タイトルのとおりなのだが、カロリー計算はもう生成AIにすべて任せるとよい。ためしに、次のようなプロンプト(生成AIへの指示)を書いてみた。
あなたは栄養管理のプロフェッショナルです。以下の条件をもとに、減量時のカロリー管理についてアドバイスをしてください
・体重76kg、体脂肪率およそ15%、36歳男性
・1日の総摂取カロリー:2200kcal
・たんぱく質40%、炭水化物30%、脂質30%の割合に設定する
・炭水化物を炊いた白米の量(g)で計算して
・たんぱく質を鶏むね肉の量(g)で計算して
・たんぱく質をすべて食事から摂取するのはしんどいから1日2回プロテインを飲みます
・どんな食材から脂質を摂取すればいいか計算して
・週3日、各45分のBIG3をメインとした筋トレをする想定です
上記をChatGPTに投げてみると、5年前は自分でやっていたカロリー計算が一瞬で終わる。
1. 栄養素別のカロリーと摂取量の計算
摂取カロリーの割合と栄養素の量
- 総摂取カロリー: 2200 kcal
- たんぱく質40% = 2200 × 0.4 = 880 kcal
- 炭水化物30% = 2200 × 0.3 = 660 kcal
- 脂質30% = 2200 × 0.3 = 660 kcal
各栄養素の量
- たんぱく質: 880 ÷ 4 = 220 g
- 炭水化物: 660 ÷ 4 = 165 g
- 脂質: 660 ÷ 9 = 約 73 g
2. 各栄養素の食材量
たんぱく質(鶏むね肉 + プロテイン)
- 1日の必要量: 220 g
- プロテイン2回(1回20 g × 2回 = 40 g)を利用する場合、残りのたんぱく質量は 220 g – 40 g = 180 g を食事から摂取
鶏むね肉の量
- 鶏むね肉(皮なし)はたんぱく質含有量 23 g/100 g → 1日約780 gの鶏むね肉を摂取
炭水化物(白米)
- 1日の必要量: 165 g
- 炊いた白米の炭水化物含有量は 37 g/100 g → 炊いた白米約450 gが1日の目安。
脂質(推奨食材)
- 1日の必要量: 約 73 g
脂質を含む食材例
以下の健康的な脂質を摂取するのがおすすめです:
- オリーブオイル: 1杯 (15 ml) = 約13.5 g脂質
→ 大さじ3杯で約40 g脂質を摂取可能。 - アボカド: 1個 (150 g) = 約22 g脂質
→ アボカド1個で22 g脂質。 - ナッツ類(アーモンド、クルミ): アーモンド25 g = 約14 g脂質
→ アーモンド50 gで約28 g脂質。 - 卵黄: 1個 (18 g) = 約5 g脂質
→ 卵2個で約10 g脂質。
3. プラン例
朝食
- プロテイン1回分(20 gたんぱく質)
- 卵2個(約12 gたんぱく質、10 g脂質)
- 白米100 g(約37 g炭水化物)
- オリーブオイルをかけたサラダ(15 g脂質)
昼食
- 鶏むね肉250 g(約58 gたんぱく質)
- 白米150 g(約56 g炭水化物)
- アボカド1/2個(約11 g脂質)
- 野菜サラダ(オリーブオイル10 g使用)
間食
- アーモンド25 g(約14 g脂質)
- プロテイン1回分(20 gたんぱく質)
夕食
- 鶏むね肉530 g(約122 gたんぱく質)
- 白米200 g(約74 g炭水化物)
- オリーブオイル使用(10 g脂質)
4. 筋トレ後の注意点
- 筋トレ後はたんぱく質と炭水化物を組み合わせることが重要。
例:筋トレ後30分以内にプロテインと白米(100 g程度)を摂取。
ポイント
- 鶏むね肉を食べきれない場合、魚(例:サーモンやマグロ)や脂肪分の少ない牛肉も活用可能。
- 健康的な脂質を摂取するため、ナッツやアボカドをうまく取り入れることを推奨します。
- 筋トレ後のリカバリーと減量を両立するため、プロテインをうまく活用してカロリーを管理してください。
もうこれでいいじゃん
以上が、すべてChatGPTが提案してきた食事内容だ。カロリー計算を散々やってきた経験から言ってもかなり正確だと思う。
鶏むね肉が嫌いなら別のたんぱく源を提案してもらえばいいし、白米もそう。朝はスムージーにしてほしいなら、それを伝えてまた食事プランを作ってもらえばいい。これこそ生成AIの強みだ。
良い時代になったなぁ・・・。