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人生で初めて肛門科に行った話

これはとっても”シリアス”なお話である。


まだ5月半ばというのに、僕が住む大阪では気温が上がり、Tシャツと短パンを着ても汗ばむ陽気になっていた。

窓を開けているが、風はない。
「クーラーをつけたほうがいいかな。でもまだ我慢できるしな・・・。」
自問自答を繰り返す。

じっとりした気分を変えようとツイッターを開く。

友人の大川さんがこんなことをツイートしていた。(ちなみに彼は日本一有名なフリー素材モデルで、以前一緒に筋トレをして以来友達だ。)

このツイートを見て、僕も決心した。

「僕も肛門科に行こう。」

放置していた僕のお尻。

なぜ、肛門科に行こうと思ったのか。

それは、お尻の穴の周りがずっとかゆかったからである。寝る前にとくにかゆくなっていた。そのたびにひっかいてしまい、その周りが痛くなる。

「オシリア」という市販薬を1週間ほど塗り続けると症状が改善した。
しかし、使うのをやめるとまたかゆくなる。これを何度も何度も繰り返していた。

実は、1〜2年前からこの症状は出ていた。しかし、患部が患部なだけに、病院に行く勇気がなかった。

しかし、大川さんのツイートを読んで、「これまさに俺といっしょじゃん・・・。」と思い、清水の舞台から飛び降りる気持ちで病院へ向かった。

ちなみに、「お尻の穴」と毎回書くのもなんだか恥ずかしいので、若者から人気絶大の「藤田ニコルさん(にこるん)」にちなみ、今後は「あなるん」と書くことにする。

Hello、肛門科。

家を出て、自転車にまたがる。
サドルに座る感触がいつもと違う気がした。
僕のあなるんも本能的になにか違うと感じ取っていたのだろう。

僕の家の近くにはあなるん専門の病院はなく、外科胃腸内科へ行き、肛門科を受診した。

病院に到着し、待合室に入る。5〜6人ほどの患者が待っていた。

「20分くらい待ちそうだな。その間に気持ちの整理をつけておこう。」と思っていたのだが、平日の午前中ということもあり、すぐに呼ばれた。

診察室に入る。中年男性の医師だ。
よかった。女性だったらハードルが上がっていた。

先生「今日はどうしましたか?」
僕「お尻の穴周りがかゆくて・・・」
先生「どれくらい前から?」
僕「1〜2年くらい前からです」
先生「そんなに前から?」
僕「いや、正直怖いというか、ちょっと来づらくて・・・」
先生「たしかに、大事な場所やもんねぇ」

おそらく、僕のようなことを言う患者と何度も接しているのだろう。優しい言い方で、安心した。

先生「はい、じゃあ検診しますので横を向いて寝てください。パンツを下にずらしてね。」

ついに・・・この時がきた・・・!

壁を向いて横に寝る。顔が見えないので精神的に楽だった。

しかし横になってすぐ、カーテンの奥から初老のおばあちゃん(助手)がさっと現れる。

え、聞いてないぞ・・・!先生だけじゃないのか!?
もう横になっているので、為す術もない。

助手「はいもっと膝曲げてね〜そうそう〜」

もはや従うしかなかった。

先生は10秒ほど、僕のあなるんを診察した。

先生「はいオッケー、元に戻ってください」

た、助かった・・・。
てっきり指を入れられるかと覚悟していたが、それはしないで済んだ。
本当の意味で肛門科デビューとはなっていないのかもしれないが、しないならしないでよかった。

かゆみの原因。

先生「お尻の拭きすぎやね」

僕「え?」

先生「お尻の穴のまわりが荒れてるね。これはお尻の拭き過ぎによるものがほとんどです。」

僕には心当たりがあった。
たしかに、僕は用を足したあとにお尻を強く拭くクセがあったからだ。

先生「基本はウォシュレットがメインで、トイレットペーパーで軽く拭くだけでいいんですよ。」

日本のウォシュレットはとても優秀なので、メインはウォシュレットでいい。トイレットペーパーで強く拭く必要はなく、トントンするくらいで十分とのことだ。

「ここから2週間が勝負です。」

先生「2種類の塗り薬を出しますね。もし早めに来てくれていたら、もっと早く治せたと思うねんけど、けっこう放置してしまってるからなぁ・・・。今後2週間が勝負ですね。」

僕「勝負、ですか・・・?」

先生「そう、結局これって、トイレットペーパーの使い方が根本的な原因なんですね。いくら薬を使っても、お尻を強く拭きすぎるとまた元に戻ります。2週間後また様子を見て考えましょう。大丈夫、ほとんどの人は治るよ。」

僕は思った。
もっと早くに行くべきだったと・・・。

こうして、大川さんのツイートによって僕のあなるんは救われた。(はず)
彼はひとつのツイートで、ひとつのあなるんを救ったのだ。

だから、僕もこうして記事を書いている。
恥ずかしい気持ちもあるが、この記事の読者に「肛門科へ行きたくても勇気がなくて行けない人」がいるかもしれないからだ。

もしあなたが、あなるんに問題を抱えているなら、今すぐに肛門科へ行こう。

大丈夫。
病院に行けば、老若男女、みんなあなるんに問題を抱えた人たちばかりだ。恥じることはない。


受付で塗り薬をもらい、病院を出て駐輪場へ向かった。

自転車の鍵を開け、サドルにまたがる。先生の言葉が脳内に響き渡った。

「あと2週間が勝負です」

「2週間・・・頑張れるかな・・・。」と考えながら自転車を漕いでいたら、あっというまに帰宅した。
窓を締め切っていたので熱気がこもっている。蒸し暑いので、また窓を開けた。でもやっぱり風はない。

僕は、ついにクーラーをつけた。
しばらくして、心地よい冷気が漂ってきた。

これだ、これなんだ。
暑くてイヤだと思うなら、ただ窓を開けて風を待っているだけではダメだ。
クーラーをつけるべきだったんだ。

(2週間後にどうなったか、また書きます。)

合わせて読みたい(?)

ちなみに、僕のアソコの感覚がなくなってしまった話も以前に書いている。

初めてのサイクリングでムスコの感覚がなくなった話