギアをつけるのでそこまでダメージを受けることはないのかもしれないが、それでも脳が揺れるリスクを考えると健康に良くないと思った。そもそも、殴り合うこと自体に抵抗があった。

じゃあ自分に合う格闘技は何かと考えたときに、ブラジリアン柔術にたどり着いた。打撃がないため比較的安全で、事前に「ケガが少ない格闘技」という情報も得ていたので、「これならやってみようかな」と思ったのが決め手だった。

実際に始めてみると、突き指をしたり、アバラを痛めたりすることはあるが、今のところ大きなケガはしていない。女性の会員さんもいるし、高校生から50代まで、幅広い年齢層が楽しく柔術を学んでいる。

ボディビル系トレーニングでつけた筋肉は格闘技に使えるのか?

自分はこれまで10年以上、ボディビル向けのトレーニングをしていた。筋肉を大きくすることが目的だった。だから、運動能力を向上させるためのトレーニングをあまりしてきていない。

実際に柔術を始めてみると、これまで鍛えてきた筋肉が使える場面もあるが、やっぱりボディビル系のトレーニングは運動向きではないな、とあらためて思った。ボディビルトレーニングの中には筋力アップを目的としたものも含まれているので、その部分に関してはある程度通用する。とくにデッドリフトやスクワットはやっていてよかったと思う。

ただ、運動自体は下手になっているし、関節が硬くなっている。わかってはいたものの、ボディビル特有の「効かせる」トレーニングはやっぱりアスリートは多用してはいけない。

僕の場合、特に肩のインナーマッスルや肩甲骨周りの可動域が狭くて硬い。肩の関節技をかけられたらすぐに極まってしまう。昔はここまでではなかったが、ボディビル的なトレーニングを続けていたことで、知らず知らずのうちに可動域が制限されてしまったようだ。

ボディビル的なトレーニングを一切やめた

今はボディビル系のトレーニングは一切やめ、体幹トレーニングを中心に取り組んでいる。BIG3は続けているが、より運動を意識したやり方に変えている。

ベンチプレスも筋肥大目的ではなく、ブリッジ強化を意識したやり方にシフトした。また、トルコ式ゲットアップやチューブを使った体幹トレーニングの割合がかなり増えた。可動域を広げるストレッチや柔軟性向上のトレーニングにも力を入れている。堀口恭司選手などのYouTubeを見て、格闘技に使えそうなトレーニングをしている。

筋トレ自体は相変わらず続けているが、10年以上続けたボディビル的トレーニングをついにやめたので感慨深い。今は見た目は完全にどうでもよくて、強くしなやかな、怪我をしにくい体を目指している。

なにがなんだかサッパリわからんけど楽しい

ブラジリアン柔術を始めた感想としては、ものすごく難しいが楽しい。

スパーリングをするときには、まだ何をすればいいのかわからなくなることも多いが、眠っていた闘争心が刺激されるような感覚がある。それが自分にとっては新鮮でワクワクする。アドレナリンがドバドバ出る感じだ。

柔術は非常に難しい競技として知られていて、実際にやってみるとマジで難しい。正直、わけがわからない。だからこそやりがいがあるし、成長を実感できるのが面白い。自分よりかなり年上の人に簡単にやられてしまうことも多く、それがまた悔しいけれど、同時に学びが多い。社会に出てから、自分の「師匠」と呼べるような存在ができることもすごく尊いことだと感じている。

さらに、柔術は相手がいないとほとんどの練習が成り立たない。だからこそ、自然とコミュニケーションが生まれ、仲間と仲良くなれる。 フィットネスジムでは各個人が黙々と筋トレをするので、人との会話は生まれにくい。柔術は老若男女が楽しめる競技なので、すごく和気あいあいとした雰囲気がある。その空気感も自分にとって心地よく、柔術を続ける大きな理由のひとつになっている。

格闘技に興味のあるトレーニーは多いと思う。でも殴ったり、殴られたりするのはイヤという方は、ぜひ近くの柔術道場に体験に行ってみてほしい。これはまじで体験してみないと面白さがわからない。テキストでは伝えられない。筋トレに物足りなくなってきたトレーニーよ、ブラジリアン柔術道場の門を叩いてみてくれ!

柔術にも良かったサプリメントとか

練習では定番のCCDを飲んでいる。やっぱりCCDは最強です。こんなアラフォーのお兄さんでも体力が続いてくれる。特に疲れているときはCCDにBCAAを混ぜる。BCAAはF&W(エフアンドダブリュー)が爆安なので最近のお気に入り。

スパーリングをするとめちゃくちゃ疲れるので、練習後はすぐにグルタミンを飲む。最近はAmazonで一番安かった「INNOCECT グルタミン」を選んでみた。グルタミン特有のエグみはややあるが、効果自体はグルタミンそのものなので満足している。

HMBカルシウム(ヘルシーカンパニー)も買ってみた。しばらく練習したら柔術の試合に出たいと思っていて、そのためには階級を合わせるために体重を数kg落とす必要がある。楽して痩せられないかと企んでHMBを買ってみた。HMB特有の臭みがまぁまぁ抑えられていて良い感じ。

道着の中にラッシュガードを着る必要があり、アンダーアーマーのロングスリーブロングスパッツを着ている。アンダーアーマーはリアルのスポーツ店で買うと高いが、Amazonだとけっこう安く買える。暑い季節に買うとAmazonでも1000〜1500円くらい高くなるのだが、寒い季節だと安いので追加で買っておいた。アンダーアーマーが↓の値段で買えるってけっこうすごい。

おわりに

とまぁ、最近の私はこんな感じでブラジリアン柔術にハマっていて、多いときで週5で練習している。体はけっこうボロボロである。やっぱりアラフォーにもなると回復が追いついてこないのがショック。でもまぁ柔術を始めたおかげで、最近下がっていたサプリメント熱が復活してきたのは思ってもない誤算だった。これからも細々と続けていきます。