ゴールドジムが販売する減量用サプリメント「カルニチン」を使い、40日で約3kg痩せることができました。
もちろんですが、飲むだけで痩せたのではなく、適切なカロリー設定と、筋トレもしています。
この記事では、ゴールドジムカルニチンを使った減量結果や方法、摂取の仕方などをレビューします。
ゴールドジム カルニチンレビュー:カルニチンって何だ?
カルニチンを知らない方もいるかもしれないので、先にざっくり補足しておきます。
カルニチンとは、アミノ酸の仲間で、牛肉や羊肉に多く含まれる成分です。
減量サプリにほぼ必ず含まれ、個人的には「あ、そろそろ減量の季節か、カルニチン買っておこうかな〜」くらいなじみがあります。
そんなカルニチン、減量をする人にとってはいろいろとうれしい効果が報告されています。
研究で証明されたカルニチンの効果:脂肪燃焼サポート、運動パフォーマンスアップ
カルニチンの主な効果は次のとおり。
- 脂肪燃焼のサポート
- 運動能力向上
- 疲労の軽減
カルニチンの効果として代表的なのは、脂肪燃焼をサポートする点です。
具体的には、カルニチンは脂肪をエネルギーとして消費する手助けをしてくれます。
運動をすると血液の中に脂肪が流れ出て、カルニチンがそれをキャッチし、脂肪を燃やす工場のような場所まで運んでくれるのです。この工場を「ミトコンドリア」と呼びます。
他にも、
- 「カルニチンと一緒に多めの炭水化物を摂取しても太らなかった」
- 「体内の脂肪をより多く使った」
- 「疲労感が少なく、25%長く持久力の運動ができた」
など、様々な効果が研究によりわかっています。
まとめると、「減量だけではなく、運動や筋トレのパフォーマンスまでサポートしてくれる」のがカルニチンの効果です。
パフォーマンスはあまり体感できず
減量効果は体感しましたが、正直なところ、パフォーマンスアップはよくわかりませんでした。ベンチプレスで扱う重量が増えるわけでもなく
脂肪をエネルギーに変えるので、どちらかといえば、スタミナを多く使う持久系アスリートのほうがパフォーマンスアップを体感しやすいかと思います。
カルニチンブランドの王様「カルニピュア」を使用
ゴールドジムカルニチンには、「カルニピュア」が採用されています。
スマートフォンに「iPhone」や「Galaxy」というブランドがあるように、カルニチンにもブランドがいくつかあります。その中でも、もっとも有名なのが「カルニピュア」です。
とはいえ、ゴールドジムだけがカルニピュアを使っているわけではありません。多くのカルニチンサプリメントで使われています。カルニチンサプリメントを選ぶなら、カルニピュアを選んでおくと現時点では間違いないでしょう。
ちょっと前置きが長くなりましたが、ゴールドジムカルニチンを使って減量した結果についてみていきます。
ゴールドジム カルニチンを使って感じた効果
結論からいうと、さほど停滞することなくスムーズに痩せられたという印象です。
食事方法は後からお話するとして、まずは減量の結果について。
40日で約3kg痩せた
2月20日にカルニチンを飲み始め、記事執筆現在の4月3日までで区切ると、約3kg痩せました。40日で3kg減なので、なかなか順調ではないでしょうか。
このグラフは2月5日始まりですが、2月20日付近から順調に落ち始めていることがわかります。
あらためて見ましたが顕著ですね。減量が加速しています。これスゴいな…。
ちなみに、アプリは「マイフィットネスパル」を使っています。カロリー設定ができて、食事管理が簡単、体重をグラフにしてくれる機能が気に入っています。有料プランもありますが、無料プランで十分すぎるほど使えます。
停滞なく、ゆっくり痩せていった
ゴールドジムカルニチンを飲み始めて気づいたのは、停滞することなく痩せていくこと。
減量には必ずといっていいほど停滞期があります。体重が減らないとかなりストレスになるのですが、今回はそんなこともなく、ゆっくりと落ちていきました。脂肪のみを落とす減量は基本的にゆっくり進むので、理にかなっています。
