歳を重ねると感じるのは、体力や集中力の低下。若い頃の動きはできなくなり、疲労も抜けにくい。昔は2時間くらいへっちゃらで集中出来ていたのに、今じゃ1時間も続かない。悲しい。
そう、今の私です…。諸行無常を痛感しています。
もし、あなたが私と似たような絶望感を襲われているとしたら、「還元型CoQ10(コエンザイムQ10)」が強い味方になってくれるかもしれません。
「CoQ10」とは、疲労軽減や運動能力向上、アンチエイジングなど、様々な効果が研究により証明されているサプリメント。
特徴としては、日本の「カネカ」の還元型CoQ10を使っていること。もうこれだけ。
世界で初めて、化学合成ではなく酵母からCoQ10を作り出したのはカネカ。CoQ10の分野で世界をリードする、日本の誇りです。
「還元型CoQ10」をしばらく使ってみて、「体が軽くなった」「仕事中の集中力が増えた」といった体感がありました。
率直に言うと、若い人には必要ないかもしれません。ですが、最近マジで体の衰えを感じ、ビビり始めている私にとっては、頼もしい相棒になりました。
CoQ10の効果をさらっとおさらい
CoQ10の効果については「CoQ10(コエンザイムQ10)の筋トレへの効果、摂取量と飲み方」でがっつり解説していますが、さらっと復習しておきましょう。
- 働き:ATPの生成、活性酸素の除去
- 効果:疲労軽減、運動能力向上、老化対策など
簡単にいうと、体が動くエネルギーが作られやすくなったり、体についたサビを取り除いてくれるイメージです。
とまぁ、摂取したことのない人からすると、正直言ってかなり胡散臭い内容に思えるでしょうな。
「じゃあ実際はどうなんじゃいっ」と試してみたら、思っていたより良かったのでびっくりです。
レビュー
私が試したのは、「Healthy Origins(ヘルスィー・オリジンズ)」というブランドの、還元型CoQ10(ユビキノール)です。カプセルの大きさで種類があるのですが、1カプセルに100mg入っているタイプを選びました。
(還元型=ユビキノール)
使ってみて感じたのは、次の2点。
- 体が軽くなった
- 仕事の集中力が上がった
1. 体が軽くなった
私生活でも、運動中でも、なんだか体が軽くなったのを感じました。マッサージの後のような、体がスーッと動く感じ。これを「活力」というなら、そうなもかもしれません。疲労感が抜けると表現してもいいかも。
おそらく、CoQ10を摂ることによって、体が動くエネルギー「ATP」が作られやすくなったのでしょう。
2. 仕事の集中力が上がった
朝食後にCoQ10を飲み、仕事をすると、集中力の向上を強く感じました。頭がブーストモードに入る感じ。
ですが、「集中力が上がる」などのCoQ10に関するエビデンスはあまり見たことがありません。
とはいえ、気分やうつの改善につながったという研究があるので、もしかしたら間接的に集中力が改善されたのかもしれません。まぁ効果があったので良しとします。
よくわからなかった点
パフォーマンス向上効果については、正直言ってよくわかりませんでした。「パワーが増大した」という研究はたくさんありますが、はっきりと即座に体感できるレベルではないかなと。
パワー増大の効果なら、クレアルカリンのほうが圧倒的に、すぐに体感できます。まぁ1ヶ月しか使用していないので、もうちょっと続けてみると何かわかるかもしれません。
ただ、先程も言ったとおり、体は軽くなりました。朝起きるのも楽になるし、頭がスッキリとした感じがある。
午前中の仕事がはかどるようになったのは嬉しいですね。オメガ3(フィッシュオイル)のサプリと一緒に摂取すると、さらに頭がシャキッとするのでオススメしたいです。
関連:【レビュー】「クレアルカリンEFX」の効果はハンパじゃないーークレアチンよりもオススメ
カネカの還元型CoQ10(ユビキノール)を選んだ理由
今回、いろいろあるCoQ10サプリの中で、カネカ製のCoQ10を選びました。それには理由があります。
サプリメント業界では、「カネカといえばCoQ10。CoQ10といえばカネカ」といってもいいくらい、有名だからです。
カネカが作る還元型CoQ10は、世界で200ブランド以上に採用されています。つまり、多くの企業がカネカの還元型CoQ10を使いたがっているということ。
カネカは世界で初めて、化学合成ではなく酵母から自然にCoQ10を開発したことでも有名で、技術力が高いのが特徴です。
「還元型」を選ぼう
CoQ10には、酸化型と還元型の2種類があります。
- 酸化型(ユビキノン)
- 還元型(ユビキノール)
あらゆる研究で、「還元型」のほうが吸収が良く、体内で利用されやすいと報告されています。だが、それはあくまでも研究結果。サプリの効果は、必ずしも研究通りとは限らない。というわけで、酸化型と還元型、どちらも試してみました。
- 酸化型:ドクターズベストCoQ10
- 還元型:ユビキノール(カネカ)
酸化型
還元型
結果からいうと、やっぱり還元型のほうが全然良かったです。「ここまで違うのか」というくらい、還元型の体感は良かった。
酸化型の場合、ほぼ体感がありませんでした。酸化型の体感が20だとしたら、還元型は80くらい。
もちろん人によって様々でしょうが、還元型CoQ10(ユビキノール)を選んだほうが、失敗の確率は低く抑えられるでしょう。
どんな人が摂取したらいいか
CoQ10をおすすめしたい人はこんな人たち。
- 30代以降で、体力の衰えを感じている
- 最近、集中力が明らかに続かなくなってきた
- いつも体がなんとなく重い
- 疲労が抜けにくくなってきた
個人的には、20〜28歳あたりの、若い方は摂取の必要はないかなと。もちろん10代も必要なし。そもそも元気な上に回復力もあるわけだから、摂取してもおそらく体感できず、「なんだこれ、微妙だな」と思ってしまうかも。
逆に、30代・40代を過ぎて、若い頃の「体力」や「集中力」を取り戻したい人は、一度試して欲しいですね。
30代に突入すると、体力や集中力の低下をはっきり感じて、ショックを受けるもの。40代、50代の方が摂取したら、もっと強い体感を感じられるのかもしれません。体内のCoQ10は加齢によって減るので、高齢者に人気なサプリというのもうなずけます。
今度、親にも勧めてみる予定です。
飲み方
これといった決まった飲み方はありません。以下は私の飲み方です。
- 運動日:300mg(3カプセル)
- 休息日:100〜200mg(1〜2カプセル)
食後に1カプセル(CoQ10量:100mg)ずつが基本。カプセルは濃いめの赤色で、大きすぎることもなく、ツルッと飲みやすい。
筋トレ日は、朝食後、筋トレ前の食事、夕食後のタイミングで摂取しています。筋トレ前に飲む理由は、筋トレで主に使われるエネルギー「ATP」の生成を効率化したいからです。
オフ日は100〜200mgを目安に摂取しています。この日はあまり深く考えておらず、摂取しないときもあります。ただ、やはり摂取したほうが体調は良いです。
関連:CoQ10(コエンザイムQ10)の筋トレへの効果、摂取量と飲み方
CoQ10は脂質サプリと同じで、本当は体に大切な成分なのに、見過ごされているサプリのひとつかもしれません。筋トレをするなら絶対にATPの生成効率は上げておきたいですしね。よって、私の中では必須サプリに格上げされました。
なお、カプセルが「50mg、100mg、200mg、300mg」と、いろいろな種類があります。個人的には、100mgタイプだと摂取量の計算がしやすく、価格も安いのでオススメです。
ぜひ一度試してみてくださいね。
LTR168