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筋トレガチ勢しかわからない?究極の筋トレ好きあるある14

世の中に多くの「筋トレ好きあるある」の記事はあるものの、なんだかいまいちしっくりこない。

我々は「筋トレ好き」というよりは、「筋トレガチ勢」であり、生活すべてを筋肉に捧げるような、”いっちゃってる人たち”なのだ。世間の人はほとんど理解してくれないだろう。

そこでこの記事では、筋トレに狂ってしまった人たちが共感してくれるであろう「あるある」をまとめてみた。

炭水化物は「カーボ」、脂質は「ファット」

炭水化物は英語で「カーボハイドレート」。略して「カーボ」と呼ぶのはトレーニーの基本中の基本。脂質は「し」が連続して言いづらいため、「ファット」と呼ぶ。

カロリー計算をしているトレーニーと話すときは共通語であり、「トレ後(筋トレ後)のカーボは何グラム摂ってる?」「あ、けっこうファット多めなんだね。」などといった使い方をする。

ただ、タンパク質だけは「タンパク質」と呼ぶ。プロテインは「プロテインパウダー」を指すので、意味合いが違ってしまう。

有酸素運動は「カーディオ」

筋トレガチ勢は有酸素運動のことを「カーディオ」と呼ぶ傾向にある。これは英語の「カーディオバスキュラー」からきており、英語圏のトレーニーは有酸素運動のことを「カーディオ」と省略して呼ぶ。

マックス

でもこれは人にもよるかも。

他人の減量時の摂取カロリーが気になる

減量中、他人の摂取カロリーやタンパク質、脂質、炭水化物の比率がとても気になる。自分と比べてみて、「自分はもうちょっと増やしてもいいかな」などと参考にする。

「まさし」と言えば「鈴木雅」

一般の方が「まさし」と聞くと、おそらく「さだまさし」や「田代まさし」を思い浮かべるかもしれない。

しかし、我々の業界では「まさし」と言えば「鈴木雅選手」である。2019年7月時点、全日本ボディビル選手権を9連覇しているみんなのヒーローだ。

鈴木 雅-PERFECT BOOK- (B.B.MOOK)
ベースボール・マガジン社 (2017-05-31)

「ジュラシック」といえば「木澤」

普通の人が「ジュラシック」と聞くと映画「ジュラシックパーク」を連想するだろう。しかし、我々は間違いなくボディビルダーの「ジュラシック木澤選手」が頭に浮かぶ。

一説によると、スピルバーグが日本で休暇中、JBBFのボディビルコンテストで木澤選手の大きな体を見てジュラシックパークの構想を思いついたという話もある(※嘘です)。

なかやまきんに君はおもしろい

なかやまきんに君の筋肉ネタはめちゃくちゃにおもしろい。筋トレガチ勢ほど笑っているはず。

自転車を漕ぐと脚が無意識にパンプする

自転車に乗っていると、無意識のうちに脚の筋肉をより多く使ってしまい、筋肉が張ってくる。

坂道を登りきった後にはけっこうパンプしていて、それを気持ち良いと感じてたりする。変態だ。
ちなみに、階段を登っても同じ現象に遭遇する。

胃がブラックホール

筋肉がものすごく発達している筋トレガチ勢は、「無限に食べられるんじゃないか?」というくらい大きな胃袋を備え持つ。印象でしかないが、経験上、体が大きい人ほど食べる量が多くなる。

以前、100kg近くあるボディビルダーと3時間の食べ放題に行ったとき、彼は3時間ひたすら食べ続けていた。普通なら時間が経つにつれて皿に盛る量が減るはずなのに、時間切れになるまで量は変わらず、心底驚いた。

内転筋が邪魔で強制的にガニ股歩きになる

ボディビルダーや競輪選手によく見られる光景。

脚の内側の筋肉が肥大しすぎて、無意識のうちにつま先が外へ開き、ガニ股で歩いてしまう。ガニ股歩きは印象があまり良くないため、気をつけなければいけない(でも開いちゃう)。

スカートや短パンの人がいたらカーフの形をチェックしてしまう

前方にスカートや短パンを履いた人が歩いていたら、男女関係なく、ふくらはぎ(カーフ)の形を見てしまう。

「あの人の歩き方だとああいう形のカーフになるんだな」とか、「あの人カーフでかいなー!うらやましい…」などと思っている。

マックス

変態だな。

減量より日焼け、バルクアップのほうがツラい

減量はつらいイメージがあるが、食事量を調整したり、カーディオを増やせば意外とすんなり進む。

それよりも、日焼けがしんどい。何回も焼かなければ黒くなれないので、お金と時間がかかる。ただでさえ忙しいなか筋トレ時間を確保しているのに、日焼けもしなければならないのはキビシイ。

また、バルクアップ中はどれだけ食事量を増やしても体重が増えないことはザラにある。楽な方法はなく、今の食事量で体重が増えないなら、さらに食事量を増やさなければならない。太りにくい体質の人にとってはバルクアップが地獄だったりする。

ジムでのボディチェックは猛反省しながらやっている

ジムが主な生息地の筋トレガチ勢は、鏡に向かってポーズをとることが多い。「自分にうぬぼれてる」「ナルシストだ」と批判されることもある。

たしかにそういう人もいるかもしれないが、ガチ勢に関しては、鏡を見ながら「自分、マジで小さいな…」「二頭筋が全然大きくなってない…」など、ヘコんでいることのほうが多い。なのでそっとしてあげてほしい。

スーツのサイズが毎年変わる

筋トレガチ勢は、毎年体型が変わる。そのため、仕事でスーツを着る人はほぼ毎年買い換えるか、オーダーメイドを作るしかない。心の底から、「仕事でスーツを着る文化が絶滅すればいいのに」と思っていたりする。

なんなら、減量シーズンとバルクアップシーズンで体型が10kg前後変わることもあるので、両方用のスーツを用意しなければならない。

「何を目指してるの?」という質問にはウンザリ

ボディビル的な体型を目指して筋トレをしていると、「そんなに筋トレして何を目指してるの?」と頻繁に聞かれる。正直、筋トレガチ勢は何度も聞かれてウンザリしている。

この質問は、「なんで歯磨きをするの?」と聞くのと同じで、「するからする」以外に答えようがないのだ。

まとめ:筋トレガチ勢ライフはめんどうだけど抜けられない

今回挙げたあるあるを見て再確認した。やっぱり筋トレガチ勢はどこかおかしい。これでは世の中の人に変人扱いされてもしょうがない…。

しかし、やっぱり大好きな筋トレ。面倒なこともあるが、パンプの喜びに代わるものはない。

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