ただし、飲むだけで痩せるサプリなんてこの世に存在しません。当サイトでは一貫して、このことを主張してきました。あるとしたらこの世に肥満問題は存在しませんよね。
ダイエットでもっとも大切なのは、カロリー設定です。つまり、「何をどれだけ食べるのか」ということ。どんなに優秀なダイエットサプリメントを飲もうが、食べ過ぎたら太るんです。
しかし、カロリー設定が適切ならば、ダイエットサプリメントは減量を加速してくれます。
ということで、今回私がおこなった減量方法も紹介していきますね。
今回の減量方法の進め方:カロリーサイクル法
繰り返しますが、減量をするなら、何はともあれカロリー設定。これが一番大事。
減量用のカロリー計算式はいくつかありますが、ざっくり2200kcalからスタートしました。
タンパク質(P)、脂質(F)、炭水化物(C)の内訳は以下のとおり。
- P:170g
- F:30〜80g
- C:150〜250g
(FとCは変動するので幅をもたせています)
最初は、月に1〜1.5kgペースで落ちていきました。これはこれでよかったのですが、「さすがにもうちょっとペースを上げたいな」と思ったので、カルニチンを投入。
なお、F(脂質)とC(炭水化物)の数値に幅がありますが、これは「カロリーサイクル法」を取り入れているからです。
カロリーサイクル法とは、トータルのカロリー数は変えずに、炭水化物と脂質のバランスを変更していく方法です。カロリーを極端に下げる必要がなく、肉体的、精神的ストレスが少ないのがメリットです。
具体的には、タンパク質量は毎日固定し、炭水化物と脂質の量を増減します。
- 週に2〜3日:炭水化物を増やし、脂質を減らす
- 週に4〜5日:炭水化物を減らし、脂質を増やす
こんな感じで、カロリーをサイクルしています。
結果的に、この方法を採用してから、約40日で3kg痩せたというわけです。
ちなみに、筋トレは週4日おこないました。筋トレ内容については深くはお話しませんが、どんな分割であれ、筋トレをしてさえすれば特に問題はありません。
ゴールドジムカルニチン 摂取方法、摂取量
- 摂取方法:トレーニング前もしくは食事時
- 摂取量:4粒/日
ゴールドジムカルニチンの摂取量は、パッケージに記載している「4粒/日」を基本としました。量にすると約1.6gで、牛肉2〜2.5kgに含有されるカルニチン量に匹敵します。減量中にそんなに大量の牛肉を摂取するとカロリーオーバーになりますし、お金持ちでもなければ財布が死にます。サプリメントからの摂取が効率的です。
摂取タイミングは、炭水化物を摂取する時、もしくはトレーニング前です。どちらかといえば、食事時に摂取することが多かったですね。
カルニチンに関する研究では、多くの場合が食事と一緒に(特に炭水化物が多めの食事)摂取しているため、摂取タイミングは必ずしもトレーニング前でなくてもいいかもしれません。あまり敏感にならずともよろしいかと。
摂取量に関して補足ですが、1日に4g摂取している研究内容が多く、1回2gの摂取を1日に2回(朝とトレーニング前など)、といった方法で飲むことが多いようです。
ゴールドジムカルニチンは「長い期間、ゆっくり減量したい人」におすすめ
私が思うに、ゴールドジムカルニチンは、「長い期間をかけて無理なくゆっくり脂肪を落としたい人向け」のサプリメントです。
言葉を変えると、「脂肪を落とす減量は、ゆっくりでしか進まない」ことを理解している人、ともいえるかもしれません。
減量をカロリー設定から真面目にする人向けというか、本質的に頑張ってる人を応援してくれる印象を受けますね。
減量中の人なら体脂肪を減らすサポートしてくれますし、増量中の人なら無駄な脂肪の増加をできるだけ抑えるのに使えるでしょう。
ゴールドジムのサプリメントは高価なものが多いのですが、ゴールドジムカルニチンはその中でも比較的安いほうなので、気になる人は試してみてください。
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