日本トップクラスのサプリブランド、HALEOの「ハイパードライブエナジー2.0」をレビューしました。
「実際にどんな体感が得られるのか」と、検討している方の参考になれば幸いです。
結論からいうと、筋肥大を狙いつつ、集中力アップや脂肪燃焼効果も期待できるため、がっつりトレーニングしている方にはぜひオススメしたいですね。
それでは、紹介していきます!
ハイパードライブエナジー2.0をざっくり解説
まずは、「ハイパー・ドライブエナジー2.0」が、どんなサプリなのか、ざっくり解説します。
ハイパー・ドライブエナジーのメイン成分は、次の3つです。
- 筋肥大をサポートする成分
- 集中力をアップする成分
- 脂肪燃焼に効果のある成分
簡単に言うと、「筋肥大」と「プレワークアウト」の要素が混ざったようなイメージ。
HALEOシリーズのファンであれば、別商品の「ハイパードライブ」と「UP!」のかけ合わせと考えると、わかりやすいかもしれません。
感じた効果
ハイパー・ドライブエナジーを摂取して、私が感じた効果についてお話します。
明らかな集中力アップ
トレーニング中、「ゾーン」に入るのを強く感じます。
カフェイン・イチョウ葉エキス・ビンカマイナーといった、集中力をアップする成分が含まれているので、当然と言えばそうかもしれません。
なお、「集中力がアップした」という判断基準としては、「限界が来てからどれだけレップを続けることができるか」「1レップごとの筋肉への効きがいつもと違うか」などで判断しています。
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軽いパンプ感
シトルリンとアルギニンが1gずつ入っているので、「強烈なパンプ」とまではいかないものの、軽くパンプ感が増します。
脂肪がつきにくいオフシーズンに
今回は、オフシーズン中にハイパードライブエナジーを使用しました。オフシーズンのため、目的は減量ではなく筋肉の増量です。
オフシーズンになると、気が緩んで脂肪がつきやすくなるのが私の課題でした…。多少の脂肪が増えるのはしょうがないですが、増えすぎるのは問題です。
そのため、なるべく脂肪をつけないよう、「カフェイン」や「緑茶エキス」といった脂肪燃焼効果のあるハイパードライブエナジーを使うことに。
結果的に、いつもより脂肪が増えることはなく、腹筋のラインをある程度残したまま、3kgほど増やすことができました。
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筋肥大の促進
ハイパードライブエナジーは、筋肥大を促進するという効果を謳っています。ただ、正直なところ、この点に関してはよくわかりませんでした。
そもそも、「明らかに筋肥大した」というのは、減量してこそ目で確認できるもの。いくら体重の数値が増えたとはいえ、オフシーズンであれば脂肪も多少は増えるため、体重が筋肉で増えたのか、脂肪なのか、どちらも考えられます。
とはいえ、前述の通り、脂肪をあまり増やさず増量できたとは感じています。もしかしたら、「筋肥大はしているものの、それを自分が認識できていなかっただけ」かもしれません。
そう考えると、「減量に入る前から使うべきだったかも」と反省しました。
ハイパー・ドライブエナジー 特徴を見ていこう
ハイパー・ドライブエナジーの成分は、やはりHALEOらしく、なかなかにマニアック。見ていてワクワクします…!
ここでは、注目成分を研究エビデンスとともにピックアップしていきます。
ホスファチジルセリン(PS)
ホスファチジルセリンは、コルチゾールのレベルを下げ、テストステロンレベルを高める効果*が研究により分かっています。
「コルチゾール」とは、体に大きなストレスがかかった時に分泌される、筋肉を分解するホルモンです。トレーニング時にも分泌されており、トレーニーとしてはあまり出てほしくないホルモンです。
ホスファチジルセリンは、コルチゾールを出にくくして、代わりに筋肉の合成をサポートする「テストステロン」というホルモンを分泌しやすくします。
ハードなトレーニングをしても、なかなか筋肉が発達しないといったトレーニーには最適な成分と言えるでしょう。
なお、国内だとホスファチジルセリンを配合したサプリメントはなかなか見当たりません。さすがHALEO。
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黒コショウエキス(ピペリン)
黒コショウに含まれる「ピペリン」という成分には、次のような効果があります。
- 血管を拡張させて血行を促す
- 各種酵素を活性化する
- 一緒に摂取したサプリの吸収率を上げる
特に、「一緒に摂取するサプリの成分の吸収率を上げる*」という点は、他の成分にはない、ピペリンの大きな特徴です。トレーニーならば、ピペリン単体だけで摂取してもいいくらいです。
また、「ピペリンとコエンザイムQ10を同時に摂取すると吸収が良くなった」というエビデンス*は、サプリメント業界では割と有名です。そのためピペリンとコエンザイムQ10が配合されたサプリメントが発売されています。
その他に、ピペリンには、少しではあるものの、脂肪を燃焼する効果*もあることが分かっています。
なお、パウダータイプのサプリにピペリンが含まれる場合は注意してください。
海外のプレワークアウトサプリに含まれることがありますが、パウダーで摂取すると、黒コショウの辛さが喉を直撃します…。
ピペリンはカプセルやタブレットで摂取した方が、はるかに飲みやすいです。ハイパードライブエナジーはタブレットなので、辛さは全く感じません。
すべての成分
成分名
|
成分量 |
ロイシン | 2,440mg |
シトルリン | 1,000mg |
アルギニン | 1,000mg |
リジン | 930mg |
スレオニン | 880mg |
バリン | 610mg |
イソロイシン | 610mg |
緑茶エキス | 400mg |
フェニルアラニン | 200mg |
ホスファチジルセリン(PS) | 200mg |
カフェイン | 200mg |
メチオニン | 180mg |
ヒスチジン | 150mg |
イチョウ葉エキス | 120mg |
ビンカマイナーエキス | 10mg |
黒コショウエキス | 2mg |
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ハイパードライブエナジーの飲み方
- トレーニング前に20粒を摂取
(パッケージに記載)
タブレットひとつの大きさは、小指の爪くらい。ただ、正直に言って20粒を飲むのはなかなか大変です。
たくさんの成分が入っているので、粒数が多くなるのも仕方がないのかもしれません。一回分をサプリメントの持ち運び用ケースに入れるのがおすすめです。
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医薬品との併用は避けたほうがいいかもしれない
バイオペリンは、一緒に摂取した成分の吸収率を上げます。医薬品と摂取した場合、規定量以上の薬品が、体内にある状態になる可能性があります。
薬を服用中の方は、ハイパードライブエナジーと併用しないように気をつけましょう。妊娠中、その予定がある方なども避けたほうが無難です。
カフェイン耐性が弱い人は注意
1回(20粒)につき、カフェイン200mgと、わりと多めの量です。カフェインに弱い人は注意してください。
私はカフェイン耐性が弱いほうなので、最初は10〜15粒くらいから飲み始めました。
どんな人におすすめか
個人的には、30代中盤以降の男性や女性にオススメです。
年々集中力が持たなくなってきたり、代謝が落ちてるのを実感している人は特に試してみてほしいところです。
他にも、
- バリバリになるまで減量はしないけど、腹筋のラインを”キレイ”に見せるくらいまで絞りたい
- オフシーズン、脂肪をなるべくつけずにバルクアップしたい
という人にもオススメです。